神聖騎士団のその後
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
神聖騎士団が、魔の森に侵入してから、20日間あまりの時間が、経過していた。
対した被害も無く、魔の森の魔物を、蹂躙していく騎士団。
既に神聖王国側の魔物は討伐済みで、今は国境を越えて、ホルスター王国側の魔物を蹂躙していた。
それもそろそろ終わりが、見え出した。
驚異的な速さだった。
何しろ、魔の森には、A級以上の魔物、天災級・S級の魔物も生息しているからだ。
しかし、そこはSランク冒険者のゴックと、Sランクに近いと噂されているクルツ、精鋭揃いの神聖騎士団。
S級の魔物相手では、多少の苦戦はしたものの、脱落者も出さずに、駆逐してしまった。
今も、一体の魔物、キングコブラと騎士団が、戦闘をしている。
その脇には、既に事切れているキングコブラの死骸の上に、鎮座しているゴックがいた。
「さぁて、最後は誰が、止めを刺すのかなぁ〜?」
と、もう戦闘は終わりだと悟るゴック。
そう、もう既に、キングコブラは、絶命寸前だった。
ひとりの騎士の剣が、キングコブラの頭に叩き落とされた。
吹き飛ぶキングコブラの頭。
「おめでと〜〜。君が勝者だよ〜〜。」
と、戦場とは思えない気の抜けた声が、こだまする。
「いやぁ〜〜、長かったねぇ〜。これでようやく終わりだよぉ〜〜♪」
いや、長くはない。
早すぎる結末だった。
たったの20日間あまりで、ほとんどの魔物を、駆逐してしまったのだ。
この広大な魔の森でだ。
すると、最後の獲物の解体作業が進んでいく。
「さあて、これでやっと帰れるねぇ〜〜?」
と、ゴックが言うと、クルツが、
「そうっすね!やっとまともな飯と寝床につけまさぁっ!!」
と、応える。それに対して、ゴックは、
「それより先にお風呂でしょう〜〜早く洗わないと、臭いが身体に染みついちゃうよ〜〜」
と、返した。
「違いねえ!!ワッハッハ!!」
と、笑い出すクルツ。
「いっそのこと、ホルスター王国で、素材をばら撒いて、高級宿に泊まろうかなぁ〜〜。」
と、面倒臭そうに言うゴック。
それに対して、クルツが、
「素材を持ち帰らなくて、いいんですかい?」
と、訪ねると、ゴックが、
「別に構わないよ〜〜素材が目的じゃなかったからねぇ〜〜。」
と、返す。
「寧ろ、神聖王国の力を誇示する機会だよ〜〜。」
と、政治的な圧力をかけるような発言をするゴック。
「自分達の無能さ、無力さを痛感してもらわないとねぇ〜〜。」
と、意地の悪いことまで言い出す。
「宿じゃ無くて、教会に行かないんですかい?」
と、クルツが聞くと、心底嫌そうな顔でゴックは答える。
「あんな辛気臭いところじゃ、休めないよ〜〜。」
と、聖職者とは思えない返事をするゴック。
「飯も質素で、酒も無いんだよ〜。君たちも嫌でしょ?」
と、同意を求める。
それに対して、団員達も同意見のようで、反対する者はいない。
「じゃあ、剥ぎ取りが終わったら、ホルスター王国の王都のギルドに、行こうかぁ〜〜。」
団員達から歓声が、上がる。
「美味い飯と〜、美味い酒〜〜、あと女だねぇ〜。」
と、ゴックが言うと、口笛まで聞こえてきた。
「ギルドの驚く顔が、目に浮かびますぜっ!!」
と、クルツが言う。
「これだけの素材の数だからね〜〜。金庫が空になるんじゃないかなぁ〜〜。」
と、ゴックが言うと、「違いねぇ!」と、団員達が返す。
「さぁてと、それじゃあ、勇者の凱旋と行こうか?」
そう言って、団員達を引き連れて、ホルスター王国の王都を目指し、歩き出す。
こうして、魔の森の魔物の殲滅は終わった。
あとには、ホルスター王国が、神聖王国アレキサンドラに対して、大きな損失・借りを作った結果のみが残った。
このツケは、今後の情勢に大きな爪痕を残すのだった。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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