教皇の思惑
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
二人目の魔王と、出会った翌日。
ユキヤたちは、ホルスター王国へと、馬車を走らせていた。
そんな中、ルメールは、ユキヤに質問した。
「どうしたんだ、ユキヤ。少し、急いでいるようだが?」
すると、ユキヤは、
「ヘビーイーグルが、言ってじゃないですか。ハニーパジャーなら、魔眼のことを知ってるって。」
すると、ルメールは、
「ああ、確か、魅了の魔眼を使えるんだったな。」
と、思い返したように言ってきた。
「ええ、使用禁止にしましたけど。」
と、答えるユキヤ。
「それで、ユキヤは魔眼を使えるようになりたいのか?」
と、更に、質問してきたので
「いえ、使えるようになりたい訳じゃなくて、その魔眼が、僕の出生のヒントになるかも知れないと思って・・・。」
すると、ルメールは、
「そうか、そう言う事か。てっきり、魅了の魔眼を使って、ハーレムでも作るのかと、心配したぞっ!!」
と、検討違いな事を言うルメール。
「そんな事に使うつもりはありませんっ!それに、魅了の魔眼だと決まった訳じゃないですか!?仮に、魅了の魔眼だったら、ハニーパジャーが血縁者になっちゃいますよ!?」
と、否定するユキヤ。
すると、
「た、確かになっ!?ユキヤは吸血鬼ではないしなっ!それでは、他の魔眼と言うことか?」
と、聞かれたので、
「多分,違うはずです。とにかく、そう言う訳なので、もう一度、ハニーパジャーに会わないと。」
と、答えるユキヤ。
自分の出生の謎が解けるかも知れないと、急ぎ、ホルスターへ帰還するユキヤだった。
その頃、神聖王国アレキサンドラの王都では、盛大なパレードが行われていた。
ゴック率いる神聖騎士団が、魔の森を鎮圧したからだ。
大勢の群衆の中を、堂々とした態度で、王宮へと進む、神聖騎士団。
和やかな笑顔で、群衆の声援に応える、ゴック。
対してクルツは、鬱陶しそうな顔をしていた。
そんなクルツに対して、
「クルツく〜ん、声援に応えないと、ダメだよ〜〜。」
と、群衆に手を振りながら、クルツを諭すゴック。
対して,クルツは、
「へっ、鬱陶しくてたまりまんぜっ!」
と、答えた。
すると、ゴックは、
「コレも仕事のうちだよ〜〜。」
と、群衆の中、女性から花束を貰っていた。
「花束なんて、腹の足しにもなりやせんぜっ!とっとと、王宮に戻って、酒を飲みてぇところですっ!!」
と、渡されそうになった花束を拒否するクルツ。
「まぁ〜しょうがないよ〜〜。英雄の凱旋で、みんな浮かれてるのさぁ〜〜。」
と、再び,花束を受け取るゴック。
そう,それだけの偉業を、騎士団は達成したのだ。民衆が浮かれるのも無理はない。
群衆の波を抜け、王宮に入る神聖騎士団。
その姿が消えても、群衆の声援は響き続けるのだった。
一方、先の報告を受けていた、教皇 ジェミニ・タイタンは、大司教と、今後の話し合いをしていた。
大司教が、
「どうやら、神聖騎士団が、返ってきたようですね。」
と、言うと、
教皇は、
「ホルスター王国で,油をうってたようだがな。」
と、答えた。
すると、大司教は、
「いいではないですか?我が国の力を見せつけられて,彼の国も、震え上がっているのでは?」
すると、教皇が、
「その件は良い。ただ、貴重な素材まで、ホルスターに与える必要はなかった。何故,持ち帰らんかったのじゃ!!」
と、素材を売り払ってしまったことを、言及する。
すると、慌てたように、大司教が、
「そ,そのことにつきましては、現在確認中でございますっ!?」
と、自分の失態に気づき、釈明した。
ゴックたちに、素材を持ち帰ろと、伝え忘れていたからだ。
教皇は、言う。
「まぁ、良い。それで今回の件で、ホルスターには、大きな貸しを作れた。」
と、深くは言及しないことを告げた。
すると、大司教は改まって、
「それで,ホルスターにはどの様な、対価を請求するおつもりで?」
と、教皇に訪ねた。
すると、教皇は、
「彼の国の、第二王女を、息子の嫁に寄越せと請求するつもりじゃ。」
と、言った。
「・・・政略結婚。つまり、人質と言うことですな?」
と、大司教が言うと、
教皇は、ニヤリと笑いながら、
「人質とは、人聞きが悪い。彼の国が、従順になれば、丁重に迎えるぞ。・・・あくまでも、従順になればの話だが。」
と、警告めいた台詞を吐く教皇。
すると、教皇の意を汲み取った大司教は、
「それでは,すぐに親書を用意致します。」
と、言って、教皇の間をあとにする。
残された教皇は、
「あとは、帝国じゃ。彼の国をどう攻め落とすかじゃな。」
と、大陸制覇を目論むのだった。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
ブックマーク、いいね、☆評価も頂けると、励みになります。
宜しくお願いします。




