朝起きたら俺は私になっていた!!
今日は月曜日、一週間で一番ブルーな日です。
何故って? そらあ、もちろん学校という名の地獄が始まるからですよ。はあ、たるい。
朝早く起きて、飯食って、着替えて、いろいろしなきゃいけない平日の朝。
俺は重い瞼をこすりながら、のっそりと起き上がる。腰と首の関節をぱきぱき鳴らして、背伸びする。
はあ、朝からため息。
「眠い、眠い、睡魔が俺を追ってくる!!」
そう言って、またおねんねモードに入ろうベッドにボサッっと倒れる、が、違和感、体が軽い、胸が苦しい。
俺の胸の上に何かがのっているような感覚、そして息がしにくい。
仰向けに寝ている姿勢で目を開けようとするけど、コワイ。
え?俺、今目開けたらヤバくね?ここで俺は想像する、物凄い老けたおばあさんや地蔵を。
幽霊!!??
一般人ならこいつは馬鹿かと突っ込んでくれるかもしれないが、俺は幽霊関係大っ嫌いだぜ!
夜、一人でトイレに行くときは電気を全部つけて、全速力で用をたす。
前、指輪って映画見た後はひどかった。風呂に入る時、弟に外で待っててもらってたくらいに俺は幽霊が苦手だ。
僕幽霊コワイ~~。
三歳児風に言ってみる。
こんなことを考えたらもう目は開けられないよ。
この状況どうにか打破しようと俺の脳はフル回転だ。
そして思いついたのがシェイキングです。揺らそう、そうしよう。
ごめん、俺馬鹿なの。
胸の上にあるものをを試しに揺らしてみる。もしかしたら落ちるかもね。
ゆっさ、ゆっさ。
そして帰ってきたのが。
ふるん、ふるん。
ええええええ!!!
何その反動??
感覚的には俺の胸についてる感じ。
?????
わけわかめ。
五分休憩。
覚悟を決めて、ソイヤっ!!俺は目を開ける。
、、、、
、、、
、、
な~ん~に~も~な~い~。
「いやった!!何にもねええええ!!おお、神よ俺はあなたに一生ついていきます。(嘘)」
ベッドから上半身だけ起こして叫ぶ俺。
だって何にもないんですもの。
そして、立ち上がって気付く俺。
胸が重い、部屋全体を見渡して気付く、今までの目線じゃない、全てがでかい。
頭が重いと手をあてる。
髪が異様に長い、腰のあたりまで来ている。
ほえ??
目線を胸のあたりに下げてみる。
そこにあったのは、膨らみだ。決して大きくない膨らみがそこにあった。
寝巻の上からでもわかるそれ。
徐に俺はその未知の膨らみを触ってみる。
ふにゅ、ふにゅ。
ここでまた五分休憩。
OH MY GOD!!
略して、
「O!!M!!G!!!(か細い女の子の声)」
その時俺の部屋のドアが開く。
「あなた一体何時まで寝てるの? 早く起きなっ、、、さい????」
MY MOTHERですね。
「あ!、あなた誰ですか!!!!????」
そして
「私が聞きたいわよ!!」
あれ? 私って?
まだ始まって間もないですが感想、評価お待ちしてます。