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第26話

呼ばれたので、教室に入った。

みんなは、興味なさそうにしている。

自己紹介しろと言われたので、することにした。

「こんにちは、朝霧塁斗です。

 趣味はゲームです。よろしくお願いします。」

もちろんみんなは反応しない。

もしかして、ハズレのクラス引いた感じ?

耳を澄ますと、「男子かよ」とか、女子を期待していたような感じがした。

俺、うまくやっていけるかな、、、と思いながら、席についた。

先生に用意された席は、いかにもギャルっぽい人の隣だった。

なんか言われると思ったけど、とりあえず挨拶した。

「朝霧塁斗です。よろしくお願いします。」

彼女は、俺のことを睨んでこういった。


「うっざ。お前と仲良くする気なんてないから。」


あちゃー。こりゃ初日から敵に回しちゃったか。

でも、これから進級するまでクラスメイトなんだ。

ここは我慢しないと。

そうして、特に何も起きず昼休み。

みんなは陰キャオーラを出してる俺には興味ないようだ。

まぁ、それはそれで楽だけど。

髪を整えたりした効果なかったのかぁ。

俺は、学校が終わったのですぐ帰宅することにした。


家に帰ると、兄は居なくて、ノアがソファーでくつろいでいた。


「ノア、聞いてよー」

そうして、おれはノアに今日あったことを話した。

「あー、初日にやらかしたら終わりだね。」


やっぱそうなのか。

前の学校みたいに、めんどくさいことにならなければいいのだが、、

「そういえば、もう一人転校生が来るはずだったんだけどね。」

今日、一緒に教室に入って自己紹介をしようと思ったのにもう一人が都合で来れなくなったんだ。


風呂上がり、俺はふとこんな事を考えた。

一体誰なんだろう。仲良くなれるかな。

そう思いながら、俺は布団の中に入った。

なぜか知らないが、ノアに一緒に寝ようと言われたけど断った。

ノアはアイドルだから、普通に可愛い。

だからそこ、緊張して寝れなくなっちゃうからだ。


翌日。

俺は、教室に入った。

昨日より冷たい目線が向けられた。

内心嫌だったけど、我慢した。

HRが終わっても、転校生は来ない。

もしかしたら、転校生は元々俺一人じゃなかったのかな、、、

そう考えていたら、昼休みになっていた。

俺は一人、屋上でぼっち飯だ。

つまんないなぁ、、と思いながら飯を食べた。

まぁ、学校全体で見たら嫌われてないと思っておこう。

平和なままで居たい。そう思っていたのだが、、


次の授業前、勢いよくドアが開いた。

そして、誰から見たって美少女な人が教室に入ってきた。

その瞬間、大騒ぎだった。


俺を除いては。





「初めまして。転校生の高嶺鈴花です。

 よろしくお願いします。」


金持ち、、、、ややこしくなるから付いてこないでくれ、、

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