もう一回試練があるらしいのです
奥にある石碑をもう一度見ると文面が変わっていた。
『強き者よ。
神は貴公を認めた
貴公が望むのなら
神は更なる試練を
お与え下さるだろう。
強き者よ
貴公は力を望むか
貴公は試練を望むか
更なる試練を望むか。
神は言っている
「そんな装備で大丈夫か?」と』
……パロなのか?確かに装備は貧弱だが、ここはこう返すしかないな。
「一番いいのを頼む」
そう言い再度レバーを引いた。
また側面の壁がズレ、ゴーレムが出てくる。
次に出てきたのはアイアンゴーレムだった。
数は前回と同様、各10体。
「ルージュまたそっち半分頼む」
「yes,my master my lord」
無駄に良い発音で返してくる。
マスターにはなったが王にはなってないぞ。
そう言いハンマーを先頭のゴーレムに投げつける。
ハンマーの上部から伸びる尖った部分が先頭の頭に突き刺さる。
「思ったより強度ねぇな」
頭にハンマーが突き刺さったゴーレムに向け駆ける。
ドロップキックを肩にキメ、ハンマーを引き抜く。
消滅する寸前の体を足場にし次の獲物を決め飛び、引き抜いた勢いで近くに居たゴーレムの腕を叩く、流石に砕く事は出来なかったが腕はもげた。
二本目のハンマーを背中から抜き、構える。
「ウラァ!!」
体を捻り二本のハンマーで頭と胴体を左側から打ち抜く。
殴られたゴーレムは左に吹っ飛び、飛んだ先でもう一体にぶつかり消滅する。
「クイックチェンジィ!!」
バリスタに切り替えぶっ放す。
一体を貫き後ろのゴーレムの胴に刺さり止まる。
「クイックチェンジ!」
再度ハンマーを出し一本のハンマーを両手持ちで振るう。
野球のスイングである。
当たったゴーレムの腕を飛ばし、胴にバリスタの矢が刺さった奴にぶち当たり、消滅した。
憐れゴーレム攻撃する間も、直接狙われるまでも無く死ぬとは。
残り6体
腕を飛ばされたゴーレムの頭をカチ割り残り5体。
クイックチェンジでバリスタを出し、 一番手前の奴を屠る、残り4体。
歩みの遅いゴーレムが攻撃をする前にもう一発。
残り3体
寸前に来ていたゴーレムを切り替えたハンマーで弾き飛ばす。
弾き飛ばしたゴーレムにハンマーを投げ倒した。
後2体
もう一本のハンマーを投げ一本目を拾いに走る。
投げたハンマーは胴に突き刺さり、勢いで後ろに倒れていたので頭を叩き潰す。
ラスト一体
「お疲れさん!」
最後の一体を滅多打ちにし倒す。
良いストレス解消である。
まぁストレス感じる生活してないがね。
ルージュの方を見ると後3体ほど残っていたので、一番近くのゴーレムにハンマーを投げる。
背中に突き刺さりこちらに振り向いた所をブッ叩く。
ルージュも同時に倒した様で本当に最後の一体である。
「悲しいけどこれ殲滅戦なのよね」
慈悲も無く潰しました、はい。
「マスター、また宝箱が出てきたよ」
「一戦ごとに宝箱がもらえるのか。100階ダンジョンとかより親切だな」
宝箱を開ける。
ごまだれ~
……やっぱり空耳では無いのか?
剛力のイヤリング☆4 Str+20
アクセサリーのようだ。
ネクサスではアクセサリーは結構つけられる。
・耳
・指 両手に一つずつ
・首
・腕 両手に一つずつ
計6個つけられる事になっている。
指輪は複数付けることが出来るが、発動する効果は一つだけだ。
指輪を片手に5個ずつとかは出来ない。
「またStr装備か、このダンジョンのデフォなのか?
それとも、戦闘方法により変わるってのもありそうだな」
まぁもう一回やれば分かるんだろうな。
ニート
Lv19
所持金42,000,997G
ステータス 振り分けPt:45
HP100/100
MP100/100
Str:75(+35)(右手+50)(左手+45)
Vit:10 (+60)
Int:10
Min:10
Agi:10(+5)
Dex:90
武器:ウォーハンマー:黒色☆5 Str+50
ウォーハンマー:黒狼☆5 Str+45 Age+5
防具:鎖帷子 Vit+25
剛力の籠手 Str+15 Vit+35
アクセサリー
:耳・剛力のイヤリング☆4 Str+20
スキル 残りSp:15
≪弓術lv6≫ ≪槌術lv44≫ ≪鍛冶lv52≫ ≪調薬≫ ≪木工≫ ≪採掘lv59≫
≪Dex上昇(小)lv31≫ ≪Str上昇(小)lv38≫ ≪視力上昇lv4≫
≪付与術lv29≫ ≪集中lv38≫ ≪隠密lv29≫ ≪気配察知lv33≫ ≪精霊術(火)lv6≫
≪火耐性lv37≫ ≪熱耐性lv37≫ ≪自動拾得≫ ≪自動装填≫ ≪クイックチェンジ≫
契約
精霊:ルージュ(下級火精霊)
武器:烈火☆5 Str+55 Int+25 火属性+5
HP100/100
MP500/500
称号
億万長者 猪スレイヤー 採掘王 鉱山喰い




