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猪第2ラウンドです!

 ハンマーの柄の中央に左手を

 右手を打撃部の少し下を持ちコンパクトに振れる様にし突進を待つ


 相手の目から感じる殺気が一層増し突っ込んでくる

 若干速度が上がった様だ


「怒りで戦闘力が上がるってどこの戦闘民族だよ!」

 そう言い放ち横に避けた勢いを打撃に変える


 弓の時とは違い一気にHPバーが削れる


「最初からこっちのが良かったかな。やっぱ武器の質って大事だよな」

 初期装備とベータ最高峰と自負しているハンマーが同列の訳ないがエルフキャラだし弓で頑張りたかったというのが大きい


 それから十数回殴り残り一割を切る

 もう恐れも何もないただの作業になってしまった

 最初の草原に出現するモンスターだけあってAIが貧弱なのもあるだろうが行動パターンが少ないのが致命的だったろう

 まぁ同じ位置を取るようにしパターン入るようにした事は認めるがそれにしても情けない

 弓で死闘を演じてみたが慣れてしまいダメージがきちんと入ればどうってことない


「もうそろ終わりだな。お疲れさん!」

 突進を避けず正面から脳天にハンマーの刺部分を振り下ろし頭蓋を砕く

 相手の体から重さが無くなり光になるエフェクトが俺を包む


 戦闘が終わりドロップ品を拾いアイテム名を見ようとウィンドウを見ようとすると

 ワールドログ欄に『北の草原フィールドボス白猪王が討伐されました」と記載されいる


「……どう考えても俺が殺った奴だよな……フィールドボスだったのか……」

 個人ログにはフィールドボス白猪王、初討伐ボーナスとして『称号:≪猪スレイヤー≫』を取得しましたと記載されていた

 ドロップ品は

 白猪王の牙☆4×2

 白猪王の皮☆4×2

 だった流石にボス、現在加工前素材は☆3しか発見されていない

 掲示板の素材スレではベータでは素の素材は☆3が最高だろうという結論だった。

 俺が引継ぎで持ってきた☆4のアイテムは加工し素材としてのランクを上げたものだ。

 それも当時最高ランクの鍛冶スキルを使い鍛えたり研磨するなどしてランクを上げた物であり素材☆4はトップ勢ぐらいしか生産できていなかった。

 その☆4が普通にドロップするのだから格が違ったのだろう。

 まぁ初めの町で売ってる店売りの品だけならかなり苦戦する敵だったのだが倒してしまったものはしょうがない


 称号:≪猪スレイヤー≫は猪系のモンスターに1.2倍ダメージというものだった

 ウィンドウで億万長者の称号と同じように非表示にする

 初日の開始2時間以内にフィールドボスが倒しちゃうとか空気読めって言われそうだ

 恐る恐る掲示板を開くと専用スレまで立っていた


「ヤバいな早くここから離れよう」

 嫉妬狂ったネトゲプレイヤーのPKとか付きまといとか考えるだけで嫌だ

 そうと決まればカナリアに向かって全力で走るしかない


 そして俺は風になった


ニート

Lv8

所持金200,001,980

ステータス 振り分けPt:35

 HP100/100

 MP100/100

 Str:50(+30)

 Vit:10

 Int:10

 Min:10

 Agi:10

 Dex:70

武器:ウォーハンマー黒金 Str+30

スキル 残りSp:7

≪弓術lv3≫ ≪槌術lv3≫ ≪鍛冶≫ ≪調薬≫ ≪木工≫ ≪採掘≫ 

≪Dex上昇(小)≫ ≪Str上昇(小)lv2≫ ≪視力上昇lv2≫

 ≪付与術≫ ≪集中lv3≫ ≪隠密≫ ≪気配察知lv2≫

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