教皇の策略と、ゴック・ライデン
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
ユキヤが教会で、〈ロスト・マジック〉を使った事は、すぐに、教皇の元へ、連絡が入った。
何しろ、聖女しか使えないと、思われていた魔法を、聖女以上に、使いこなしているのだ、話題にならない訳がない。
今も、教皇の間で、教皇と、側近である大司教が、話し合いをしていた。
教皇が、
「その情報は、まことか?」
と、大司教に聞くと、
大司教は、
「確かに、真実でございます。
その者は、聖女様以外は、使えなかった魔法を、聖女様以外に、使いこなし、患者の治療を行なっております。」
と、報告する。
すると、教皇は、
「その者は、何処の、誰じゃ?」
と、聞くと、
大司教は、
「なんでも、ホルスターの〈名誉騎士〉らしいです。」
と、答えた。
その答えを聞いた、教皇は、
「・・・ホルスターめ、そのような輩を、隠し持っていたとは、・・・第二王女を嫁に寄越せと、言うたのは、早計だったかも知れん。」
と、悔やんだ。
それを聞いた、大司教は、
「・・・いかがなさるおつもりで。」
と、問いた。
すると、教皇は、
「その者、ホルスターの〈名誉騎士〉と、申したのう。それならば、ワシに、考えがあるのじゃ。」
と、何やら、策謀を考えているらしい。
大司教が、
「では、この件は、一旦保留と言う事ですな?」
と、尋ねると、
教皇は、
「ああ、しばらくは、様子見じゃ。無償で、治癒を行なっておるのじゃ、利用させてもらおうではないか。」
と、ユキヤの慈悲を利用するだけ、利用しようとする、教皇。
すると、大司教は、
「分かりました。猊下の御心のままに。」
と、応えた。
すると、教皇は、
「決して、余計な真似を起こすでないぞ。」
と、念を押した。
しかし、その教皇の考えを、覆す者がいた。
神聖騎士団団長、ゴック・ライデンだ。
ゴックは、聖女、ルナ・ホワイトに、惚れていた。
だから、その周りに、近づく輩には、容赦はしなかった。
だから、今回の報告を受け、密かに怒りを覚えていた。
副団長のクルツが言う。
「団長、どうするんでい?」
と、尋ねると、
ゴックは、
「僕のルナに〜〜変な虫がつくのは、やだなぁ〜〜。」
と、ユキヤとルナの関係を、勘違いしているゴック。
しかし、それを彼は知らない。
すると、クルツが、
「お仕置きが、必要なんでぇ?」
と、言えば、
ゴックは、
「お仕置き〜〜?い〜や、違うよ〜〜、躾だよ〜〜。」
と、あくまでも、ルナに近づく事すらさせないと、宣言する。
すると、クルツは、
「でも、教皇猊下からは、手を出すなって、伝わってますぜい?」
と、教皇の意を無視して良いのかと、尋ねると、
ゴックは、
「関係ないよ〜〜、バレなきゃいいのさ〜〜。」
と、教皇の意さえも、汲み取らないと言う。
しかし、クルツは、
「監視の目を、どう潜るんでい?」
と、ゴックに聞くと、
ゴックは、
「うちの〜〜訓練所を〜〜使おうかなぁ〜〜って。」
あくまでも、訓練であると、言い張るつもりのようだ。
それを聞いたクルツは、残念そうに、
「それじゃあ、殺しは無しって、ことですかい?」
と、あくまでも、始末すると思っていたクルツ。
しかし、ゴックも、流石に、教皇の意を無視するとは、言え、殺しまでは、やり過ぎだと思った。
何しろ、相手は、他国、お隣の国、ホルスターの貴族だからだ。
殺して仕舞えば、国際問題になり得るだろう。
そうなれば、自分もただでは済まない。
だから、訓練中の事故に見せかけて、叩きのめそうと、考えていた。
訓練中ならば、相手から、手合わせをお願いされたと、嘘をつけば良いと思っていた。
なので、
「そうだよ〜〜、あくまで、訓練中の〜〜事故だよ〜〜。」
と、嘘ぶく。
すると、クルツが、
「逃げ場がないように、騎士団も動かしやすか?」
と、聞くと、
それは、忘れていたと思い、
「そうだね〜〜数名〜〜一緒に、連れて行かないとね〜〜。
逃げられちゃうからね〜〜。」
と、クルツの案に、同意する。
それを聞いた、クルツは、
「人選は、どうしやす?」
と、質問した。
すると、ゴックは、
「仮にも〜〜〈名誉騎士〉って〜〜、話だから〜〜、そこそこ〜〜出来る子を、連れて行くよ〜〜。」
と、本当のユキヤの実力を知っていたならば、全ての団員を集めても、意味がない事を知らない為、〈名誉騎士〉と言う、一応は騎士らしいので、それなりの手勢は、必要かもと、思うゴック。
それを聞いた、クルツは、
「それじゃあ、俺が、用意しますぜいっ!」
と、応えると、
ゴックは、
「おねが〜〜い、僕そう言うの、苦手だからさぁ〜〜。」
と、クルツに丸投げするゴック。
すると、クルツは、
「それじゃあ、一日くだせい。確実な奴を集めやすっ!」
と、応えた。
すると、ゴックは、
「出来るだけ〜〜早く、お願〜い。」
と、指示を出した。
のちに、この判断が、大きな痛手となるとは知らずに。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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