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ステ振り初期スキル選び等々

やっと主人公がしゃべり始めたよ

「Next world Onlineの世界へようこそいらっしゃいました」


 ゲームをスタートさせると景色が一瞬で真っ白な空間に切り替わり後ろから声をかけられる。

 振り向くとクール系のお姉さんがこっちを見ている。


「私はNext world Online通称ネクストのナビゲーター役を務めますナビィと申します。今後ともよろしくお願いします。ではまず貴方のネクストでの名前を決定してください」


 そう言うと目の前にウィンドウが出てくる。


「そういえばキャラ名考えるの忘れてたな、どうするか」

 数秒考えてウィンドウのキーボードを操作し決定をおす

「ニート様でよろしいでしょうか?」


「大丈夫だ、問題ない」

 そう答えるとナビィは一瞬目をつぶる。

「同一の名前は登録されていません。ベータテストで使われたアバターデータを正式版でも引き続き使用する場合、名称を変更することはできません。変更したい場合は課金アイテムである≪キャラ名変更券(500円)≫を購入してもらう必要がありますがよろしいですか?」


「大丈夫なんで次お願いします」


「了解いたしました。次にアバターのキャラエディットを行います」

 そう言うと目の前にマネキンのようなものが現れる。

「キャラエディットは事前作成ファイルの物を使用する」


「了解しました」

 するとマネキンが事前作成しておいた金髪エルフに変化し砕けて光の粒になり俺の体に入ってくる。すると自分のVR空間用のアバターが変化していく。

「外見の変更が終了しました。この姿でよろしいでしょうか?」

 目の前に姿見が現れて自分が金髪エルフになっているのがわかる。

 体を動かしながらおかしな所がないか確認し返事を返す。

「大丈夫そうだな、次頼む」


「了解いたしました。次に初期装備と初期スキルの選択を行います。初期装備は武器一つと固定の防具となっております。初期スキルですが10個のスキルを選択することができます」

 するとまたウィンドウが出てきたので武器は弓を選ぶ。

 スキルは数が多く目的のスキルを探すのに少し時間がかかる。


 選んだスキルは

≪弓術≫ ≪鍛冶≫ ≪調薬≫ ≪採掘≫ ≪木工≫

≪Dex上昇(小)≫ ≪Str上昇(小)≫ ≪視力上昇≫

 ≪付与術≫  ≪集中≫

 で決定する。


「スキルにあった行動を行えば経験値が貯まりスキルレベルが上がります。スキルには常時発動するもの、特定の行動をする時に補助効果を出すもの、任意で発動し一定時間持続するもの、MPを消費し発動するものなどがございます。新しくスキルを覚えるにはプレイヤーのレベルを上げスキルポイントを使い一覧から選んで取得することができます。特定のクエストをクリアする事や一定以上の行動をする、ステータスの値によって一覧に追加されるものも御座いますので頑張って見つけてみてください。」


「では次にステータスの割り振りを行います。初期ステータスには100ポイント付与されますのでご自由に振り分けてください。」


「一つ聞きたいんだが1も振らないとどうなるんだ? Strに1も振らなかったら重い物が持てなくなったり走れなくなったりするのか?」


「Str不足による重量規制での移動速度の低下等も御座いますがAgiが0でも走る事は可能です。基礎ポイントとして10ずつ振られているので0ということは御座いません」


「わかった、ありがとう。どうするかな…」


 Str:50

 Vit:10

 Int:10

 Min:10

 Agi:10

 Dex:70

 悩んだ結果こうなった生産メインで行くが、Strが無ければ自分でモンスターを倒すのにも苦労しかねないのでDex6割、Strに4割振ることにした。


「最後にベータテストの特典の説明です。一つ目はテスターの方にはテスト期間中の所持金を正式版の所持金に上乗せすることが可能です。次にテスト期間中に手に入れた装備品、アイテムを5枠のみ引継ぎが可能です。以上が特典となりますが質問はありますか?」


「引継ぎ可能なアイテムはどういう数え方なんだ?」


「はい、武器などは1枠、消耗品のポーションや素材アイテムは1枠99個となっております」


「じゃあ例えば同じアイテムを5枠に99個ずつ選ぶことも可能なのか?」


「可能です。素材アイテムの場合品質によって枠が変わります。例えば☆3の鉄のインゴットと☆4の鉄のインゴットは別のアイテムとなります。他の質問はございますか?」


「いや無いな。これで終了か?」


「はい。以上で初期設定を終了となります。テスト期間終了後プレイヤーレベルおよびスキルレベルは1に戻ります。スキルの選び直し、ステータスの振り直しをすることはできません最終決定となりますがよろしいですか?」


「あぁ大丈夫だ」


「ではこれよりネクストの世界へと転移させて頂きます。貴方の幸運を祈っております」

 そう言うと俺の足元から光の粒になり転移していくのだった。



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