宿屋での一幕
宿屋の個室でルージュを呼んでみる
「どうしたのマスター?」
現れると共にこてんと首を傾げ聞いてくるなにこのカワイイ生き物
「いやちょっとな、それよりマスターって?」
疑問に思ったので聞いておく
「マスターはマスターよ契約者だし、何よりもそれっぽいでしょ」
ドヤぁっといった感じだ
さらに
「ご主人様とかの方が良かった?」
上目づかいで聞いてくる
「いや、正直捨てがたいがそんな事されたら社会的に死ぬわ!」
「そうなの?」
またこてんと傾げる
「可愛い子を侍らせてご主人様なんて呼ばせてたらPKされても文句言えないから」
「そういうもんなのね。じゃあなんて呼べばいい?」
少し考えたようで候補を言ってくる
「お兄ちゃんとか?(上目づかいで首傾げ) だ、ダーリンとか?(顔真っ赤で俯いて)」
なにこのカワイイ生き物お持ち帰りしたい
いやお持ち帰り済みか
「ま、マスターで頼む」
膝に座らせ頭を撫でる癒しである
「う、うんマスター」
「それでさ聞きたかったんだけどさ、実際俺らってどんな事できるの?」
「えっと私が今みたいに人化してる時なら、私が火の玉とか出して一緒に戦えてね。精霊石の状態時は私よりも弱いけどマスターが火の玉とかを出せるようになるの」
「その他には?火の温度操作したりできる?」
「出来るわよ。元々ある火だったり媒体があれば結構な温度まで上げられるわ」
「じゃあ俺が火魔法とか覚えればそれを強化することもできるって事」
「えぇそういう事もできるわね。逆に火の温度を下げる事も出来るわね」
ふむ炉の温度管理にも使えそうだな
「他にもマスターの火耐性とか熱耐性がちょっと上がったりもするわね。だから火魔法のダメージとかが少なくなるわね」
「つまり相手の火魔法を弱体化させて、さらに耐性でダメージカット、逆に自分が使うときは強化出来るって事か。ルージュが人化してる時はどうなの?」
「耐性とか強化は常時出来るわよ。でも精霊石状態の方が強化と耐性強化に集中できるからそっちの時の方が効果高いわね。人化時に10%強化・耐性、精霊石時は20%ぐらいかな」
「人化中のMP消費ってどうなの?俺のMPで魔法使う感じ?それとも事前チャージ式?それか後払い?」
「どれでもできるわよ。事前に貰っておいて、戦闘中はそれを使う。それが無くなったら自分の魔力使って戦って、終わったらご褒美貰うとかでも大丈夫よ」
ふむ外付けバッテリーと内臓バッテリーどっちもついてる感じかな
「じゃあ逆に戦闘中に俺がMP貰うとかもできるの?」
「できるわね。瞬時フル充電可能よ」
自分で充電って言っちゃったよ
「それは心強いな。でも俺って基本魔法あんま使わないから共闘かなぁ」
「私的には共闘の方が楽しいからいいんだけどね」
「そういえばルージュって接近戦出来る感じ?」
出来る事なら日本刀持たせたい!
「まぁ練習次第じゃないかな。今までは魔法ばっかだったから分からないけど」
キタこれは持たせるしかない神がそう言っている
「じゃあさ俺が作った武器使ってくれないかな?ルージュの為に武器作るからさ……どうかな?」
「私の為に?作ってくれるの?」
すごい嬉しそうである
「あぁ。俺たちの仲じゃないか」
「じゃあお願いしてもいい?練習頑張るから、ね!、ね!、いいでしょ!!」
「わかった。最高の物をプレゼントするよ」
こりゃ資料揃えなきゃな。画集と刀の作り方勉強しなおそう、そうしよう
「じゃ楽しみにしててね」
そう言って頭を撫でた
ニート
Lv10
所持金199,990,980
ステータス 振り分けPt:45
HP100/100
MP100/100
Str:50(+30)
Vit:10
Int:10
Min:10
Agi:10
Dex:70
武器:ウォーハンマー|(黒金) Str+30
スキル 残りSp:9
≪弓術lv3≫ ≪槌術lv17≫ ≪鍛冶≫ ≪調薬≫ ≪木工≫ ≪採掘lv16≫
≪Dex上昇(小)≫ ≪Str上昇(小)lv15≫ ≪視力上昇lv2≫
≪付与術lv10≫ ≪集中lv10≫ ≪隠密lv12≫ ≪気配察知lv16≫ New≪精霊術(火)≫
契約
精霊:ルージュ(下級火精霊)
㏋100/100
MP500/500
称号
億万長者 猪スレイヤー




