表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空の下で夢を見るー小さな恨みと小さな正義ー  作者: 心井菜城愛
秋祭りの怪死事件のハジマリ
7/38

Case1-6 事件のハジマリ

 放課後。

 今、飛夜理は、下界(そと)にいるのだ。


「2日見ないだけで…」


 自分の覚えている風景とは全くの別ものだった。ひとまず、頼まれた買い物を済ませ、商店街を抜けると、書店が目の前にあり、一冊の週刊誌が目に入った。

 その本は祭りなどについて、詳しく書いてあると有名な本だ。この本になら、秋祭りの事も書いてあるだろう、と週刊誌を手に取り、パラパラとページを進めた。

       ・・・・・・・・・・・     

 その本には、秋祭りの事ではないことが次のように(つづ)って合った。


『またも惨劇、惨殺!秋祭りを前に、またも怪死事件!』


『9月×日、(しのび)(空下)村の山道にて、先日から行方不明の40代男性と思われる死体が見つかった。』


『死因は銃で数十発撃たれた事による、大量出血死と思われる。』


『そして、腹部が開かれ、内臓等が引きずり出された状態で死去してから、約4~5日ほど経つという。』

    ・・・・・・・・

『只今、50年連続殺人事件として、警察が調査に当たっているー…』


 全て読み終えると、びくり、と肩を震わせた。

 自分が通ってきた山道では、そんな、調査・取り

         ・・・・・・・・・・・

調べらしきものは、全く行われていなかったのに、だ。

 そして、50年連続殺人事件…という言葉も引っかかる。


「な…何かが…おかしい…!!」


 飛夜理は、急いでその本を買い、急いで村へ戻った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ