2度目の授与式とパーティー
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
王妃、ルーシルの病は、治った。
抱きしめていた国王は、落ち着いたのか、その腕を離した。
すると、ルーシルが、ユキヤに気付き、ルメールに尋ねた。
「ルメール、ありがとうね。それから、そばにいるのは、少年?どちら様かしら?」
と、質問した。
それに対して、ルメールは、
「彼は、ユキヤ・カナモリ卿と言います。この度の、〈エクリサー〉の素材である、〈フェニックス〉を命懸けで倒してくれた、恩人になります。また、私の伴侶になる御仁ですっ!!」
と、ユキヤを紹介した。
すると、話を聞いていた、国王が、
「命懸けだとっ!?それはまことかっ!?」
と、ルメールに問い詰めた。
そこで、ルメールは、ユキヤがどのようにして、〈フェニックス〉を倒したのかを説明した。
あまりの事に、言葉を失う国王。
すると、ルメールが、国王に、
「なので、父上。ユキヤに恩賞を、与えては頂けないでしょうか?」
と、懇願した。
それを聞いた、国王は、
「勿論だっ!そこまでしてくれた御仁に、何もしない訳にはいかぬ。・・・そうだっ!貴公は、キヤノン王国で、〈名誉騎士〉の称号を得ていたなっ!ならば、我が国からも、同じく〈名誉騎士〉の称号を与えようではないかっ!!」
と、言った。
それを聞いた、ルメールは、
「父上っ!妙案ですっ!!」
と、応えた。
すると、話を聞いていたルーシルが、ユキヤに、
「カナモリ卿。いや、ユキヤ君と呼ばせてちょうだい。今回は、私の為に、ありがとうね。」
と、お礼をされてしまうユキヤ。
恩賞に、お礼とのダブルコンボで、ユキヤは、動揺していた。
慌てて、国王に、
「恩賞は結構ですっ!?僕は、ルメール殿下のお手伝いをしただけですっ!」
と、お断りをする。
しかし、国王は、
「いや、貴公はそれだけの事をしたのだ。功績を挙げた者を、認めなければ、ワシが、愚王と罵られるだけだっ!だからこそ、恩賞は必要だっ!!」
と、譲らない。
更に、ルメールが、追い討ちをかける。
「そう言う訳だ、ユキヤ。キヤノン王国でも、表彰されたのに、我が国の表彰を断る事は、すまい?素直に、恩賞を受け取ってくれっ!!」
と、懇願されるユキヤ。
すると、観念したユキヤは、
「・・・わかりました。お受け致します。」
と、力無く、応えた。
すると、国王は、
「それでは、すぐに、授与式の準備をせねばならんなっ!!
明日、執り行うから、宜しく頼んだっ!!」
と、言って部屋をあとにする。
すると、ルーシルが、
「あの人が、あんなに張り切るなんて、いつぶりかしら。
ふふふっ・・・♪」
と、嬉しいそうに、笑う。
こうして、ユキヤは、2度目の授与式を迎える事になった。
明けて、翌日。
ユキヤは、謁見の間にいた。
授与式の為だ。
この前、仕上げたスーツに身を包み、国王の前に、跪ていた。
宰相、サイサリスから、今回の授与式の内容が、来賓の貴族達へと、伝えられる。
「・・・以上をもちまして、ユキヤ・カナモリ卿に、〈名誉騎士〉の称号が与えられます。」
と、サイサリスが言い終わると、
国王が立ち上がり、ユキヤに近くに来るように、促す。
2度目と言う事もあり、落ち着いて、国王の元に近づくユキヤ。
国王より、〈名誉騎士〉の称号が、与えられる。
再び下がり、頭を下げて、お礼を述べるユキヤ。
すると、サイサリスが、
「我が国の、王妃の恩人。ユキヤ・カナモリ卿に、盛大なる拍手をっ!!」
と、言って、貴族達に拍手を求める。
それに応える、貴族達。
こうして、ユキヤは、2ヵ国目の〈名誉騎士〉の称号を、手にしたのだった。
その夜。
新しい貴族の誕生と、王妃の回復を祝う、パーティーが行われた。
勿論、主役はユキヤだ。
国王が、
「新たな貴族の誕生と、我が妻の回復を祝うパーティーだっ!皆、存分に楽しんでくれっ!!
それでは、ユキヤ・カナモリ卿、皆に挨拶を。」
と、ユキヤに告げる。
ユキヤは、
「この度、映えある〈名誉騎士〉の称号を承りました、ユキヤ・カナモリです。若輩者ではありますが、宜しくお願い致しますっ!」
と、もう、どうにでもなれと、諦めて挨拶をするユキヤ。
そのユキヤの元へ、ルーシェ夫妻が、近づいてくる。
ルーシェに、
「カナモリ卿。貴殿のおかげで、我が母は、救われた。礼を言う。」
と、お礼を言われれば、
次に、アームストロングからは、
「幻の魔物を倒してしまうとは、流石は、義兄上だっ!今度、俺と手合わせしてくれっ!!」
と、言われ、
オリビアには、
「流石は、ユキヤお兄様です。尊敬致しますっ!」
と、言われるユキヤ。
すると、ルメールが、
「だから、言ったであろうっ!!ユキヤは、私の伴侶に相応しいとっ!!」
と、言う。
すると、皆が、
「「「間違いないっ(です)!!」」」
と、応える。
確実に、外堀を埋められていくユキヤ。
対するユキヤは、
(・・・もう、勘弁して欲しい。俺は、自分の出来る事をしただけだ。そんな風に、思われる程の男じゃない。)
と、現実逃避の真っ只中。
その後、他の貴族からも、どんどんと挨拶を受け、疲れ果てるユキヤだった。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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