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設定資料集7

○魔法とは


 魔法とは旧文明から授かったとされる森羅万象に繋がる秘技であり、


 「儀式」+「供物」=「現象」


の方程式を指す。



 特定の現象を起こす為に用意するのが儀式と供物の2つである。



 儀式とは、


 ・特定の紋様を描く

 ・供物を適切に配置する

 ・呪文を唱える


等の行為を指し、これは行使者が誰に教わったかどうかや、当人が現象をイメージしやすいかで個人差が大きく現れる。



 供物とは、


 ・特定の鉱物

 ・魔獣の素材

 ・生物

 ・自身の生命力(=マナ)


等を指し、現象を発生させるための燃料の役割を持つ。



 以上を持ってありとあらゆる現象を発生させるのが魔法であり、本来魔法とは時間と手間を大きく消費する作業である。




○印章術とは



 印章術という言葉には2つの意味がある。



 第一は、魔法に一手間を加えることでそれをその場で瞬間的に行使できるようにする"技術そのもの"のこと。



 第二が、万理印(パレット)から放たれる様々な魔法のことである。



 特に第一の意味は、狭義的な印章術の意味であり、


 「儀式」+「供物」=「現象」


の方程式を


 {(儀式+魔法)+万理印}+自身の生命力=現象


に変換した技術のこと。



 言語化するならば、



① 「印章術にしたい魔法」を行使する


② ①と同時に「アイテムに記録する魔法」を行使する


③そのアイテム(=万理印)にマナを込めることで①が直ぐに行使されるようになる



という仕組みになっている。



 印章術のメリットとしては、魔法が格段に素早く行使できるようになり、魔法使い達が魔獣に対する戦闘速度を格段にあげることができたことがある。


 印章士が発達する以前は、魔法はどうしても迎撃装置でしかなく、魔獣に外で襲われると逃げる他は無かったのだ。



 デメリットは、


・万理印は持ち主にしか扱えず、供物に自身の生命力が不可欠であること


・魔法犯罪が増加したこと


である。



 万理印から放たれる魔法は、万理印を生み出した本人のイメージと生命力という最も効率的かつ瞬発的な即効性の高い供物を消費しない場合、途端にその出力が0に等しくなるというデータがある。


 その為、印章士は自身の扱う魔法と共にそのニーズを理解し、仕事や仲間を選ばなければならない。



 魔法犯罪については、元々あったものが爆発的に増加したものの、目に見えて行われるような軽犯罪の増加率が極めて高く、重大犯罪や隠匿工作の類に関しては発生件数自体に大きな差はない。


 また上記に際して、印章術の発達と共に急速に発展した文化が、「印章士ギルド」と「魔法警察隊」である。

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