憤怒と分別
初投稿なります。ボッチーです。思いつくまま、成り行き任せの投稿です。優しく見守ってください。宜しくお願いします。
ユキヤと別れた、ウィンチェスターは、天使族と対峙していた。
ウィンチェスターが、
「俺は、憤怒の魔王、ウィンチェスターっ!!
貴様の名は、何と言う?」
と、尋ねると、
天使族は、
「私の名は、分別のセラフィム。
神にあだなす、貴方を断罪する者。」
と、応えた。
ウィンチェスターは、
「セラフィムか、覚えたぞっ!!
では、勝負だっ!!」
と、セラフィムに、襲いかかるウィンチェスター。
しかし、セラフィムは、神剣〈エクスカリバーン〉を、振りかざした。
〈エクスカリバーン〉から、光の剣撃が飛び出し、ウィンチェスターを襲う。
ウィンチェスターは、光の剣撃をかわすと、更に、セラフィムに接近しようとする。
しかし、セラフィムは、〈シャイニング〉を発動。
ウィンチェスターは、近づく事が出来ない。
すると、再び、〈エクスカリバーン〉の剣撃が、ウィンチェスターを、襲う。
なんとか回避をするが、僅かばかり、攻撃を喰らってしまうウィンチェスター。
そのウィンチェスターに、再び、〈シャイニング〉を放つセラフィム。
ウィンチェスターは、得意の接近戦に、持ち込めなかった。
セラフィムの、剣撃と〈シャイニング〉で、徐々に、傷ついていく、ウィンチェスター。
セラフィムは、このままいけば、倒せる自信があった。
それは、セラフィムが、7人いた天使族で、最強の戦士だったからだ。
セラフィムは、徐々に、ウィンチェスターを追い詰めていった。
すると、ウィンチェスターは、
「貴様、強いな。
今まで、戦った天使族とは、格が違う。」
と、セラフィムを賞賛した。
セラフィムは、
「貴方は、私の同胞を殺めすぎた。
それも、此処までだ。
貴方は、此処で死ぬ。」
と、勝利宣言をした。
ウィンチェスターは、
「本当は、使いたくなかったが、仕方があるまい。
使わせてもらうぞっ!!」
と、言って、両目が紅く染まる。
〈憤怒の魔眼〉の開眼だった。
ウィンチェスターの身体が、ひとまり大きくなり、赤いオーラに包まれた。
「ガァァーーーーッ!!!」
と、獣のような咆哮を上げ、セラフィムに襲いかかるウィンチェスター。
セラフィムは、突然、豹変したウィンチェスターに、一瞬、ひるむも、〈エクスカリバーン〉の剣撃を放つ。
しかし、ウィンチェスターは、その剣撃を、避けもせずに、被弾しながら、セラフィムに接近する。
あまりにも、無謀。
そして、ウィンチェスターの気迫に押され、後退するセラフィム。
しかし、ウィンチェスターの前進は、止まらない。
セラフィムは、〈シャイニング〉を発動。
〈シャイニング〉に包まれるウィンチェスター。
しかし、その〈シャイニング〉の中から、ウィンチェスターが、飛び出して来た。
全身に〈シャイニング〉を浴びたせいで、シュウシュウと、煙が上がってるにも、関わらず、接近してくるウィンチェスター。
そして、遂に、ウィンチェスターの間合いに入った。
「ウガッーーーー!!!」
と、咆哮を上げながら、セラフィムに襲いかかる。
それはもう、技とかの次元を超えた、攻撃だった。
がむしゃらに、拳と蹴りを、セラフィムに、叩き込むウィンチェスター。
セラフィムは、
「ば、化け物めっ!?」
と、言って、〈エクスカリバーン〉を、ウィンチェスターに叩き込むが、血が飛び散りようとも、ウィンチェスターの攻撃は、止まらない。
回避が間に合わなかった、ウィンチェスターの拳が、セラフィムの腹に、食い込むっ!!
あまりの衝撃で、
「ぐはっ!」
と、声を上げる、セラフィム。
しかし、ウィンチェスターは、止まらない。
セラフィムの頭を、両手で掴むと、頭突きをかまし、そのまま、膝蹴りを、顔面に喰らわせる。
更に、セラフィムの腕を掴むと、
「ブチブチッ!!」
と、引きちぎる。
セラフィムは、あまりの痛みで、
「ぎやっ!!」
と、悲鳴をあげるが、ウィンチェスターは、その喉笛に噛みつき、肉を引きちぎる。
そして、セラフィムの脚を掴むと、力一杯、セラフィムを地面に向かって、放り投げる。
「ズドーーーンっ!!」
と、地面に叩きつけられるセラフィム。
そのセラフィムに向かって、腹に蹴りをぶち込む、ウィンチェスター。
身動きの取れなくなった、セラフィムの首を掴み、セラフィムを持ち上げると、その鋭い手刀で、セラフィムの胸を突き刺さしたっ!!
もう、絶命しているのに、セラフィムの脚を掴んで、何度も何度も、地面に叩きつける、ウィンチェスター。
セラフィムは、絶命しているのにも関わらず、全身の骨を砕かれた。
最終に、セラフィムを地面に、放り投げると、ウィンチェスターは、
「ウガッーーーーっ!!」
と、咆哮をあげるのだった。
構想、数年の作品です。初投稿故の、誤字等あると思いますが、楽しんで頂けたけたら幸いです。なるべく間隔を開けずに投稿しますので、続編も宜しくお願いします。
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また、2作目、[暗殺一家の落ちこぼれ。魔法を極めて、世界を救うっ!!]も、連載開始しました。
宜しくお願い致します。