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異世界の事情  作者: ボッチー
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神聖王国と魅惑の温泉

初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。

それから、ルメールの屋敷を出て、魔の森の外縁部を通って、神聖王国に入った。

すると、懐かしい匂いがする事に、気付く。


硫黄の匂いだ。


まさかと思うが、温泉があるのだろうか?と思い、ルメールに質問した。

すると、ルメールは、


「この先に〈ダダン〉と言う街がある、地からお湯が湧いてくる〈オンセン〉なる風呂が、沢山ある観光地だ。」


と、言った。


(今〈オンセン〉と言ったな。発音は違うけど、間違い無く、温泉だっ!・・・この世界は、色々とおかしい事だらけだ。

全く違う名前や物もあるが、地球と同じ物や、同じ呼び方をする物もある。例えば、今使っている〈馬車〉は馬車だし、〈卵〉も卵だ。・・・何かしら、地球と関係があるのか?本当に不思議な世界だ。)


と、ユキヤが、感情に浸っていると、〈ダダン〉と言う街が見えて来た。

所々に、煙突があり、湯気が立っている。

やっぱり温泉だっ!と、思うと同時に、余り深く考えるのは、止めようと思い、〈オンセン〉なるものを、楽しもうと思うユキヤだった。


〈ダダン〉に着いたユキヤたちは、早速、今日の宿を取る。

ルメールが、来たことがあると言う事なので、ルメールおすすめの宿屋にした。

早速、〈オンセン〉に浸かりに行こうとすると、ルメールに止められる。


「ユキヤ、この〈オンセン〉には、混浴と言う習慣があって、部屋にも貸し切りの〈オンセン〉が付いている。一緒に入ろうではないかっ!!」


と、ルメールが言う。


(混浴だってっ!?前世の俺なら、喜んで入っただろうけど、今は、この身体だ。全く、興味が無いっ!・・・むしろ、身の危険を感じる。断ろう、いや断固、拒否だっ!!)


と、思っていたのに、ルメールが馬鹿力を発揮して、ユキヤを無理矢理、風呂に連れて行く。

幼児虐待だっ!と、叫びたくなるユキヤ。

しかし無情にも、混浴させられるのだった。


とりあえず、すぐ入って、すぐ出ようと思ったユキヤは、慌てて、服を脱ぎ、腰にタオルを巻いて、さっさと〈オンセン〉へと、向かう。

先に身体を洗っていると、ガラガラと扉が開く音がして、ルメールが入ってくる。


恐る恐る、ルメールの方を見ると、真っ裸だった。

潔すぎる。


慌てて、眼を背けるユキヤ。

しかし、彼の悲劇(?)は、始まったばかりだった。


ユキヤが、腰にタオルを巻いている事に、不満を感じたルメールは、


「ユキヤっ!〈オンセン〉にタオルは駄目だっ!!」


と、言って、ユキヤのタオルを取り上げようするルメール。

対して、ルメールの裸体を見ないようにして、タオルを死守するユキヤ。

しかし、眼を背けて、抵抗するユキヤには、勝ち目が無かった。

あえなく、タオルを取り上げられたユキヤ。

すると、あらわになる立派なユキヤ君。

それを見たルメールは、盛大に鼻血を噴き出す。

なんとか、今回は、気を失わなかったルメールだが、鼻血は相変わらず、流れている。

その隙に、タオルを奪取して、腰に巻くユキヤ。

しかし、相変わらず、ルメールは鼻血を流している。

慌てて、ルメールに回復魔法を掛けるユキヤ。


「だ、大丈夫ですか、ルメールさん!?」


と、ユキヤが声を掛けると、

ルメールは、


「だっ、大丈夫だっ!ちょっとのぼせただけだっ!!」


と、嘘をつく。


(のぼせたって、まだ〈オンセン〉に浸かってもいないじゃないかっ!?・・・まてよ、前にも似た光景があった筈だっ!?・・・ちょっと、かまをかけてみるか・・・。」


と、なにやら、考えるユキヤ。

すかさず、ルメールに質問した。


「ルメールさん、僕の〈アレ〉見ましたよね?」


と、聞くと、

ルメールは慌てて、


「い、いや、〈アレ〉は見ていないっ!!」


と、叫んだ。

そこで、ユキヤは確信した。


(俺は〈アレ〉見たかと聞いた。そしたら、ルメールさんは、〈アレ〉は見てないと答えた。つまり、〈アレ〉が何か分かっている。・・・やっぱり確信犯だっ!!あの時の流血も〈アレ〉が原因かっ!!心配して、損したわっ!!!)


と、例の流血事件の原因を、確信するユキヤ。

その日、ユキヤはそれ以降、貝のように口を開かなかった。



明けて、翌日。

朝食を食べている時も、ユキヤは無言だ。

流石にまずいだと、思ったルメールは、ユキヤに語りかけた。


「ゆ、ユキヤ、怒っているのか?」


しかし、ユキヤは、


「・・・・・・。」


無言を貫いた。

再び、声を掛けるルメール。


「怒っているなら、謝る。すまんっ!!」


すると、ユキヤは、


「・・・怒ってはいません。」


と、やっと喋った。

それ聞いて、安心するルメール。


(・・・怒っていない。呆れてるだけだっ!!幼児の裸を見て、興奮して鼻血を出すなんて。・・・これからは、警戒しておこう。)


と、ユキヤが考えるのも知らず、「これ、美味いなっ!」と、朝食を食べているルメール。


実に平和(?)な一日だった。


構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。

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宜しくお願いします。

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