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雉白書屋短編集  作者: 雉白書屋


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ジェットコースター

 ――カタンカタン


 あー、こえー。


 ――カタンカタン


 目を開けてられないよ。


 ――カタンカタン


 やっぱり、ジェットコースターなんて乗るんじゃなかった。


 ――カタンカタン


 好き好んでこんなのに乗る連中の気が知れないよ。


 ――カタンカタン


 長いなぁ……。


 ――カタンカタン


 まだ登るのか……。


 ――カタンカタン


 まだか? 登り始めてから結構経つのにまだ頂上に着かないみたいだ。


 ――カタンカタン


 ……静かだな。みんな怖くて黙っているのかな。


 ――カタンカタン


 ……なんか変だ。


 ――カタンカタン


 いや、絶対変だ!


 ――カタンカタン


 いったいどこまで登るっていうんだ!


 ――カタンカタン


 ……目、開けてみるか。


 ――カタンカタン


 よし、開けるぞ……三、二、一



 はっ、夢か。

 そうだよなそんな長いわけ――え、地面が。

 あ。そうだ。

 飛び降り自殺は落下中、気絶するって聞いたのに、途中で目覚めるなん――

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