序章 その9 便利な街・怪獣のその後
文字多めになっちゃった(´・ω・`)
ドドォォォォン!!
王国一帯に震撼が走った。そして、裂け目から、かなり巨大な体躯を持ち合わせた人狼が姿を現した。
『応答しろタクト!』その声の主が冒険者証だということに、しばらくかかった「今度はトランシバーか、、かなり技術が発展してるな、、はい」王国の持つ技術の多彩さに笑いを漏らしつつ、呼びかける声に応答する。『なぜ集合しなかった!、、まあ聞くまでもないな、王国の南の門が最短だ!そこに向かえ!』「話が早くて助かる!」『そのカードはコンパス機能もある!うまく活用しろ!』「了解!」そう言い終えると共に、拓斗は光になった。
拓斗が王国に入り、工業地帯を見回り終えた頃、、、
瑛斗「、、家、便所、水路、開拓、道の整備とかは一通り終えたんだが、、拓斗がいないなぁ」「ああ、、」賢太「、、周囲の見回りにでも行ったんじゃねぇの」「、、それもそうだな。じゃ、開拓の続きでもするか。」「同感だな」。そうして彼らは作業を再開した。
時は戻り、、
「南門についたぞ。、、でかいな」『ああ。、、どうすればいいと思う?』「はあ?」。音声の主のあまりの無策さに、つい間抜けな声を出してしまう。そうこうしているうちに、あの巨大な人狼は王国に向かってくる。「、、5㎞はあるぞ」目視での大体の距離を推し量って出た数値に少々の安堵を覚えつつ、思考を巡らせる。「、、、そうだ」その時、妙案が思い浮かんだ。「感知系のトラップはあるか?」『、、あるが』「冒険者の内、速いやつを5名招集して、そいつらになるだけ持たせろ。南門から更に南に離れた場所に設置。できるだけ迅速に」『わかった』「あと」『なんだ?』「門を少々破壊するが、いいか?」『、、やむを得んな』「ありがとう」。そう言って、俺は門の上の壁に足をかけ、思いっきり溜めをつくり、跳躍。門壁が砕け散る。吹き荒ぶ強い風に目を細める。「、、足りるか?、、微妙だな」そう言い終わって数秒後、人狼の膝の辺りに着地した。「毛 すっくな!腰のあたりしかねぇじゃん!」あの巨体に似合わない毛の少なさに驚きつつ、破壊衝動の塊となった人狼の背を駆け上がる。「SARA!〈名刀 國斬り〉セット!」。そう言いながらも、足は止めない。すると、人狼の巨大な身体が跳ね上がった。もうそこまで来たのか、と、驚く間もなく。〈、、完了〉。すると右手に一振りの太刀が現れる。すでに鞘から抜いた状態だ。「気が利くねぇっとぉ!」。危ない、危うく全力で飛び出すところだった。どうやら人狼の背中を登りきったようだ。「、、さっさと終わらせる!」そう言い、俺は左手に持っていた鞘に刀を収め、首と向き合うように居合い切りの構えを固める。「、、不意打ちっ御免!」そう言うと同時に、抜刀し、そのままの勢いで振り切る。すると、まるで発泡スチロールを切ったように、人狼の首は胴体から別れた。別れを惜しむ兄弟が涙を流すように、血が吹き出す。血液に亜鉛や硫酸が含まれている可能性も否定できない為、飛び散ってくる血はすべて避けた。そして、血液の噴水が止まり、人狼の頭、胴体に綻びが生じ始めた。その間に、人狼の方から降り、危なげもなく着地した。
その頃、、
瑛斗「う、う、う、、梅干し!」翔太「くっ、その手があったか!し、し、、少年少女!」「粘りやがってよぉ!じ、じ、、、辞書!」「しょ、、ショートケー、、」
どうやらあまりの暇さに、しりとりを始めたようだ。賢太は、、寝ているらしい。
太一「、、平和ですなぁ」さとみ「、、平和が一番でしょうよ」




