猫耳娘と亜人の里
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
〈オンセン〉で、お爺さんから、〈亜人の里〉の事を聞いたユキヤ。
早速とばかりに、ダダンを出て、〈亜人の里〉を目指して、歩き出した。
しばらく歩いていると、左手に、森が見えて来た。
おそらく、そちらに、〈亜人の里〉が、あるんだろうと思い、森の中に入って行くユキヤ。
すると、
「にゃーーーっ!!」
と、悲鳴のような声が、聞こえてきた。
急いで、悲鳴のした方へ向かうと、女性が、ポークに襲われそうになっていた。
なんとなく、デジャブを感じながらも、ポークに対して、飛び蹴りをかますユキヤ。
見事に、ポークは吹き飛び、絶命した。
すると、ユキヤは、女性に声を掛けようとしたが、言葉が詰まる。
「大丈夫で・・・。」
声を掛けた相手には、探し求めていた〈猫耳〉と、尻尾が生えていたからだ。
(り、リアル猫耳娘だっ!!やったっ!俺はついに、やったぞーーっ!!)
と、何かを達成したかのように、喜ぶユキヤ。
対して、助けられた猫耳娘は、突然、現れたユキヤが、一撃でポークを倒した事に、驚いていた。
ユキヤが、妄想から帰還すると、猫耳娘に声を掛けた。
「だ、大丈夫ですか?お嬢さん?」
と、少し、緊張してしまうユキヤ。
相手は、ユキヤより、やや年上の、虎柄の髪と耳、尻尾が生えている猫耳娘だったからだ。
声を掛けた、猫耳娘は、
「に、にゃーーっ!!凄いにゃっ!!ポークを一撃とか、まるで里長みたいな、馬鹿力にゃっ!!」
と、驚いているようだ。
しかし、驚いているのは、ユキヤも同じ。
(ご、語尾が〈にゃ〉って、的を外さないなぁ!!やっぱり、リアルは違うっ!!)
などと、若干、失礼な事を考えていた。
ユキヤが、反応しないので、不思議に思った猫耳娘は、再び、ユキヤに声を掛けた。
「にゃあ、大丈夫かにゃ?怪我でもしたかにゃ?」
と、声を掛けられたことで、現実に戻ってきたユキヤ。
猫耳娘に、対して、
「え、ええ。ちょっと、自分でも、ポークがあんなに吹き飛ぶとは、驚いてしまって・・・。」
と、嘘をついた。
それを聞いた、猫耳娘は、咄嗟に馬鹿力が、発揮したのだと思い、納得した。
「凄かったにゃっ!でも、無茶はいけないにゃっ!!」
と、ユキヤの行動に、釘を刺す。
それを聞いた、ユキヤは、
「咄嗟の事で、つい、脚が出てしまいました。」
と、応えた。
すると、猫耳娘は、
「とにかく、助かったにゃ。ありがとうにゃ。」
と、お礼を述べた。
すると、ユキヤは、
「いえ、気にしないでください。僕が、勝手にやった事なので・・・。」
と、返事をした。
しかし、猫耳娘は、
「いいにゃっ!!お前は、ミャーの恩人にゃっ!!」
と、言った。
すると、ユキヤは、
「ミャーさんと、言うんですか?」
と、質問した。
すると、猫耳娘は、
「違うにゃ、ミャーの名前は、マロンにゃっ!!」
と、訂正してきた。
ユキヤは、
(ミャー、ミャー言うから、名前の事だと思ってたよ。紛らわしい。)
と、失礼な事を考えながら、マロンに、
「お怪我はありませんか?」
と、訪ねた。
すると、マロンは、
「平気にゃ。なんともないにゃっ!」
と、答えた。
すると、ユキヤは、気になって仕方がない事を、無理を承知で、お願いしてみた。
「マロンさん、良ければ、耳と尻尾を触らせてくれませんか?」
と、言ってしまった。
すると、マロンは、
「別に構わないにゃっ!ただ、強く握るのは、痛いからダメにゃっ!」
と、了承してくれた。
それを聞いた、ユキヤは、
「で、では、失礼して・・・。」
と、言って、マロンの耳や尻尾を触る。
(も、モフモフだぁ!!気持ち良すぎるっ!)
と、何処ぞの変態おねぃさんのように、耳と尻尾を弄る。
すると、マロンが、
「く、くすぐったいにゃっ!?」
と、言ったことで、我に帰り、亜人とはいえ、女性の身体を弄っていた事を、恥じて謝るユキヤ。
「す、すいませんっ!?余りに触り心地が、良かったもので、つい・・・。」
すると、マロンは、
「気にしないで良いにゃ!命の恩人の頼みにゃからっ!!」
と、余り、気にしていないようだ。
すると、ユニヤが、
「実は、〈亜人の里〉に行くところだったんです。」
と、言うと、
マロンは、
「それは、ちょうど良かったにゃ!助けてくれた、お礼をしたかったにゃっ!!」
と、言った。
それに対して、ユニヤは、
「お礼をなんて、結構ですよ。」
と、言うと、
マロンが、
「亜人は、受けた恩は、必ず返すにゃっ!じゃにゃいと、里長に、怒られてしまうにゃっ!?」
と、耳を倒して、応えた。
どうやら、そう言う習慣があるらしい。
なので、ユキヤは、お言葉に甘えて、
「それじゃあ、〈亜人の里〉まで、案内してくれませんか?」
と、聞くと、
マロンは、耳を立てて、
「任せるにゃっ!ついて来るにゃっ!!」
と、言って、ユキヤを連れて〈亜人の里〉へ、歩き出した。
〈亜人の里〉に着くと、集落のようになっていて、建物は、魔物の皮を使った、多面立体型のドーム状の家が、沢山あった。
すると、その一つに、ユキヤを案内するとマロン。
中に入ると、マロンが、
「里長〜、恩人を連れて来たにゃ〜!」
と、叫ぶ。
すると、奥から、3メートル近い、身体のがっしりした亜人が出てきた。
相変わらず、耳が頭の上についている。
その亜人は、熊の亜人だった。
「マロン、恩人とは、本当ガウ?」
と、しゃべった。すると、ユキヤは、
(〈にゃ〉に続いて〈ガウ〉か。凄いな。)
と、アホな事を思っていた。
すると、マロンは、
「本当にゃ、ポークから、助けてくれたにゃっ!」
と、ユキヤを紹介した。
すると、里長は、
「そうか、坊主。ありがとうガウっ!!」
と、ユキヤを男扱いした。
なので、ユキヤは、里長に質問した。
「僕が、男だって、分かるんですか?」
すると、里長は、
「見た目は、女の子のようガウ。でも、亜人は、鼻が効くガウ。間違わないガウ。」
と、言った。
すると、ユキヤは、
(亜人って、なんて素晴らしい人たちなんだ。)
と、感動していた。
すると、里長が、
「恩人には、報いなければ、いけないガウ。今夜は、宴会ガウっ!!」
と、言った。
すると、マロンが、
「宴会っ!!嬉しいにゃ〜〜っ!」
と、叫んだ。
すると、里長が、
「ラッシュっ!いるガウ?」
と、言うと、奥から、白髪、金色の瞳、犬耳、尻尾ありの、青年が、現れた。
里長は、ラッシュに
「今日は、宴会ガウっ!!皆に伝えるガウっ!!」
と、指示を出した。
すると、ラッシュは、
「分かったワンっ!すぐに、伝えるワンっ!!」
と、言って、部屋をあとにする。
そのやり取りを見ていた、ユキヤは、
(今度は、〈ワン〉か。外さないなぁ〜。)
と、再び、馬鹿な事を考えていた。
その夜、里の中央で、宴会が、行われた。
接待を受けるのは、勿論、ユキヤ。
果物や、野菜炒め、川魚の焼いた物、ステーキらしき物などが、運ばれてきた。
運んできたのは、リアルバニーガール。
格好こそ違えど、リアルウサ耳さんだ。
名前は、ミリーと言うらしい。
白髪に、青い瞳に、ウサ耳と、ボンボンのような尻尾をした、20歳くらいの女性だった。
勿論、語尾は〈ピョン〉だった。
そんな風に、宴会を楽しんでいると、隣に猫耳の少年がやってきた。
黒髪、長い尻尾の生えた、その少年は、ユキヤに、
「マロンを助けてくれてありがとうにゃっ!!アイツは、俺の大切な幼馴染なんだにゃっ!!」
と、言った。
更に、少年は、
「俺の名前は、クロにゃっ!!お前の名前は?」
と、聞かれたので、
「ユキヤです。よろしくお願いします。」
と、応えると、
クロは、
「ユキヤか、良い名にゃっ!仲良くしてくれにゃっ!!」
と、言ってきた。
すると、ユキヤも、
「宜しくクロっ!!」
と、応え、しばらく、クロとの話で盛り上がった。
ユキヤにとって、初めの亜人の友達が、出来た日だった。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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