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雉白書屋短編集  作者: 雉白書屋


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月を斬ってみせよ

「十兵衛よ、あの月を斬るというのは本気なのだな?」


「はい、お殿様。必ずや月を斬ってみせましょう。その暁には……」


「我が娘との結婚だな? よかろう。だが失敗すればその首を貰うぞ」


「……はい、では」


「あぁ、待て。その池に映った月を斬るというのは無しだぞ」


「え」


「さぁ。早く斬ってみせろ」


「…………お殿様。では月をよーくご覧ください。そう、そうです。もう少しお顔を上に。ああ、その位置です。お目々に綺麗な月が……」

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