表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の事情  作者: ボッチー
59/127

ホルスターへの帰還と魔眼

初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。

ヤマト国から、キヤノン王国。

道中、街で身体を休めながら、十数日間かけて、やっとホルスター王国へ帰還したユキヤたち。

本来ならツペンタークに帰るところだが、魔眼の件があるので、イージスへと向かっていた。


イージスに到着すると、町長宅へと足を運んで、ハニーパジャー達が、滞在している場所を聞いた。

どうやら、空家になっていたところを、拠点にしているらしい。

吸血鬼と言えば、洋館のような建物に住んでいるのかなぁなどと、勝手なイメージを持っていたが、到着したのは、他の建物と変わり映えしない一家だった。


玄関のノブを、コンコンと叩くと、中から聞き覚えのある声が響いた。


「誰かのぅ?」


ハニーパジャーだ。

すかさず、返事を返す。


「ハニーパジャー、僕だ。ユキヤだっ!」


つい、声を張り上げてしまう。

すると、中から、「ガッシャ〜ンっ!」と、お皿の割れる音が響いた。

更に、ドタバタとしている音がする。

暫く待っていると、恐る恐るドアが、開いた。


「・・・わ、童。何用じゃ・・・。」


前回のことで、かなり警戒しているハニーパジャー。

動揺しているのが,見て取れる。


「ちょっと聞きたい事があるんだ。」


と、ユキヤが言うと、

焦ったように、


「ま、魔眼なら使っとらんのじゃっ!?」


と、警戒が解けない。

さて,困った。

話が出来る感じではないと、思っていると、ルメールが、話に割り込んできた。


「ハニーパジャー、ユキヤは怒ってはいない。」


と、珍しくまともな事を伝えるルメール。

すると、話し相手が、ユキヤでなくなったことで、冷静さを取り戻したのか、


「何ぞ、用かの?」


と、玄関から顔出すハニーパジャー。

すると、ルメールが、


「魔眼について聞きたい。」


と、質問してくれた。


「魔眼?妾の魔眼は、魅了じゃ。」


と、答えるハニーパジャー。


「いや、魔眼の覚醒についてだ。」


と、答えるルメール。


「魔眼の覚醒?っ、そうか!そう言う事かっ!!」


と、1人(一匹?)納得するハニーパジャー。

訳が分からず、つい声を掛けてしまうユキヤ。


「何が、そう言う事なんだ?」


すると、さっきまでの怯えは、嘘のように、ユキヤを指差し、こう言った。


「何故,妾の魔眼が効かんか、わかったのじゃ!!童、お主、魔眼持ちじゃろっ!!」


と、確信をついてきた。


「ああ、なんかそうらしいぞ。ヘビーイーグルが、言ってた。」


と、ユキヤが返すと、非常に嫌そうな顔で、


「童、彼奴に会うたのか?」


と、聞き返してきた。

なので、


「ああ、洞窟であった。」


と、答えた。

すると、ハニーパジャーは、


「まだ、あそこにおったのか、あの怠け者はっ!」


と、憤りを見せた。


「お前も、居たんだってな?」


と、ユキヤが言うと、


「そうじゃっ!!あやつが血を分けんから、妾は、こんなところにいるんじゃ!」


と、怒り出した。

慌てて,宥めるユキヤ。


「まぁ、今は街の人に血を分けて貰っているんだし、いいじゃないか。」


と、言うと、


「た、確かにそうじゃが・・・」


と、少し落ち着いてくれた。


「話を戻すが、なんで僕が魔眼持ちだと、お前の魔眼が効かないんだ?」


と、聞くと、


「魔眼持ちには、他の魔眼が効かんのじゃ。」


と、教えてくれた。

更に、


「お主、そんな事も知らんとは、さては、未覚醒じゃな?」


と、確信をついてきた。

なので、ユキヤは、


「どうやら、そうらしいぞ。」


と、答えた。

すると、ハニーパジャーは、得心がいったようで、


「それで,妾に発動方法を聞きに来たのじゃな?」


と、やっと、本題に入れた。


「発動方法は簡単じゃ。眼に魔力を込めれば良い。」


と、意外に簡単なものだった。


「こんな感じか?」


と、言って魔力を眼に集めるユキヤ。

左目に、熱さを感じる。

すると、ハニーパジャーが、ユキヤの眼を覗き込んでくる。


「そうじゃ,その感じじゃ。」


どうやら、魔眼が発動しているらしい。

すると、急に,ハニーパジャーが、


「いかんっ!童、発動を止めよっ!!」


と、慌てている。

素直に、魔力を霧散させるユキヤ。


「どうしたんだ?なんで止めたんだ?」


と、ユキヤが聞くと、

ハニーパジャーは、


「其処のおなごを、見てみよ。」


と、ルメールを見た。

釣られて、ルメールを見ると、ルメールは、大量の汗をかいて、跪いていた。

慌てて、ルメールに声をかけるユキヤ。


「えっ、ルメールさんっ!?どうしたんですか!?」


すると、ハニーパジャーが、


「お主の魔眼にあてられたのじゃ。」


と、言った。

それに対して、ユキヤは、


「僕は、ルメールさんを見て無かったぞ?」


と、言うと、

ハニーパジャーが、


「発動は出来たようじゃが、制御が出来ておらんのじゃ。」


と、指摘してきた。

更に、


「魔眼には、自己強化型と、他者干渉型があるのじゃ。

お主のは、妾と同じ、他者干渉型じゃな。」


と、説明をした。

更に説明は,続く。


「お主の魔眼は、強欲の魔眼じゃ。圧倒的な圧力で相手を、ねじ伏せる魔眼じゃ。それで、其処のおなごは、その圧力を,受けたのじゃ。」


慌てて、ルメールに謝るユキヤ。


「す、すいません、ルメールさん。僕のせいで・・・。」


対して、まだ、冷や汗が止まらないルメールは、


「い、いや、いいんだ。発動条件を聞いた、私にも責任がある。」


と、庇ってくれた。

すると、ハニーパジャーが、


「お主も妾のように、使用禁止じゃな。」


と、言った。

それに対して、ユキヤは、


「ああ、制御出来るまで、使わないよ。」


と、返した。


(魔眼は覚醒した。でも、制御効かないじゃ使えないよ。

あっ、そうだ!魔眼の種類が、分かったんだ。出生の謎についても、聞いてみるかっ!)


「ハニーパジャー、僕と同じ魔眼が使える人を知らないか?」


と、ハニーパジャーに、質問するユキヤ。

すると、ハニーパジャーは、


「知っておるぞ。」


と言った。

しかし、その後が、あまり役に立ちそうもない情報だった。


「強欲の魔人、サウザーじゃ。しかし、彼奴は、数百年前に、憤怒の魔人、ウィンチェスターと戦って、死んでおるはずじゃ。」


(数百年前だってっ!?年齢的に一致しない。それじゃあ、血縁者じゃないっ!?)


折角、覚醒した魔眼も、使いものにらず、出生の謎も解けず仕舞い、散々な結果にゲンナリするユキヤだった。


構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。

ブックマーク、いいね、☆評価も頂けると、励みになります。

宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ