球技大会
皆が野球しまーす
「はあ?球技大会?」
ルイさんの言葉に、私達一同ウンウンとうなずいた。
今宵は7月球技大会の時期だ。なんか、皆さんに会うのが久しぶりの気がするのは私だけだろうか、
「そーなんだ~、なんか今年は学年と男女混同でしていいっていうから、このバイト人でしようと思って。」
瑠樹さんの説明に、また一同はウンウンとうなずく。ルイさんはめんどくせーとだらっと椅子に腰を掛ける。
「なんと!今なら花保ちゃんが10分間無料だよ!」
「私は売り物じゃないよ!真紀ちゃん!」
「マジで?じゃあやる~」「えー!!!」
花保さん、御愁傷様です。
「・・・あと一人か、」
あきれた感じで仁さんが言う。そうか、今八人しかいないんだ。あと一人・・・あ、あかりがいるじゃん!
そう思って電話をする。しばらくしてようやくかかった。
『えーただいま電話に出たくないのでピッピコピーとなったらメッセージをどうぞ!ピッピコピー』
機械の真似をしているつもりなんだろうが、まるわかりだ。このままじゃ聞いてもくれないだろう。そう思っていると。
「あかり。僕のお願いでもあるんだけど・・・ダメかな?」
そうケータイごしに言ったのは伶君だ。そうすると、
『まじで!?なになに~』
・・・このお調子者め。
そのあと、9人揃った私達は、球技大会にむけて、練習していった。バイトはいいのだろうか・・・・・・・・・・・・・




