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異世界執事(見習い)は忙しい  作者: 十三夜
10歳編 ハルト異世界に立つ
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地理と主家

とりあえずの説明回はここまでです。

ファーベルト伯爵家が属するのはエルバッハ王国。大陸の東部に位置し、王国領土は大陸の1/4を占めるそうだ。が、北部には山脈もあり領土の1/3は未開発だとか。

ファーベルト領は王国領土の北東部に位置し、領地北部には山地、東部には海、北東部に関を置いてその先は領土的空白地を挟んで他国となる。

西部・南部の他領や周辺の国なんかの地理まではまだ教えてもらってないっぽい。

気候は…『記憶』を見る限りでは日本と似たような感覚かな?四季もあるし極端に暑いとか寒いとかは無さそうでよかった。


そうそう、あの可愛い子。

あの子はフローラ=エドガー=ファーベルト(13歳)。そう、ファーベルト伯爵家の次女だった。

つまり仕えている主家のお嬢様だったわけだ。

ファーベルト家は現在、領主のマーカス=エドガー=ファーベルト伯爵(42歳)を筆頭に、前伯爵のベルク様(66歳)、奥方のミリア様(39歳)が舵取りをしている。

側室は居らず、お子はフローラ様の他に、長女のエリカ様(22歳)、長男のエリック様(17歳)、三女のアリサ様(9歳)。

この内エリカ様は既に他家に嫁がれていて。エリック様は次期領主として王都の王立学院を卒業後、実務を経験する為に現在は王都の総監局付きだとか。

大変そうだなぁ…とは思うものの、実は他人事ではなく。今の流れだといずれ僕も王立学院に行くらしい。

『俺』としては今更学校で勉強とか勘弁してもらいたいところだけど…拒否するのも難しいんだろうなぁ。

…現状としてはこんなものかな。


とりあえずわかっている事は、今の俺は『久我 晴人』じゃなく『ハルト=グローヴィス』だという事。

現時点では勉強過程で、いずれは執事になる流れだけど…やり方次第では別の方にも進めるかな?って事。

別に執事が嫌なわけじゃないんだけどね。

読んでくださりありがとうございます。

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