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異世界の事情  作者: ボッチー
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大漁!大漁!マグロ漁っ!!

初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。

ギルドでグローマンの討伐依頼を受けたあと、ユキヤ達は、依頼主であるエクスロールの漁業協会会長のもとにきていた。


依頼の為に必要な船を、確保するためだ。


協会長に、依頼を受けることを伝えとき、問題が発生した。


船は用意出来るが、船には女性は乗せられないとのことだった。

女性?つまり、ルメールは乗せられないと言うことかと、納得していると、どうやら違うらしい。

そう、自分も女性だと思われていたのだ。

慌てて、弁解し、自分は男であることを伝えたが、怪訝な顔つきをされた。

信用されていないようなので、証明しますか?と、伝えたら、何故か、ルメールが興奮してきた。

そんなやり取りがあったが、なんとか納得してもらい、船を紹介してもらった。


翌朝、渋るルメールを宿に残して、協会長のもとを訪ねた。

協会長と一緒に、船乗り場に着くと、紹介された船は、全長30メートル程もある大型の漁船だった。

早速、船長に挨拶をと言うことなので、協会長について行く。


すると、

海の男らしく色黒。

片目に眼帯。

何処からどう見ても、海賊風の衣装。

肩に鷹のような鳥を乗せた男が、待ち構えていた。


どう見ても、海賊のお頭にしか見えない男が、この船の船長らしい。


眼帯で覆われていない方の眼で、ギロリと俺の全身を眺めると、ドスの効いた声でこう言った。


「・・協会長。男の冒険者だと聞いていたが、どう言うことだ。」


どうやら、相変わらず女性と勘違いしているらしい。

慌てて、協会長が弁解する。


「彼は、おなごに見えるが男性じゃ。」


すると、船長がさらに、


「その身なりで男だと?だが、ガキではないか。ベテラン冒険者が来ると言ってたよなぁ?」


と、機嫌を損ねてしまったらしい。

再び、慌てて、協会長が弁解する。


「こ、この少年は、Aランク冒険者じゃ!?間違いなく、ベテラン冒険者じゃ!?」


すると、そのことに驚いたのか、今度は船長が慌てた。


「っ、こんなガキがAランクだとっ!?」


(ガキ、ガキ、うっさいなぁ。氷漬けにでもしてやろか・・。)


などと物騒な事を考えるユキヤ。

すると、殺気でも感じたのだろうか、船長が慌てて、


「わ、わかった!上船を許可しようっ!?」


と、言ってきた。

ホッと、息を吐く協会長。


「それでは、ユキヤ殿。あとは、頼みましたぞ。」


と、言って去っていく協会長。


残されたユキヤと船長。

ユキヤが、


「Aランクのユキヤです。よろしくお願いします。」


と、言うと、緊張が解けたのか、船長が、


「・・この船を預かっている、ジャックだ。宜しく頼む。」


と、言ってきた。

相槌で応えるユキヤ。


すると、船長はユキヤに背を向け、船員全体に指示を出した。


「野郎どもっ!時間だ、船を出せっ!!」


急に船内が慌ただしくなった。

マストの帆が、張られ動き出す船。


風を受けて、グングン進んでいく。


その後、かなりの沖合まで、船が進むと、帆が畳まれて、船上一面が、釣り場に変わる。

釣り糸を海に投げ入れ、釣りを始める船員たち。


そんな光景を見ていたら、自分も参加したくなり、ウズウズするユキヤ。

そんなユキヤに気づいたのか、船長が、


「こいつは、俺らの大事な仕事だ。素人は隅で見ていなっ!」


と、お邪魔のようだ。

大人しく、引っ込むユキヤ。


すると、どんどんと、魚が釣り上げられていく。


順調に漁が行われている光景を尻目に、早くグローマンが出ないかなぁと、思って待っていると、早く吊り上げろっと、焦った声が聞こえてくる。


すると、船上に、カラダはマグロ。でも、人型の手足が生えた生物が、躍り出た。


グローマンだ。


その数は一匹二匹と、どんどんと、数が増えいく。

船員たちが、魚を守れっと、騒ぎだす。

そんな光景を尻目にユキヤは、すぐさま行動を起こす。


「ウインドカッターっ!!」


と、ユキヤが叫ぶと、お魚泥棒グローマンの頭が、斬り飛ばされる。

続け様に魔法連射するユキヤ。


「ウインドカッターっ!ウインドカッター!!」


グローマンの頭が中を舞う。

どんどんと、大量のグローマンの死骸を量産していくユキヤ。

余りの光景に、固まる船員たち。


その後も、乗り込んできては、切り飛ばし、乗り込んできては、切り飛ばすと言う流れ作業のように、駆逐され、積み重なっていくグローマンの死骸。


まさに大漁であった。


結局、数十匹のグローマンを屠ったユキヤ。

もう、船上にグローマンが現れることは無かった。


「大漁っ!大漁っ!」


と、グローマンの死骸をアイテムファイルに、どんどん詰め込んでいユキヤ。

それをただ、唖然と、見ている船員たち。

全てのグローマンを収納すると、笑顔で、船員たちに


「さっさ、釣りを続けてください♪」


と、声を掛ける。

声をかけられた船員たちは、


「あ、あぁ」


と、返事をして、再び、釣り竿を握って、釣りに戻っていく。

心の中では、先程の光景を思い出し、自分の首にそっと手を添える船員たち。


船員たちに、軽いトラウマを植え付けて、その日の漁は終了した。


構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。

ブックマーク、いいね、☆評価も頂けると、励みになります。

宜しくお願いします。

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