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第百三十四話《ハプニング》



シンは誰も見ていない場所で女装を解きながらエリスと連絡を取っていた。


『で、どうだった?』


「ああ、俺の予想の上をいった。相手は俺の元幼馴染だった」


『それは予想できないな普通…』


「連絡がなかったということは何も無かったな?」


『ああ、一瞬たりとも見逃さなかった。彼女はシロだね』


「そうだろうな、では俺は今から奴のご機嫌取りだ。監視は頼むぞ」


『了解、そっちも頑張れ』


「…」


エリスからの通信が解け、シンは懸念していた予想が外れてホッとした。だが油断はできない、美羽は色々なことに首を突っ込むのが好きだ。もしミーシャの存在がバレればとんでもないことになることは確実である。


「とっとと事件全て解決して首謀者捕まえてゆっくりしたいよ全く…」


シンの口から愚痴がこぼしながら大通りに出たその時、ちょっとしたハプニングが起きる。


「あ…」


シンがミーシャの場所の確認を怠ったためなんとミーシャとその両親と鉢合わせしてしまった。


「…」


「おい、どうするんだこれ!」


「落ち着け!俺達が見つかったわけじゃない、ここはシンに任せよう」


遠くで二人が色々と騒いでいる中シンは頭の中で混乱していた。シンはこういったハプニングに弱い傾向にあるのだ。


「あ、いた!」


「探した…」


しかもその時に限ってシャルドネとルナが襲来。外面上は平静を装っているがシンの頭は今にも壊れそうだ。


「おい…これどうするんだ?」


「助け舟を出す!行くぞネビュー!」


はたして二人はこの状況から回避する方法を考えすぎて今にも頭がパンク寸前のシンを救うことが出来るのか!?






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