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異世界の事情  作者: ボッチー
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ホルスター王国との離別

初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。

王都で国王より、外出禁止を言い渡されたユキヤは、食事時と、風呂、トイレ以外は、部屋に篭りっきりだった。


食事時も、ルメールに話しかけられても、無言か、「・・・ええ。」とか、の返事しかしない。

流石に、怒り過ぎたかも知れないと、ルメールは、思っていたが、息抜きに外出させる訳にもいかず、困り果てていた。


そんなルメールの想いは、ユキヤには、届いてはおらず、今日も、朝から、部屋に篭りっきりだ。


そのユキヤはと、言うと、ある決心をしていた。


(・・・外出禁止なんて、冗談じゃない。

そもそも、どの国の〈名誉騎士〉も、好きでなったわけじゃない。そんな、称号はいらない。

俺は、自由に旅をして、自分探しをしなくちゃならない。

・・・もう、いっそのこと、全て投げ出そう。

そうと決まれば、何処に行くかだな?

ホルスターの友好国じゃあ、情報も掴めなかったし、逃亡したら、手配書なんかも出るかも知れない。

エルフの里も、情報になるものはなかった。

神聖王国は、〈神聖図書館〉があるから、まだ、情報が入手出来るかも知れないけど、今回の件の、原因でもあるから、除外だな。

あとは、西側だけど、帝国の勢力圏内だからなぁ。あまり、気乗りしない。

あとは、最東部の、傲慢の魔人、ウェッソンの所は、流石にに無いな。

そうすると、残りは、最北端の、憤怒の魔人、ウィンチェスターの所か。

確か、ウィンチェスターは、強欲の魔人、サウザーを倒した魔人だ。

同じ〈強欲の魔眼〉を持つ俺のことを、少しでも知っている可能性はある。

・・・よし、最北端のウィンチェスターの所に、とりあえず、行ってみようっ!!

ダメなら、帝国や、西側諸国だな。)


と、ホルスター王国からの、逃亡を企てるユキヤ。


(今回の件が、なければ、ホルスターも、ツペンタークも住みやすかったんだけどなぁ。

監禁状態なんてするホルスターが悪い。

悪いが、自由にさせてもらおう。)


と、決意したユキヤは、身支度を整えると、窓を開けて、飛行魔法で、屋敷から飛び立った。



昼時になっても、ユキヤが食堂に現れない事に、疑問を持ったルメールは、まぁ、アイテムファイル内の食料で、腹を満たしているのだろうと思い、放置した。

しかし、夕食時にも、ユキヤは食堂に現れない。

完全に、拗ねてしまったかと、諦めて、その夜は、声もかけずに寝てしまった。


翌日、朝食時にも、現れないユキヤに、豪を煮やし、ユキヤの部屋を訪ねたルメール。

部屋をノックしても、返事がない。

仕方ないと思い、声をかけながら、ドアを開けると、


「ユキヤ、朝食だぞ。起き・・ろ・・・。」


部屋の中に、ユキヤの姿は無かった。

よく見ると、窓が空いている。

しまったっ!?外に出てしまったっ!!

と、ルメールは、考えた。


(何処だ、何処に行った?

逃亡したとしたら、友好国は、あり得ない。

それでは、帝国か?・・・いや、無いだろう。

すると、やはり神聖王国かっ!!

〈オンセン〉にも執着してたし、可能性は高いっ!

早く連れ戻さねば、処罰が重くなる。

急ぎ、神聖王国に行かねば・・・。)


と、見当違いの考えを、持ってしまうルメール。

ルメールは、すぐに使用人たちに、ユキヤが逃亡した事を伝え、黙っているように指示をした。


その後、馬車を走らせ、神聖王国へ向かうルメール。

だが、神聖王国には、ユキヤはいない。

その事を知るまで、ルメールは、神聖王国内を、隈無く探すのだった。



一方、屋敷、ホルスター王国を飛び出したユキヤは、キヤノン王国の宿屋で一晩明かし、更に北へと進路を進めていた。


(ヤマト国に、入ったら、上着を買おう。

冷暖房付きのローブでも、極寒の地の、最北端は厳しいだろう。

ついでに、食料も買い足しておくか。)


と、飛行速度を上げて、北へ北へと、進んで行くユキヤ。

途中で、もう二泊、キヤノン王国で、宿を取ると、ヤマト国の国境を越えた。

出来るだけ、早く移動しないと、友好国でも、手配書が届いてしまうと思ったユキヤは、ヤマト国の最北端の街、〈キタカタ〉へと向かう。

〈キタカタ〉に到達すると、すぐに、食料と、上着を買った。

黒いコートで、銀色の髪と、肌の色を除けば、全身真っ黒なスタイルとなった。


コートのフードを被り、〈キタカタ〉から、更に、海を越えて、最北端の地を目指すユキヤ。

女教師に聞いていた通り、最北端に近づくにつれて、雪が、吹雪のようになってきた。

視界の悪い中、空を進んでいると、大地が見えてきた。

そのまま、進んで行くと、街、いや城らしきものが、見えてくる。

どうやら、あそこが、憤怒の魔人、ウィンチェスターの住処だろうと、思うユキヤ。


彼の逃亡の旅の、目的地が、眼前に写っていた。


構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。

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宜しくお願いします。

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