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成長

 

「はぁ………」

 私は息を漏らす。


(攻めすぎたかな、でも横顔もかっこいいんだもん)


 そう思いながらソファに寝ころび足をバタつかす。


「何してんの?」


「なんで家にいるの!?」


「今日有休だから」


 ラフな部屋着で頭を掻きながら冷蔵庫を開けるガサツな女性は私の姉、篠原結羽華(しのはらゆうか)だ。大学を卒業して今年から働いている。


「お、プリンあんじゃん」


「それ私のよ」


「いいじゃん、ちょうだい」


「自分で買ってきなさいよ」


「ちぇ、」


 そう、私の姉は姉らしさなんてものは一切と言っていいほどなく、家ではガサツさ丸出しでだらしない生活をしている。そのくせ太らずスタイルがとても良い。胸が大きい。


「で、なんかあったの?もしかしてこれ?」


 そういうと同時に親指を立てる。


「ちがうわ」


 あっけらかんと返す。


「図星?」


「そんなわけないでしょ」


 そう言って私は自分の部屋に行く。


 いつものように今日の授業の復習と明日の授業の予習をする。勉強をし終えて明日の準備をしていると一枚のプリントが目に入った。


 今日図書館で解いてもらった答案だ。よく見ると途中式はところどころ飛ばしているし、補助線を引かなきゃ解きにくい問題も引かずにといている。


(本当にすごい才能ね。でも解けなかった問題は結局やり直さなかったわね)


 プリントを捨てようとするとドアが勢いよく開く。


「妹よ!コンビニいくぞ!」


 びっくりしてプリントを落とす。


「何これ?」


 そう言ってプリントを拾う。


「九十点じゃん、でもこれ誰の字?結羽菜のじゃないもんね」


「いいでしょ誰のでも」


「別にいいけどせっかく持ってるんなら解説書いてあげれば」


 結羽華は微笑みながらやさしい目で言う。


「ありがとう」


 私のその言葉を聞いて部屋から去っていった。





「あの子が恋愛か、、、もう大丈夫なんだ。妹は知らない間に成長してんね」


 優しい声で、見守るような声で言う。


「明日の仕事がんばろ」


そう言って一階に降りて思い出す。



「コンビニ行くのは、、、、?」



こんな駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます。

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