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Case1-2 ハジマリのデアイ
「飛夜理、て言ったっけ?」
「あ、はい」
テンションの高さに苦笑いをして返答をした。
「自己紹介しなきゃね。平井舞菜!よろしくね!」
語尾に星マークでもつきそうな、言葉に、びくりと肩を震わせた。
「テンション高いでしょ、この子。私、松木、松木愛歌」
隣の席に人なんていたか…?と考えつつも話を聞いた。
この村の事、を。
「へぇ、もうすぐ、秋祭りなんだな。」
小さく笑いながら言った。
そうすると、愛歌は、目つきを鋭くした。
そして、こう、呟いた。
「血生臭い、秋祭りが、ね」
その雰囲気はさっきまで話していた彼女とは全く違う、別の人格の様だった。