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店長の憂鬱

ゲームセンターにいくと、店の前にはすごく混雑していた。

私はびっくりして、近くの女子高生に話をきくと、エキシビション形式で、ゲームで勝った人には負けた人から一千円もらい、連続で戦い、何千円もらえたか、という大会をしているらしい、

そして今、99連勝もしている人がいるらしい。

私は人をかきわけながらやっと入り口につくと、なんとプレイしていたのはあの店長だった。

そしてうわーまけた!と言う声がきこえ、おおーと言う声が聞こえる。

勝ったのは店長だ。

「なにしてるんですか!」

そう叫ぶと、びっくりしたような顔をし、

「なんだ春菊ちゃんか…ゲームだけど」

そういうことじゃなくて!そう言うと店長は「ちょうど100勝したころだし、かえるか。」と言った。

え?そんなに勝ったの店長だったの!?

しばらくして、

公園でベンチで二人でシェイクを飲みながら話す。なんで10万円も稼いだですか?

「いやーここまでしないと給料稼げなくてさー」と言う。

バイトよりもこっちの方が稼げるってやつか。紛らわしい…

「誰かその事知っているんですか?」

そう言うと、いや?と言う返答。確かに全然信頼なかったけど・・・

「先輩だっていうのにいまだに敬語を使ってるのは花保ちゃんだけなんだよねー」

え!?店長って高三だったの!?ちなみに店長以外の店員は高二である。

「そんなんでいいんですか?もし、みんながバックレたり、殴りかかったりしたら……」

というと、あーと言ってからすぐに

「大丈夫、僕はみんなをしんじるよ?」

ドキ!!!な、なに?この感情……き、急に店長がかっこよく・・・

「どしたの?」「いや!なんでも!は、早く帰りますよ!」

はーいと答え、よいしょと腰をあげる。私も腰をあげると、

「そうだ!ねえ春菊ちゃんうちで働かない?」いきなりの提案に少しびっくりしたが、答えは決まっている。

「はい!よろしくお願いします!」

そして、私も晴れ晴れ店員となった。

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