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異世界の事情  作者: ボッチー
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新たなる目標

初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。

勉強を始めて、数刻後。

ちょうどお昼となり、休憩となった。


勿論、ハドリアス公爵一家と、昼食だ。


食事をしながら、ハドリアス公爵が、質問してくる。


「それでどうだ、勉強の方は?」


すると、興奮したようにエミナが質問に答えた。


「それが、ユキヤ様ったら、凄いですわっ!!

字の読み書きが出来ないと、おっしゃってましたが、午前中に、全て覚えてしまいましたのっ!!」


「それは、凄いな。流石は、我が家の救世主だっ!!」


そう、午前中だけで、ユキヤは読み書きをマスターしてしまったのだ。

理由は簡単。

この世界には漢字や、英単語が無いからだ。

単に一文字一文字、覚えれば、読み書きは容易だった。

ひらがなを一通り覚える感覚に近い。

おかげで、数字も分かるようになった。

初等部の計算は数字の足し算引き算だけだ。

これなら、午後の勉強も余裕でついていける。


問題は、歴史と地理だ。


ユキヤはこの世界の生まれでは無い。

此処がどの国で、他にどんな国があるのか、分からない。


歴史にしてもそうだ。

文明の発展具合から分からない。

電気は無いのは、分かる。

代わりに、魔法や魔石なんかがある世界だ。

そう言ったことも知らなければ、自分探しなど出来るはずがない。


まずは、歴史と地理。


この二つを今後の勉強の主軸に置かなければ、ならないと理解した。


あと、欲を言えば、魔法の勉強もしたい。

ユキヤ自身は、イメージすれば大抵の魔法は使える。

しかし、その魔法にも歴史や、効果の違いなどが、あるはずだ。

今のユキヤは、闇雲に魔法を使っているだけだ。

どんな魔法があり、どんな効果があるのか?属性とは何か?など、謎は尽きない。


一度死んだ身だ。

次もあるか分からない。

冒険者としてやって行く上で、己の武器の性能を知ることは必須だった。

闇雲に、戦っていたら、思わぬところで、痛い目に遭うかもしれない。

下手したら、死んでしまう可能性すらある。


だからこそ、勉強は必須だった。


これほど、真剣に勉強するなど、前世では無かった。

新鮮な気分だった。

命がかかっているのだ、無理もない。

そんな訳で、美味しい昼食も、味わって食べることは出来なかった。


ユキヤは少し、焦っていた。

勉強出来る機会が、エミナの入学までだからだ。


それまでに全てを理解・知識を身に付けなければならない。


楽しそうなハドリアス一家の昼食の中、決意を新たにするユキヤだった。


構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。

ブックマーク、いいね、☆評価も頂けると、励みになります。

宜しくお願いします。

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