13話 頼もしい仲間
2試合目、村上コーチがスタメンを発表した
トモキの名前がなかった
僕は心臓がバクバクした
トモキ…あんなに頑張ってたのに
すると村上コーチが
「トモキ、前半足を冷やしておけ。後半から勝負掛けるから足が痛いって言っても絶対出てもらうからな。」
トモキの足の様子をみての事だと分かり僕は安心した
2試合目の相手は初めて対戦するチームだ
ピーー
2試合目が始まった
初めての相手でお互い慎重になっている
パスを回しながら攻めるが攻めきれない
僕達ディフェンスもボールを奪ってはクリア
結局お互い1本もシュートを撃てずに前半は終わった
「トモキ、準備は良いか?」
「もうなんともないです。」
そう言ってトモキがジャンプした
「後半仕掛けるぞ。まず両サイドにボールを集める。ボールをもったらすぐに仕掛けろ。1人抜くだけで数的有利だ。この試合も勝つぞ。行ってこい。」
「オオオー。」
村上コーチの言葉でみんな気合いが入った
ユウキが僕の所に来て
「クリアばっかりじゃなくてパスよこせよ。」
と言って来たので
「頑張る。」
と返した
ピーー
後半が始まり少しすると相手が先に仕掛けて来た
ユウキが抜かれて急いで僕が詰める
相手の動きを良く見て僕はボールを奪った
「ヘイ。」
ユウキが呼んでる
慌ててユウキにパスをした
がパスが弱すぎてボールはユウキまで届かず相手に取られてしまった
すかさずユウキが追い付いてボールを外に出した
「パスがよえーよ。届かねーのなら呼べよ。近くまで取りに行ってやる。」
そう言って僕のおでこにデコピンした
なんだか凄く頼もしく感じてしまった




