Sランク冒険者ゴックと神聖騎士団
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
ユキヤとルメールが、グダグダとやっている頃、神聖王国アレキサンドラから、選抜された神聖騎士を率いて、騎士団団長ゴックは、魔の森を訪れていた。
「ここが魔の森かぁ〜〜。流石に空気が澱んでいるねぇ〜。」
と、ゴックが言うと、すかさず、副団長のクルツが、声を上げる。
「団長、とっとと、仕事に入りましょうや。臭いが臭くて叶いませんわっ!」
と、ゴックを急かす。
「慌てなくても、獲物は逃げないよ〜〜。でも確かに匂うね〜〜、時間を掛けてたら、臭いが取れなくなっちゃうかも?それはヤダなぁ〜〜。」
魔の森は、その特質から、獣臭に満ちているのだ。匂うのも仕方がない。
そらゆえの発言だった。
「それじゃあ、早速とりかかりましょうっ!!」
とクルツが言うと、騎士団を連れて、森の中へ入っていく。
暫く歩くと、複数の獣が争っているような音が、聞こえてくる。
「ん〜、どうやら魔物同士が、戦ってるみたいだねぇ〜。」
とゴックが言うと、クルツが、
「そりゃいかんっ!獲物が減っちまうじゃないですかっ!?」
と、場違いな台詞を吐いた。
A級同士の縄張り争い。
普通の冒険者なら、勝手に数を減らしてくれるなら、万々歳だ。
しかし、ここにいる騎士達は違っていた。
騎士団の中でも、選りすぐりの精鋭を集めて来た。
中でも、クルツは、巷では、次のSランクにもっとも近い男として有名だった。
更に、現Sランクのゴックまでいるのだ。
恐れなど、微塵も感じて居ない。
魔物の縄張り争いの中へ、平然と近づいていく。
すると、どうやら、クロスベアー一匹と、ユニコーン3頭が、そこで争っていた。
クロスベアーは、4本の腕を振り回し、鋭い爪で、ユニコーンに殴りかかっていた。
対するユニコーンも、負けてはいない。
その鋭利に伸びたツノで応戦している。
そこへ本来なら、現れることない珍入者が現れた。
神聖騎士団だ。
「僕がクロスベアーを殺るから〜、ユニコーンはお願いねぇ〜。」
と、「ちょっとコンビニまでタバコ買いに行ってきます。」と、家族に告げるように、部下たちに命令を下すゴック。
すると、クルツが、
「一匹は俺の獲物だッ!手を出すなッ!!あとの二匹は好きにしろ。」
と、部下に指示を出す。
突然の珍入者に、動きを止める魔物達。
「はいっ〜。そこ、動きを止めちゃダメだよぉ〜〜。」
と、言って、目にまとまらぬ剣すじで、クロスベアーの首を刈るゴック。
対して、クルツも、素早い動きで、ユニコーンに、何度も剣を当て、じわじわと死へと、追い詰めていく。
「ほらどうしたっ?そのツノは飾りかぁ!?」
と、言いながら、ユニコーンを蹂躙していくクルツ。
他の団員たちもそれに続けとばかりに、残りのユニコーンに襲い掛かる。
蹂躙。
その言葉の通り、A級の魔物を屠る騎士団。
あっという間に、魔物達を倒した騎士団は、必要な素材部分を解体して、次の獲物を探し出す。
「大したことないねぇ〜〜。この分なら、早々に片付くかもねえ〜。」
とは、ゴックの言。
「ちったぁ、歯ごたえのある魔物が、出てきて欲しいもんですぜっ!」
とは、クルツの言。
二人と騎士団にとっては、この魔の森ですら、容易な狩場に過ぎなかった。
寧ろ、集まってくれているだけ、楽であった。
こうして、ゴックと神聖騎士団は、更に奥へ奥へと、進んでいく。
彼らの蹂躙劇は始まったばかりなのだ。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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