prologue
こーんばーんわーww
もっくんです!
楽しんでいただければ幸いです。
ねぇ、知ってる?
――何を?
ほら、ラグ村の事件よ。
――あんな田舎町でなんかあったっけ?
知らないの?
――?
あのね、『悪魔憑き』が出たんだって。
――ええ?!それで??どうなったの?
うん。村人32人・・・あーいや、本人抜いたら31人だけど・・・皆殺しにされたんだってさ。
――えーコワー・・・
でも、ラグ村からここまではかなり離れてるし、そのうち騎士団が殺してくれるでしょ。
――だといいけどねー。
『白銀の騎士団』は優秀だから大丈夫よ。
――そうよね。
・悪魔憑き
悪魔と契約し、身に宿らせた人間。
宿らせた悪魔の力を使うことができる。
体のどこかに宿らせた悪魔の紋様『魔妖紋』が刻まれている。
巨大な『負』の感情・個性を胸に宿らせると悪魔が現れ、契約を迫る。
悪魔との契約が満了するとその身を悪魔に奪われ『悪魔堕ち』となる。
現在[事件後]世界に存在する悪魔憑きの数は5人だけである。
・悪魔
邪悪な存在。
巨大な『負』の感情・個性に引き寄せられ、言葉巧みに契約を迫る。
悪魔は個々に『負』の感情・個性をそれぞれ司り、その感情に合わせた力を使う。(例※「憤怒」「恨み」「嫉妬」など)
悪魔は自らが司る『負』の感情・個性を宿らせた者の元にしか現れない。
引き寄せた人間の『負』の感情・個性が大きければ大きいほど悪魔の力も強くなる。
現在存在するといわれている悪魔の数は36である。
・悪魔堕ち
悪魔との契約が満了し、悪魔に身を奪われた人間のこと。
悪魔堕ちになると不老になり、再生能力も急激に向上する。
見た目は普通の人間だが、左胸に『魔妖紋』がある。
悪魔の力も4倍に跳ね上がる。
現在この世界に存在する悪魔堕ちの数は2人である。
いろいろと変えるかもしれません(笑)
次回、第一章です。
では、また!m(__)m