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雉白書屋短編集  作者: 雉白書屋


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412/705

ビュッフェ

「うぃーす」


「ん、ああ、おかえり。どうだった? 向こうの女は」


「いやー駄目だね。こっちの呼びかけは全く無視」


「へえ、お高くとまってるわけだ」


「だろう? でもさぞや気品にあふれ、プライドが高いかと思ったら

食べすぎて気分が悪かっただけみたいだ。地面に食い物を吐き出していたよ」


「うへぇ」


「まあもったいないから吐き出したものを代わりに食ってやったよ。

おかげで見ての通り元気一杯さ! それに、まだまだ食い物はありそうだったぞ。

騒がしくなったから退散したがな」


「へえ、いいな。俺も食いに行こうかな……」





 旅客機に正体不明の飛行物体が接近し

パイロットは近くの空港に緊急着陸をした。

だが、謎の飛行物体はその後も執拗に周囲を飛び回ったあげく

機内から脱出した乗客を次々内部へ取り込んだ。

 アブダクション。

過去にも家畜がUFOに連れ去られる事例はあったが

ここまで堂々としたものは初めてだと専門家は話している。

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