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桃太郎になっちゃた?  作者: 青キング
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セカンドキャリアのスタート?

近未来のお話です。

おじいさんとおばあさんが住んでいました。

「じいさん、今日の朝食はフォアグラですよ」

そんなとき川にどっしりとした桃が流れてきました。

「ばあさん! 携帯」

「ちょっと待って」

おばあさんはおじいさんの携帯を持って駆け出した。

「写メ写メ」

「ツイッターに載せよう」

そんなことをしていると桃はどんどん遠ざかって行きます。

「ばあさん、流れていってしまうよ」

「こんなこともあろうかとランチャーを取ってきておきましたよ」

おばあさんはランチャーを構えて大きな桃目掛けて放った。

「さすがばあさん!」

おじいさんは褒め称える。

「じいさんこそ桃の気配を感じとっていたではありませんか」

それに呼応するようにばあさんも褒め称える。その傍ら桃の中から十代後半の男が出てきた。


俺は何をやってたんだ? 突然吸い込まれて。

今まで視界は真っ暗だったが爆発音と同時に光が飛び込んできた。

そして目の前には見知らぬおじいさんとおばあさん。

しかも辺りを見たところものすごい田舎らしい。

何が起きたのか理解不能のまま、おばあさんに話しかける。

「ちょっとすいませんがここはどこですか?」

「自分の姿を見てみな」

俺は言われた通り自分姿を見下ろす。

どこかで見たことある格好だ。

「ようこそ桃太郎の世界へ」

「はぁ~ーーーーーーーー!」

もう一度見下ろした、確かに腰にはきびだんごが入っていると思われる袋が吊るしてあった。

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