表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水の巫女  作者: 有須田神事
1/1

プロローグ

幻想的なファンタジー小説を書きたかったので書いてみました。

 太古より命は、水を糧とし、水を求め、水と共に生きた。


 ひび割れ乾いた大地に 赤い砂礫が舞う。


 大地に不似合いな青い空。


 水の巫女は、雲ひとつなき空を眺めては雨を乞う。


 巫女は高らかに歌う。


 その身をもってして雨を乞う。


 井戸はカラカラ、出てくるのは小石のみ。


 巫女の誕生とともに植えた花はとうに枯れ、天窓の花はいまにも萎れそう。

 

 巫女の涙、人々の涙集めども渇きは癒えず、積み重なるは人の想いと砂の粒。


 残酷なる太陽の神々の祝福などいらない。


 風よ遠くまだ見ぬ海よ、我らに水の祝福を与えたもう。


 人に大地に我が掌に雨粒よ降り注げ。 


 巫女の願い届かず、唇をかみしめても砂の味。


 焼けつく咽の痛みにはもう慣れたと水の巫女は笑う。


 泉は枯れた、酒ならあるぞと男は笑い、女な嘆けどもその涙では足りない


 いかづちよ、月よ、数多の星々よ、我らに雨粒として降り注ぎたもれ。


 巫女の願いは今も届かず、巫女は踊り祈り雨を乞う。

 

 

読んでくださりありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ