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赤翼物語  作者: ヤタガラス
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演習

普段はTwitterでロボ等を書いてる暇人で昔から考えていたロボ物の物語があった為、それを文章に書き起こした物。汚いと思いますがよろしくお願いします。

「やっぱ宇宙は良いね。体が軽く感じるし無重力が楽しい」

『ですが宇宙での長期滞在は身体能力の低下に繋がります』

「それでもいいんだよ」

『あ、そう言えば教官から連絡が来てますよ』

「やっちまった…!!」


ここは第23宇宙要塞[ハウゼン]。昔の戦争で建造され終戦まで大した損傷が無かったため戦後訓練生の宇宙訓練施設として改装された要塞。俺は戦後第7訓練生としてこの要塞に来ている。

遠い銀河から来たとされる惑星外敵対生物[アンノウン]。それらに対抗するための兵士を育てているのがこの場所だ。


「これはヤバイぞ!今日の教官は厳しいって言われている人だった!」

『ここにくるまでARで来ましたしそれで戻りましょうか』

AR(アーマーロイド)。戦争の始まりと同時にリベント公国が実用化した人型機動兵器の総称で今の戦闘の主力兵器となっている。

「動力起動、無線式思想操縦(イメージトレース)システム起動。ナタリー、指定の場所まで自動航行してくれ」

ナタリーは実態が存在しない電子妖精。要は人工知能な物らしいがAI(人工知能)との最大の違いは人間に近いらしいが俺にはその違いがわからない。

『ハイハイ、指定座標までの自動操縦(オートパイロット)を、設定しといたよ。こんなに古くてもこんなのがあるのね』

「古いって言っても後期型だしね」

俺が乗り込んでいる機体はAR-8A3[デルタ]。戦争中期から配備され細かい派生型も含めるとかなりの数が生産されたザ・量産機ってかんじの機体だ。顔はゴーグル型だけと奥がモノアイなんだよな。

「さて、覚悟しなきゃな…」

これはかなりの酷く怒られるなぁ…。


『何処で道草食っていたのかな?リュウジ訓練生』

「バショヲワスレテマシタ!!」

『お前のその清々しい程の言い訳はある意味尊敬するな。遅刻した罰だ、今回は厳しくしてやるからな』

「しゃあないか。どんな内容かな」

『本来はこの基地の防衛用の無人機一機が相手だったが遅刻した罰だ、三機相手してもらう』

「マジかぁ…やるしかないか」

確かこの基地に配備されている機体は…MA-2[マンティス]、地上用であったMA-1[マンティコア]の宇宙適応型で脚にあったウィング・スタビライザーごと大型スラスターに換装しデブリ迎撃用に頭部にガトリング砲を搭載したり複兵装を多数装備している。

「あれ速いからなぁ、皆は一機とは言えあれを相手したのか」

『他の奴らはAIを載せたAR-8だったがな』

「ひっどいですね!!」

それなら多少キツくても最低評価にはならないだろうし、あぁ!ソーラー施設で呆けるんじゃなかった!

『もう機体は用意してあるからな、すぐに始まるぞ』

「やってやろうじゃねぇか!」

機体に制御しビームライフルと耐熱シールドの状態を確認し、サーベルの位置を確認する。ナタリーの設定を戦闘モードに切り替え遠くから見える推進炎を確認して位置を把握した。

「エイムアシストは切っといて、あると逆にエイムがずれる」

変更がなければ長距離砲を持ってるハズだし長距離の射撃戦は避けたい。

『切っちゃうんですか!?宇宙の射撃戦は地上のそれとは違うんですよ!』

()()()()()()()問題はない」

『熱源多数、ミサイルです!』

「三機も居るから数が多い!」

頭部のガトリング砲でミサイルを迎撃しながら下へ下がりながら無人機に近づく。

(一機足りない?だけど)

「今は目の前のを!」

ライフルを盾のマウントに置き腰にあるサーベルを抜き下から切り上げ、長距離砲を破壊した。

「あのマーク、教官まさか!」

『戦時中多大な戦果をだした無人機専門のAI、ブロス・ガーディアンズだ。手強いぞ』

「戦後大国の残党軍相手に被害無しで虐殺した部隊じゃないですかぁぁぁぁ!!」

戦時生身のパイロットが少なくなった為AIを搭載した無人機が多数配備されるようになった。そして少なくなった人間の穴埋めに酷使されたがそれがAIの実力を向上させる原因になった為、今や生身のパイロットよりAIが強かったりする。勿論例外や変態パイロットが居たりするが。

「っ!スモークか!」

『真後ろに急接近する一機が!』

「ちぃぃ!」

振り返りながらサーベルを降ったがマンティスのビームサーベルで防がれた。

「AIがエネルギー兵器を使えるのか!」

本来はエネルギー兵器は生身のパイロットにしか使用を許可されていない。これは万が一にハッキングされた際に自軍の被害を減らす為に使用可能兵器に制限が掛かっている。

『そいつらは軍上層部から直々にエネルギー兵器の使用を許可されているからな、訓練生のお前じゃ知らないのも無理はないか』

「勝たせる気ないですよね、これ!」

『道草食っていると負けるぞ』

「クソッタレぇ!!」

蹴りを入れ距離を取り体制立て直し周りを見渡した。

(やろうと思えば三機で直ぐに方がつくのに、何故だ?)

三機は俺の機体の周りを様子を見ながら近づいて来ない、流石に手加減をいれたのか?

『サーベルを持ってるいるのはさっきの機体だけです。多分よくある戦術です』

「ツーワンフォーメーション、一対多数の訓練か」

なら突っ込んで来るのは一機だけ、他の二機は警戒しながらやるしかないのか。

「簡単じゃねぇがやるしかない!」

右にサーベル、左腕にライフルを持ち構えた。

「真面目に近接を相手にするのは隙ができる、なら後ろの二機を先に!」

『二機とも距離を取ります始めました!』

「ビームの弾速は実弾より速い、その程度の回避運動は親父に比べれば!」

狙い済ました射撃が距離を取っていた一機の推進機を潰し行動不能にした。

『機体反応が無くなりました、撃破判定です!』

「さぁこれからだ!」



「で、こうなったと」

そこは要塞の格納庫でバンカーには四肢が壊れ損傷の激しいデルタが置かれていた。一緒に話しているのは友人のエドガーだ。

「まさか二機とも近接に変えるなんて分かるかよ、熟練者ですら近接戦は避けるって言うのに訓練生に無茶言うな」

「残り一機までいったし惜しかったぜ」

「ははは、ありがとよ」

「それと教官が成績を出すって言ってたぜ、今の場所はたしか通信室にいるぜ」

「サンキュー、じゃいってくる」

俺は通信室へ足を運んだ。

機体のスペックや世界観の説明が欲しい場合は感想などから言って下さい。需要も無いのに勝手に説明してもね…?

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