学園生活と別離
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
王城でのパーティーを無事(?)終えたユキヤたちは、ツペンタークの屋敷へと、帰っていた。
今日は、久しぶりの勉強会だと、ハドリアス邸に向かうユキヤ。
一方、屋敷に残されたルメールは、地下室を、自分の魔法研究、魔道具造りに使用する為、只今、改装中。
なので、ユキヤが、一人で外出しても、文句は言わなかった。
いつもああだと、良いなぁと思いながら、ハドリアス邸に到着した。
いつものように、セバスに挨拶をして、エミナの部屋に案内されるユキヤ。
部屋に入って、エミナに挨拶をすると、エミナの様子がおかしい事に気付く。
どうしたんだろう?と、思いながらも、部屋で待機していると、女教師が、入室して来た。
早速、授業が始まると思っていたユキヤだったが、女教師から、衝撃的な事実を告げられる。
「今日で、授業は終わりとなります。」
あまりの事で、びっくりし、理解が追いつかないユキヤ。
すると、それを察した女教師が、こう語り出した。
「ユキヤ君が、動揺しているようなので、理由を伝えます。
ユキヤ君は、多分、知らなかったと思いますが、〈学園〉は、1期から、スタートします。
12期は、その準備の為、エミナお嬢様は、王都の別邸に滞在となります。
その為、11期の今日が、ここでの勉強会の最後となります。」
と、説明をしてくれた。
(なっ、なんだよっ!?〈学園〉って言うから、4期から、スタートすると思ってた。流石は、異世界。前世とは事情が違うなぁ〜。
それじゃあ、本当に今日が、最後なんだ。まだまだ、知りたい事が、沢山あったのに、非常に残念だ。
エミナお嬢様の様子がおかしかったのは、そのせいか。)
と、考えるユキヤ。
それならばと、女教師に質問した。
「事情は分かりました。ちなみに、〈学園〉って、休みとかどうなっているんですか?」
と、ユキヤが言うと、
女教師は、
「それでは、〈学園〉について、説明致します。
〈学園〉は、初等部と、高等部に分かれており、それぞれの在校期間は、3年間です。
初等部が、13歳から、15歳まで。
高等部が、16歳から、18歳までです。
在学期間中は、全寮制となっています。
授業は、4日連続して行われ、その翌日が、休日です。
長期休みもあり、4期と8期、12期が、お休みとなります。」
と、説明してくれた。
(1週間って言う考え方は、無いんだなぁ。4日の授業で、1日休み。まあまあ、妥当な感じかな。
あと、4期と8期、12期が、休みと言ったな。春休み、夏休み、冬休みって、感じかぁ。まあ、この世界には、四季が無いから、単に、子供たちを休める為に、そうなっているんだろうなぁ。)
と、ユキヤが考えていると、
エミナが、
「ユキヤ様と、離れ離れになるのが、私は悲しいです。」
と、しょんぼりした感じで話す。
なので、ユキヤは、
「僕も、寂しいです。でも、長期休みがありますから、エミナお嬢様が、帰って来たら、遊びに来ますよ。」
と、子供をあやす様に、伝えるユキヤ。
すると、さっきまでの、寂しそうな顔から、一変。
元気な笑顔で、
「本当に会いに来てくれますか?」
と、エミナが言うと、
ユキヤは、
「勿論です。会いに来ますよ。」
と、返事をした。
すると、エミナは、
「絶対、約束してくれますか?」
と、聞いてきたので、
ユキヤは、
「絶対です。約束します。」
と、応えた。
すると、そのやり取りを、見守っていた女教師が、
「お二人のお約束も出来たようなので、最後の授業を始めます。
ただ、最後と言う事なので、今日は、今までで、分からなかった事などを再確認する、質問形式で行います。
早速ですが、質問はありますか?」
と、聞いてきた。
そこで、ユキヤは、まだまだ聞きたい事は、沢山あったが、中でも、一番気になっていた事を、質問した。
それは、魔王の事についてだった。
「憤怒の魔人、ウィンチェスターは、大陸の北の大地に居を構えているとの事でしたが、傲慢の魔人、ウェッソンは、何処に住んでいるんですか?」
(6人?の魔王の内、偶然にも、4人には会った。
憤怒の魔王は、最北端にいる事が分かっているから、近づかなければ、会う事は無いけど、傲慢の魔王の居場所が、分からない。
これから、また、旅に出るとしたら、闇雲に旅をしていたら、遭遇するかも知れない。いや、これまでの経験上、するだろう。
遭遇したら、ヘッケラーのように、戦闘もあり得る。
何しろ、傲慢の魔王は、兎に角、生き物全てを見下していて、他の魔王に対して同じだと言う、好戦的な魔王だ。
気に入らないことがあれば、魔王相手でも、容赦なく襲いかかる狂犬だって、聞いている。
関わらないように注意するしかないなら、居場所を知っておかないと。)
と、思い、質問したユキヤ。
まさか、魔王の事を質問されるとは、思っていなかった女教師は、狼狽した。
そして、ユキヤに、
「ゆ、ユキヤ君っ!?どうして、そんな質問をしたのかしら!?まさか、魔王に会いたいの!?」
と、勘違いさせてしまったらしい。
すると、ユキヤは、
「違います、逆です。僕は、冒険者なので、各地に行く事があるので、遭遇したくないので、質問したんです。」
と、女教師の勘違いを、訂正した。
すると、女教師は、安心したのか、
「傲慢の魔人、ウェッソンは、海を越えて、最東部の孤島を、根城にしています。そこに行かなければ、遭遇する事はないでしょう。
ユキヤ君、注意してください。」
と、教えてくれた。
(最東部の孤島かぁ。絶対に、近づかないでおこう。)
と、思うユキヤ。
女教師の注意勧告に対して、
「はいっ!絶対に近づかないようにしますっ!」
と、応えるユキヤ。
その後、今までの授業の復習に、時間をかけて、最後の授業を終え、エミナへのお別れをするのだった。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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