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第3話 パーティー初対面

「助けていただきありがとうございます!!」


ギルドを出てすぐに、お兄さんのパーティの人達がいた。

お兄さんから手を離し先程助けくれたお礼を言いながら頭を下げる。


「…気にすんなよ!

それより坊主、犬獣人は索敵が上手いと耳にしたんだが」


手を離した瞬間、ちょっと残念そうな顔をしたがすぐに笑顔でそう言うお兄さん。


何処で耳にしたのだろう?と思いつつ、こちらも笑顔で答える。


「索敵ですか?結構得意だと思います!」


「ぐっ!!」


ルーンの笑顔にお兄さんが胸を抑える。


(ぐっ?)


「あの…何処か体調が悪いんですか?」


「いや、気にしないでくれ」


さっきまでの爽やかな笑顔がどこかよそよそしい笑顔に…


(もしかしてお兄さん、持病でもあるのかな?大丈夫かな??)


そう思っていると、お兄さんの仲間が集まってきた。


「早くない?」

「んー、ちょっと急いできた」

「なんで?」

「人助け」

「はぁ?」


お兄さんは終始にこにこしていて、そんなお兄さんの様子にお姉さんか怪訝な顔をしている。

2人のやり取りを見ていると、お姉さんが僕を見て首を傾げた。


「この子、だれ?」


そう尋ねるとお兄さんはへらっと笑う


「あ、この子の初クエストに同行する事になったから」


「「「は???」」」


お兄さんの言葉にメンバー全員がポカンとした顔をしながら僕を見た。


そして


「…、良いんじゃ、ない?」


「いいですね!初心者には優しくしないと!!」


「おう、俺はリーダーに任せるわ」


皆が賛成してくれて内心安心し、お兄さんを見た。


お兄さんと目が合うと


「俺はバルトってんだ、剣士で一応このパーティーのリーダーやってる。改めてよろしくな!」


「闇魔法使い、メルダ、よろしく。」


「私はシェーン、武闘家よ!よろしくね」


「盾使いのブリッジだ」


「僕はルーンです、えと、弓使いです。

よろしくお願いします!!」


自己紹介をして早速クエストに向かった。

皆もの凄く親切で優しくしてくれて、そのままパーティーに入れてくれた。


あの時は本当に嬉しかった……




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