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異世界の事情  作者: ボッチー
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ホルスター王国との亀裂

初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。

〈神聖図書館〉で調べ物を終えたユキヤは、再び、ダダンの街にきていた。

勿論、目的は〈オンセン〉だった。


〈皇都アレス〉で、突然のSランク昇格と、〈名誉騎士〉の称号を得た事で、精神的に参っていたからだ。


今日も、朝から、大浴場に赴き、例のお爺さんの背中を流したりして会話も楽しむと、部屋に戻る。

すると、窓の外から、「コンコン」と、何かが、窓を叩いている音がする。

少し、警戒しながら、窓を開けると、そこには、鳩のような鳥がいた。

鳥が、何の用か?と思っていると、鳥の足に、丸まれた手紙のようなものがある。

伝書鳩?と、思いながら、手紙を取り上げると、「ポンッ」と、言う音と共に、鳥の姿が、突然、目の前から消えた。


それは、使い魔だった。


余りの出来事に、唖然としていたが、手紙があったなっと、思い出し、丸まった手紙を開いた。

手紙を開くと、そこには、ルメールからの帰還の催促が、記されていた。

それを見た、ユキヤは、


(あぁ、遂に、帰らないといけなくなった・・・。

どうしよう?Sランクの件と、〈名誉騎士〉の件を、伝えたら、間違いなく、激怒するだろうなぁ〜。

やだなぁ〜、帰りたくないなぁ〜。)


と、現実逃避を行うが、帰りが遅くなればなるほど、ルメールの怒りが、増しそうなので、本当に、名残惜しいが、帰還する事にする。


そうと決まれば、すぐに宿を出て、街を離れてから、飛行魔法を行使する。

だいぶ、飛行魔法にも慣れたなぁと、思いながら、ツペンタークへと、急ぎ戻るユキヤだった。


行きとは違い、途中で夜営をしてから、ツペンタークの屋敷に帰ってきたユキヤ。

ジャンたちに、挨拶を交わすと、リビングにいく。

やっと帰って来たかと、ルメールが出迎えるが、ユキヤの様子がおかしい事に気付く。

まさか、また何かやらかしたのかと思い、ユキヤに質問するルメール。

返ってきた返答に、唖然とする。


ユキヤに、問い詰めるルメール。


「Sランクに昇格しただとっ!?

あと、神聖王国の〈名誉騎士〉に、任命されただとっ!?

どう言う事だっ!!

ユキヤっ!!詳しく説明しろっ!!」


と、やっぱり、怒られるのかと思いながら、刺激しないように、注意しながら、説明するユキヤ。


「・・・と言う、訳なんです。」


と、説明が終わると、

ルメールが、


「Sランクと戦ったっ!?

何故だっ!!何故、そうなったっ!?

あれほど、余計な事に、首を突っ込むなっ!と、言っただろうっ!!

ちゃんと、最初から、詳しく説明しろっ!!」


と、三度、激おこのようだ。


その後、なんとか説明を終えると、ルメールが、


「これは、ユキヤだけの問題ではないっ!!

国際問題となるっ!!

今から、王都に言って、父上に報告せねばならんっ!!

すぐに、出るから、準備しろっ!!」


と、ユキヤが、思っていた以上に、深刻な問題らしい。

帰って来たばかりで、疲れているので、明日にしませんか?と、尋ねると、


「ダメだっ!!今すぐ、出るっ!!」


と、聞いてくれない。

仕方なしに、ジャンに、馬車の準備を頼むユキヤ。

こうして、帰って来たばかりなのに、今度は、王都に行く事になったユキヤ。

彼の悲劇は、続く。


馬車を走らせ、半日。

王都に着いた頃には、日が暮れかけていた。

なので、王城に行くのは、明日にしないかと、尋ねるが、「ダメだ、このまま王城へ行く!」と、聞いてもらえず、王城に、連行されるユキヤ。


王城にたどり着くと、一直線に、国王の執務室に向かうユキヤたち。

ルメールが、扉をノックして、入室の許可を得ると、執務室に入るユキヤたち。

国王は、何事かと、質問してきた。


「ルメール、そしてカナモリ卿。こんな時間に、どうした?何かあったのか?」


と、聞かれると、

ルメールが、ユキヤが、神聖王国で、Sランクに昇格した事と、〈名誉騎士〉の称号を得た事を告げた。

すると、国王は、険しい顔をしながら、ユキヤに、


「今の話は、まことか?」


と、尋ねた。

ユキヤは、本当に偶然に、そうなっただけだと、説明したが、国王の表情は、険しいままだ。

これは、相当、不味い事なのかと、改めて思うユキヤ。

すると、国王は、ユキヤに対して、


「彼の国は、隣国だが、友好的な関係では無い。むしろ、彼の国は、我が国を狙っておる。

だから、今回の件は、カナモリ卿を将来的に、手駒にする為の布石だ。

相手が、教皇とは言え、これは、カナモリ卿の落ち度だ。

すぐに、処罰は与えんが、覚悟はしておくように。」


と、警告を受けたユキヤ。

まさか、こんな大事になるとは、思っていなかったユキヤは、言葉を失う。

更に、国王の話は続く。


「貴公は、我が国の貴族である事の、自覚が足らんっ!

これからは、自重するように。

しばらくは、屋敷に籠もれっ!

外出、特に国外への移動は禁止だっ!!

分かったら、さっさと、屋敷に戻れっ!!」


と、お察しが、出てしまった。

自分探しの旅が、出来ない事に不満を持つユキヤ。

いっそのこと、国外に逃亡してやろうかと、思うユキヤ。


こうして、ユキヤと、ホルスター王国との間に、溝が出来たのは、教皇の思惑の一つだった。


構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。

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宜しくお願いします。

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