オカマーバカ族。
僕はルーター あるカリファに少数民族の
『オカマーバカ族』 とやらがいるらしい。
僕は好奇心から会いに行きたくなった。
変な少数民族だなと思うだけじゃなく、
実際に会いたくなると行動に起こしてしまう。
このオカマーバカ族に会いに行くには3日かかる。
それでも会いたいのだ。
飛行機に10時間以上乗って着いたらまた小型機に
乗り換えてそこから1時間、着くと車で9時間ぐらい
暗くなるとその辺のホテルに宿泊して次の日の朝また
車で移動してなんやかんやで3日。
そしてやっと着いた。オカマーバカ族がいる場所だ!
僕は案内人に、元オカマーバカ族のマカシャニと2人で
ここに来た。
彼らは布を纏い原始的な生活を今でも好んでしている。
そのオカマーバカ族の村長は僕たちを喜んで受け入れて
くれた。
『遥々遠いところから来てくれてありがとう!あなたを
歓迎します。』
『ありがとう。』
物凄く親切で愉快な民族だ! その日から3日間ずっと、
どんちゃん騒ぎのお祭りに変わった。毎日朝から晩まで
寝ずにお酒や踊りや賑やかな音を鳴らしながら舞い踊り
意識も朦朧としていた。その中で僕の事を気に入ってく
れた女の子が僕の隣に何時も一緒にいた。
『キミは何故? 僕の隣にいるの?』
僕は案内人のマカシャニにここの言葉を教えてもらって
カタコトで話したら...?
『あなたが好きだから。』 と答えた。
僕もその女の子の事が大好きになった。どんちゃん騒ぎの
お祭りも終わり、気がつけば3か月ここにいる。
流石に3か月もいれば、日常生活の会話は少し話せるように
なっていた。彼女と会話も......。
そしてとんでもないことになってもーた! 少しの間だけ、
ここに居るだけだったのに...。
戻れない事になった。やっちまった! 僕はここの女の子
と 『結婚』 してしまった。そして、このオカマーバカ族
の一員になってしまった。
バカしたかな?
僕と結婚してからその女の子から聞いた話だったんだけど......?
まだ14歳なんだって?
しかも...『元男性』
ヤバい!? まじで僕はバカだ!
最後までお読みいただきありがとうございました。