Sランク冒険者 ルメール・カサンドラその3
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
王都へ向けて、使い魔を飛ばした翌日。
ルメール・カサンドラは謁見の間に居た。
対面には、王座に座って、渋い顔をした国王と、その隣には、やれやれと言う顔をした宰相が立って居た。
しばしの沈黙の後、国王がややきつい口調で、口を開いた。
「・・・ルメールよ、息災であったか?」
「はっ!!陛下におきましては、ご機嫌うるわしゅう・・・」
「・・・お前には、ワシがご機嫌に見えるのか?」
「なっ!?父上、何処か御病気にでも・・・」
「違うわっ!!馬鹿者ッ!!!」
と、怒鳴る国王。
「そ、それでは何故っ!?」
と、ルメール。
すると、心底、頭にきたのか、国王が、更に怒り出すと、何もわからないような口調で、聞き返した。
「天使を見つけたとはなんだ?お主は何を申しておる!?」
と、手紙の内容について、言及する国王。
すると、
「天使は、天使でございますッ!!」
と、力強く返事するルメール。
「意味がわからんっ!?お主は自分が何を言ってあるのか理解しているのかっ!?」
すると、再び、力強く返事をするルメール。
「勿論ですッ!!」
再び、質問する国王。
「・・・それでは、天使とはなんだ?」
「天使は、天使ですッ!!天使がいたのですッ!!」
と、最早、会話が成立していない。
と、そこで宰相が、救いの手を差し伸べる。
「・・・殿下は、その天使をお探しに王都に?」
すると、ルメールは、話が通じたと思って、
「そうですッ!!その通りですッ!!」
と、答える。
すると、今度は、国王が言った。
「・・・それは、国防の責務を、ないがしろにする程に大切な事なのか?」
すると、流石にルメールも、国王が怒っていることに気がついたのか、慌てて弁明する。
「ですから、代わりの者を寄越してくださいとお願いしたはずですが・・・」
すると、再び、国王が怒り出す。
「魔の森の監視だぞっ!?代わりの者など、すぐ用意出来るはずなかろうッ!!」
すると、それに対してルメールは、
「そこを何とかしてくださいッ!天使が待っているのですッ!!」
と、譲らない。
すると、宰相が、再び、口を開いた。
「・・・今、国中のギルドに、Aランク冒険者を集めるよう手配しております。・・・また、隣国の神聖王国アレキサンドラにも、助力を求めているところです。」
と、現状を伝えた。
すると、それを聞いたルメールは、安心したかのように笑顔を見せた。
それを見た国王は、これ以上何を言っても、効かないだろうと、匙を投げ、最後にこう言った。
「・・・お主は、今まで良くやってくれた。・・・ひまを出す。好きにせい・・・。」
「はっ!!ありがとうございますッ!!!」
と、元気に礼を述べるルメール。
こうしてルメールは、ユキヤを探す機会を得たのだった。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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