聖女、ルナ・ホワイト
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
いつもように、患者の治療を行なっていた、〈聖女、ルナ・ホワイト〉は、30名程の患者の治療を行うと、自分魔力の限界を悟り、
「すいません、今日は、ここまでです。」
と、言って、治療の手を止めた。
まだまだ、患者さんは、列を成していて、自分の不甲斐なさに、心を痛めていると、部屋の外からの、視線に気付く。
その視線の主は、
穢れの無い透き通った蒼い瞳。
作り物の様な、整って顔立ち。
若々しく、白い肌。
時折蒼く輝く、サラサラの銀髪。
そんな現実離れした、絶世の美少女だった。
今まで、見た事の無い美少女が、こちらを見ている。
「ゴクリ」と、唾を飲むこんでしまう程、現実離れした容姿に、眼を奪われていると、その美少女と、目が合った。
なんの用事かなっと、美少女を凝視していると、その美少女は、何かを決意した表情で、こちらに向かって来る。
突然の美少女の行動に、我を忘れて、見とれていると、遂に、すぐそばまで、美少女がやって来た。
話しかけるのも、躊躇してしまう程の、美少女から、透き通った声が、かけられた。
「聖女様と、お見受けします。先程、使われた魔法は、〈ロスト・マジック〉では、ないでしょうか?」
と、語りかけてきた。
確かに、自分が使ったのは、〈ロスト・マジック)の、リバイブだ。
何故、〈ロスト・マジック〉の事を知っているか、興味が湧いた。
なので、美少女に、
「え、ええ。その通りです。あれは、〈ロスト・マジック〉ですが、何故、知っているのですか?」
と、質問した。
すると、美少女から、信じられない告白を受ける。
「実は、僕も、同じ魔法を使えます。」
と、美少女は、言った。
余りの事に、気が動転してしまうルナ。
同じ魔法が使えるっ!?しかも、「僕」と、言った。
美少女ではなく、美少年っ!?
ルナの頭は、混乱の極みだった。
すると、美少年(?)が、
「突然、声をかけてしまい、申し訳ありません。
僕は、ホルスター王国の、〈名誉騎士〉、ユキヤ・カナモリと、申します。」
と、名乗りをあげてきた。
ルナは、慌てて、居住まいを整えて、
「ルナ・ホワイトと申します、カナモリ卿。」
と、返礼した。
すると、カナモリ卿から、提案を受けた。
「僕も、〈リバイブ〉を使えるので、お手伝いしましょうか?」
と、思いもよらない提案だった。
ルナは、悩んだ。
他国の貴族に、お手伝いをお願いして良いものか?
しかし、自分はもう、魔力切れだ。
でも、患者さんは、まだまだ沢山いる。
少しでも、患者さんを癒せるならと思い、カナモリ卿に、御助力をお願いした。
「すいません、私の力不足で。・・・もし、可能なら、御助力をお願いしても、宜しいでしょうか?」
と、懇願した。
すると、カナモリ卿は、
「どれほど、お力になれるか解りませんが、やらせてください。」
と、心良い返事をしてくれた。
すると、カナモリ卿は、
「聖女様のお手伝いします、ユキヤです。
次にお待ちの方、どうぞ此方へ。」
と、言って、患者の治療を始める。
次の患者は、指が欠損している患者さんだ。
すると、カナモリ卿は、
「リバイブっ!!」
と、唱えて、患者の指を再生した。
本当に、〈ロスト・マジック〉が使えるんだと、改めて、驚いていると、カナモリ卿は、次々と、患者の治療を進めていく。
数刻ほど、経っただろうか。
カナモリ卿は、長蛇の列を成していた患者さんを、全て、治療してしまった。
あまりにもの、自分との力量差に、驚きぱっなしのルナ。
一体、どれ程の魔力を、保有しているか。
カナモリ卿に、疲れた様子は、見られない。
そこで、ルナは、ある決心をする。
断れられるかも知れない。
そんな不安の中、決意を新たに、カナモリ卿へと、問いかける。
「カナモリ卿、今日はありがとうございました。
その、折り合って、相談があるのですが・・・。
カナモリ卿っ!
皇都にいる間、手の空いている間だけでも、結構ですので、
また、御助力を、お願い出来ませんか?」
言った。
言ってしまったと、思うルナ。
しばしの沈黙があり、その時間がとても長く感じる。
再び、「ゴクリ」と、唾を飲むルナ。
すると、カナモリ卿から、返答が返ってくる。
「・・・そうですね。時間が取れれば、また、お手伝いに赴きます。それで、宜しいでしょうか?」
と、嬉しい返答を頂いた。
改めて、お願いをするルナ。
それから、翌日も、その翌日も。
カナモリ卿は、お手伝いに来てくれた。
いや、むしろ手伝っているの、私の方かも知れない。
カナモリ卿は、私が、魔力切れになると、気遣って、「休んでいてください。」と、言って、黙々と、患者さんを治療していく。
私にも、カナモリ卿程の魔力があればと、ない物ねだりをしてしまうルナ。
カナモリ卿のおかげで、今では、長蛇の列を成していた患者も、日に日に、数を減らしていく。
自分一人では、こんな光景を見る事は無かっただろうと、思っていた時。
思わぬ、珍入者が現れた。
それが、まさか、あんな大事になるとは・・・。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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