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異世界執事(見習い)は忙しい  作者: 十三夜
10歳編 ハルト異世界に立つ
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さようなら現世 こんにちは異世界

初投稿になります。よろしくお願いします。

―――失敗した。


別に仕事で大失敗してクビになったとか、うっかり女子トイレに入っちゃって社会的に死んだとかってわけじゃない。


ただ雪で足を滑らせただけ。


問題はそれが歩道橋の階段を昇っているときだったということだ。

納期間近の書類手直しでヘロヘロになってたとか、手袋をデスクに置き忘れてコートのポケットに手を突っ込んでいたら受け身を取れなかったとか…いろいろ迂闊だった。


頭から体温が抜けていく気がする。

周りに人が…いる気はするけど声どころか何の音も聞こえない。

なんか赤い光が見える気はするけど…ああ、誰かが救急車呼んでくれたのかな。

…あ、なんか視界がぼやけて周りが明るくなっていってる―――


気を失う直前に脳裏に焼き付いたのは、視界を覆うような紅と、それよりも印象的な、金髪ゆるふわウェーブで涙目のとんでもなく可愛い女の子の顔だった。


―――えーと………どちら様でしょうか?

読んでくださりありがとうございます。

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