砂漠のダンジョン2
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
ダンジョン探索を始めて、数刻ほど。
現れる魔物は、ゴーレムだけだが、迷路のような造りになっているため、進んでは、戻りを繰り返しながら進む二人。
勿論、時折、足を止めて、マッピングも忘れない。
そうこうしていると、随分と開けた場所に辿り着いた。
なんか,〈サンクチュアリ〉を使用したときのような神聖的な感じがする。
すると、ルメールが、
「〈セーフティーゾーン〉だな。」
と、言った。
〈セーフティーゾーン〉っ?と、疑問を持っていると、ルメールが、
「ああ、ユキヤは、初ダンジョンだったな。〈セーフティーゾーン〉というのは、神聖魔法の〈サンクチュアリ〉なような場所で、魔物が発生しない安全区画だ。」
ということを、教えてくれた。
すると、ルメールは、アイテムバックから、懐中時計なようなものを取り出し、
「ちょうど、昼時だな。此処で、休憩しよう。」
と、言った。
しかし、ユキヤはそれどころでない。
慌てて、ルメールに質問した。
「る、ルメールさんっ!!それって、時計ですか!?」
すると、ルメールは、
「〈トケイ〉?これは、〈クロノス〉という、時を刻む〈魔道具〉だ。ほれ、ちょうど、針が12刻を指している。」
と、見せてくれた。
(・・・まんま時計じゃないかっ!この世界にも、時計があったのか!?)
と、慌てて、再び、質問した。
「この〈クロノス〉は、何処で手に入りますか?」
すると、ルメールは、
「普通に〈魔道具屋〉で買えるぞ。この裏を見て見ろ。魔石が、はまっているだろう。此処に、こうやって魔力を込めるんだ。」
と、言って、魔石に魔力を注ぐと、紫色から、赤色に変わっていく。
「時間が経つと、魔力が消費されて、青色になるんだ。そうなると、止まってしまう。・・・そうか、ユキヤのアイテムファイルは、時間が止まってしまうから、持ってなかったのか。」
と、勘違いするルメール。
すると、ユキヤは、
「いえ、単純に知らなかっただけです。〈魔道具屋〉に行ったことがなかったもので・・・。」
と、否定した。
「そ、そうか!?記憶がなかったのだな。それなら、仕方がない。今度、〈魔道具屋〉に行こう。便利なものが、沢山あるぞ。多少、値が張るがな。」
と、慰めてくれる、ルメール。
すると、ユキヤは、
「そうですね。街に帰ったら、お願いします。」
と、応えた。
(〈魔道具屋〉かぁ、盲点だった。まだまだ、知らないことだらけだ。普段は、アレな感じでも、ルメールさんと一緒で良かった。)
と、失礼な事を考えながら、感謝するユキヤ。
すると、ルメールが、
「〈セーフティーゾーン〉が見つかったんだ。此処を仮拠点として、ダンジョンを探索しよう。」
と、言ってきた。
すかさず、返事をするユキヤ。
まだまだ、ダンジョンの探索は始まったばかりだ。気を抜かずに取り組もうと、改めて思うユキヤだった。
軽い休憩を取ってから、再び、ダンジョン探索を開始した二人。
あれからも、出てくる魔物は、ゴーレムのみ。
巨大迷路のようなダンジョンを、ひたすら、歩く。
すると、ユキヤが、気になっていた事を質問した。
「ルメールさん、このダンジョンは、この階層だけなんでしょうか?」
すると、ルメールは、
「分からん。果たして,この階層のみなのか、上があるのか、それとも下に続いているのか。普通のダンジョンのように、正確な入り口からスタートした訳ではないからな。」
と、ダンジョンに入ってからは、いつものポンコツぶりを見せず、真剣な表情で、ダンジョンを探索するルメール。
いつもこうだと、ありがたいんだけどなぁと、思っていると、今までは、見たことのない扉が、目に入って来た。
「ルメールさん、あれって・・・。」
「間違いない。階層主の部屋だ。」
と、ルメールが、答える。
「・・・階層主。するとこの先に、出口か、階段があるって事ですか?」
と、ユキヤが、質問すると、
「そうだ。ただし、階層主だけあって、強力な魔物がいる可能性もある。気を引き締めておけ。」
と、返すルメール。
心の準備をして、扉を開き、中に入ると、中央に石像のようなものがあった。
すると、その石像の眼が赤く光り、動き出す。
ルメールが、叫ぶ。
「ガーゴイルだっ!!」
すると、そのガーゴイルは、石像なのに、羽を羽ばたかせて、宙に浮いた。
すると、ルメールが、
「やつも、〈コア〉を、破壊しないと、倒れん。注意しろっ!」
と、アドバイスをくれる。
「分かりましたっ!」
と、言って、ウインドアローを放つが、石像のくせに、俊敏な動きで、かわされてしまう。
すると、ルメールが、
「まずは、羽を狙えっ!地上に落ちれば、動きも、遅くなるっ!」
と、言って、ウインドカッターを放つが、それもかわされてしまう。
すると、今度はお返しとばかりと、急降下してきて、手に持った三又の槍で、攻撃してくる。
慌てて、かわすルメール。
それを見ていたユキヤは、ガーゴイルが、空中に再び、留まるタイミングを見計らって、ウォーターカッターの魔法を放った。
絶妙なタイミングで、ガーゴイルの片方の羽に当たると、その羽が、斬り飛ばされた。
体制を崩して、地に落ちるガーゴイル。
すかさず、ルメールが、アイスランスの魔法を放った。
すると、〈コア〉を破壊するアイスランス。
見事な連携で、ガーゴイルを倒した二人。
すると、ガーゴイルの居た台座が動き、下に続いく階段が、現れた。
どうやら、このダンジョンは、下に向かっているらしい。
二人で、頷き合い、階段を降りていくユキヤとルメール。
まだまだ、ダンジョン探索は続く。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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