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異世界の事情  作者: ボッチー
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お茶会とギルドの依頼

初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。

王城でのパーティーの夜、ユキヤたちは、王城で、一泊を過ごした。


明けて、翌日。

王妃、ルーシルから、お茶会のお誘いを受けたユキヤとルメールは、ルーシルの部屋へと、赴いていた。

ルーシルが、


「お忙しいところ、お呼びしてごめんなさいね。」


と、言うと、

ユキヤは、


「いえ、これと言った用事もありませんでしから、お誘い頂き、感謝しております。」


と、応えた。

内心では、


(王族とお茶会なんて、勘弁してくれっ!間が持たないよ。早く、屋敷に帰りたい・・・。)


と、思っていた。

すると、ルーシルは、


「改めて、お礼を言うわ。私の為に、危険を冒してまで、〈エクリサー〉の素材を集めてくれて、ありがとうね、ユキヤ君。」


と、改まって、お礼を述べる。

すると、ユキヤは、


「本当に、運が良かっただけです。お気になさらないでください。」


と、謙虚な姿勢を見せる。

それに、好感が持てたのか、ルーシルは、


「そう言えば、あなたたちは、恋仲なのよね?」


と、ユキヤにとっては、返答に困る、質問をしてきた。

ユキヤは、この機会に、誤解を解こうとしゃべり出した。


「・・・その件ですが、」


と、ユキヤが話始めた瞬間、ルメールが、


「その通りですっ!母上っ!!」


と、ユキヤの発言を遮って、肯定する。

それを聞いた、ユキヤは、


「しかしながら、私と殿下では、身分に違いがあり過ぎますっ!」


と、言って、ルメールの言を否定する。

それを聞いた、ルーシルは、


「身分の差なんて、気にしなくていいのよ?」


と、ユキヤの発言を、否定する。

しかし、ユキヤは、諦めずに、


「ですが、やはり体裁と言うものもありますし・・・。」


と、言うと、

ルーシルが、


「ユキヤ君。私は、元子爵家の娘だったの。」


と、語り出した。

すると、ルメールが、


「父上と母上は、何処で知り合ったのですか?」


と、質問した。

すると、ルーシルが、


「あの人と出会ったのは、学園の初等部の頃よ。」


と、答えた。

更に、ルメールが、


「そんなに前から、お付き合いしていたのですか?」


と、質問すると、

ルーシルは、


「いいえ、違うわ。初めて会ったのが、初等部と言うだけで、お付き合いする様になったのは、あの人が、皇太子になってからよ。」


と、答えた。

すると、ルメールは、


「何故、初等部の頃からではなかったのですか?」


と、更に質問した。

すると、ルーシルは、


「あの人は、初等部の頃から、求婚してくれたわ。ただ、私が、子爵家と言う立場から、畏れ多いと、お断りしていたの。

でもね、あの人ったら、毎日毎日、諦めずに、求婚してきたの。

そして、ご両親をも説得して、私を妻として、受け入れてくれたのよ。」


と、身分の差を越えて、結ばれた事を告げた。

更に、ルーシルの話は、続く。


「だからね、ユキヤ君。身分の差なんて、気にしなくて良いのよ。

あっ、この話は、あの人には内緒にしてね。自分が、必死になって、求婚していた事を知られたら、恥ずかしい思いをすると思うから。」


と、忠告してきた。

それを聞いた、ルメールは、


「ほらな、だから大丈夫だ、ユキヤ。

私たちの愛の前では、身分の差など、気にしなくて良いんだぞっ!」


と、語った。

対するユキヤは、


(いや、そもそも、愛し合ってないし!?話を聞いてもくれないっ!?・・・やっぱり、親子だ。どちらも似たもん同士だなぁ〜〜。)


と、諦めるしか無かった。


その後は、ユキヤとルメールが、どのようにして出会ったのかなどを、質問されたりして、お茶会は、終了した。



明けて、翌日。

やっと、解放されたユキヤは、屋敷へと戻っていた。

帰ったら帰ったらで、早速、ジャンたちに、


「「「「〈名誉騎士〉ご就任、おめでとうございます、旦那様。」」」」


と、迎えられて、がっかりするユキヤ。

とりあえず、


「皆、留守をありがとう。」


と、言って、誤魔化すユキヤ。


早速、ルメールの屋敷から、持って来た〈冷貯蔵庫〉を厨房に設置した。

ハンスに使い方を教え終わると、

次に、ミーシャたちに、〈自動掃除機〉の使い方を教える。

それが終われば、ルメールと共に、地下室に降りて、その他の、魔法関係書類や、魔道具なんかの大量の荷物を、アイテムファイルから、ドバドバと取り出して、「後のことは、ルメールさんに任せますっ」と、言って、ギルドに向かうユキヤ。


慣れないことの連続で、精神的に、ストレスを感じでいたユキヤは、依頼を受けて、ストレスを発散しようと、思っていた。


ギルドに到着すると、すかさず、掲示板を見るユキヤ。

しかし、高ランクの依頼は、相変わらずなく、あっても、南の方で、ビーフンを見かけたので、討伐して欲しいとの依頼ぐらいしかなかった。

仕方がないので、東の森のポークの討伐依頼書を剥がすと、すぐに、受付カウンターへと、足を運ぶ。

すると、いつもように、ヒルダが居て対応してくれたが、その対応が、いつもと違う。


「ポークの討伐依頼ですね、ユキヤ様。承りました。」


と、ここでも〈名誉騎士〉の情報が、すでに伝わっている事を知るユキヤ。


(此処でもかっ!!)


と、思ったユキヤは、すぐに手続きを終えると、東の森まで、一直線に向かう。


すぐに、索敵魔法〈サーモ〉を発動すると、所々に、反応があり、すぐさま、そこに駆けつけては、ポークを駆逐するユキヤ。

どんどんと、容赦なく、ポークを駆逐していくと、遂には、索敵魔法に引っ掛からなくなる。

まだまだ、やり足りない気分だったが、仕方がないので、ギルドへと、帰還する。


ギルドに到着すると、依頼達成の報告をして、裏の解体小屋へと移動するユキヤ。

到着すると、アイテムファイルから、全てのポークを取り出す。


その数なんと、57匹。


東の森のポークを、全て刈り取ってしまっていた。

あまりの量に、驚くドグを放置して、ギルド併設の飲み屋で果実のジュースを頼み、報奨金の報告を待っていると、普段はあまり周りの冒険者を、気にしていなかった事に気付くユキヤ。

さらっと、周りを見渡して見ると、明らかに、人族とは違う人を、発見する。


犬耳だ。犬耳の生えた冒険者がいる。


その犬耳冒険者は、茶色の髪と耳を持っていて、時より耳が、ぴくぴくと、動いている。

すると、ユキヤの視線に気付いたのか、その金色の瞳と、目が合う一人と、一匹(?)。

犬耳冒険者は、何か用かと、首を傾げるも、「耳を触らしてくださいっ!」などとは、失礼すぎて言えないユキヤ。

とりあえず、ペコリと頭を下げて、用がない事を伝えるユキヤ。

なんなんだと、首を傾げる犬耳冒険者。


そんなやり取りをしていたら、受付カウンターから、声がかかり、逃げるように、その場をあとにするユキヤ。


(やったっ!!初めて亜人を見たっ!!)


と、それまでのストレスは、その事で発散され、ホクホク顔で、屋敷に帰るユキヤだった。



構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。

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宜しくお願いします。

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