表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今日が俺で、明日が私  作者: くわ
2/7

朝起きたら俺は私になっていた!!

今日は月曜日、一週間で一番ブルーな日です。

何故って? そらあ、もちろん学校という名の地獄が始まるからですよ。はあ、たるい。

朝早く起きて、飯食って、着替えて、いろいろしなきゃいけない平日の朝。

俺は重い瞼をこすりながら、のっそりと起き上がる。腰と首の関節をぱきぱき鳴らして、背伸びする。

はあ、朝からため息。


「眠い、眠い、睡魔が俺を追ってくる!!」


そう言って、またおねんねモードに入ろうベッドにボサッっと倒れる、が、違和感、体が軽い、胸が苦しい。

俺の胸の上に何かがのっているような感覚、そして息がしにくい。

仰向けに寝ている姿勢で目を開けようとするけど、コワイ。

え?俺、今目開けたらヤバくね?ここで俺は想像する、物凄い老けたおばあさんや地蔵を。


幽霊!!??


一般人ならこいつは馬鹿かと突っ込んでくれるかもしれないが、俺は幽霊関係大っ嫌いだぜ!

夜、一人でトイレに行くときは電気を全部つけて、全速力で用をたす。

前、指輪って映画見た後はひどかった。風呂に入る時、弟に外で待っててもらってたくらいに俺は幽霊が苦手だ。


僕幽霊コワイ~~。


三歳児風に言ってみる。


こんなことを考えたらもう目は開けられないよ。

この状況どうにか打破しようと俺の脳はフル回転だ。

そして思いついたのがシェイキングです。揺らそう、そうしよう。

ごめん、俺馬鹿なの。

胸の上にあるものをを試しに揺らしてみる。もしかしたら落ちるかもね。

ゆっさ、ゆっさ。

そして帰ってきたのが。


ふるん、ふるん。


ええええええ!!!

何その反動??

感覚的には俺の胸についてる感じ。


?????


わけわかめ。


五分休憩。


覚悟を決めて、ソイヤっ!!俺は目を開ける。

、、、、

、、、

、、

な~ん~に~も~な~い~。


「いやった!!何にもねええええ!!おお、神よ俺はあなたに一生ついていきます。(嘘)」


ベッドから上半身だけ起こして叫ぶ俺。

だって何にもないんですもの。

そして、立ち上がって気付く俺。


胸が重い、部屋全体を見渡して気付く、今までの目線じゃない、全てがでかい。

頭が重いと手をあてる。

髪が異様に長い、腰のあたりまで来ている。


ほえ??


目線を胸のあたりに下げてみる。

そこにあったのは、膨らみだ。決して大きくない膨らみがそこにあった。

寝巻の上からでもわかるそれ。

徐に俺はその未知の膨らみを触ってみる。

ふにゅ、ふにゅ。


ここでまた五分休憩。


OH MY GOD!!

略して、

「O!!M!!G!!!(か細い女の子の声)」


その時俺の部屋のドアが開く。


「あなた一体何時まで寝てるの? 早く起きなっ、、、さい????」


MY MOTHERですね。


「あ!、あなた誰ですか!!!!????」


そして


「私が聞きたいわよ!!」


あれ? 私って? 

まだ始まって間もないですが感想、評価お待ちしてます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ