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マスクの使い手  作者: もっち
二章 ガロル帝国
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二十二話 宰相

これからは二日に一回更新できるようにします!

城の門まで着くと兵士が、


「エルシア王女様、騎士団長様、大地殿、京介殿、すいません、そちらのご老人はどなたでしょうか?」


あー、初対面だしな、何て説明しよう?


「旦那様と京介様の協力者です」


「安全は私達が保証しよう」


二人は頼れるなぁ!俺がそう思っていると、京介も同じようなことを考えてたみたいでホッとしていた。


「そうですか、でも次からは事前に教えてもらえると助かります」


やっぱりそうですよねぇー


「すいません、次から気をつけます」


俺はそう言うと京介が


「すまねえな、とりあえずはこれでヨル爺は入っていいんだな?」


「はい、大丈夫です、でも一人では歩かないで下さい、今日が初対面の者が多いので不法侵入と思われますから」


「ありがとうのぅ、感謝するぞい」


そうして俺達は城へと入っていった・・・・・










しばらく歩いているとヨル爺が、


「長くないかの?流石のワシもここまで長い廊下のある場所は見たことがないぞ」


「ヨル爺もそう思うよな!」


ヨル爺と京介が廊下が長い!と言っていると、エルシアがシュンとして


「ごめんなさい・・・・・・でも仕方がないんですよぉ!」


フォローをしなくては、と思いフォローしようとすると、先にアリスが、


「すいません、京介殿は知っていると思いますが、ここは敵が攻めてきたとき前提ですのでこんなにも長いのです、敵が王座につくまでに王族達が逃げる時間を作らないといけないので遅らせる為のトラップ等もあります、それにここまで長いと走るにしてもしんどいし、消耗します、なのでこちらからすると敵を向かい討ちやすかったりします、後は王族達の適度な運動のためですね」


アリスのフォロー長いよ!てかトラップもあんのかよ!?


「すげえな、おい!?」


京介も同じことを思ったみたいだな


「確かにここで戦いが起これば有利じゃろうが、そもそもここで戦いが起こるのかの?」


「そうだよ、それは俺も気になってた、アリスみたいに強いやつもいるのに攻められる事とかあるのか?」


俺がそう聞くとエルシアとアリスが、


「「ハッキリ言いますと・・・・」」


「「そんなこと一度も起きたことがありません!」」



ないんかぁーい!



いや、一応この世界の歴史を勉強していたが、ガロル帝国が攻められた!みたいなこともなかったから、俺も無いとは思ってたけど・・・・・・


「後で国王に直接聞こう、それが一番早そうだ」


俺がそう提案すると、


「そうしようか」


「流石は旦那様です!」


「そうですね、それが良さそうです」


「ワシは別に何でも良いぞ」


全員賛成してくれたみたいだし、早く国王の所に行こう。


俺はそう思いながら歩いていった・・・・・・・








俺達五人は今、扉の前にいる。


「お父様、依頼から帰って参りました、入ってもよろしいですか?」


「入って良いぞ」


即答が帰ってきたので、


「「「「失礼します」」」」


「失礼するぞい」


俺達は中に入っていく、すると国王の隣には、一人の男の人がいた、


「あら、マグラー宰相がいる」


「はい、縁談をぶったぎってきたと聞き、その後には婚約者を連れて帰ってきたと聞いたのですが本当ですか?」


「本当よ、ここにいる大地様が私の旦那様です」


え?急に紹介ですか?


「えー、僕がエルシアの婚約者になった、新堂 大地です、よろしくお願いします、えっと、マグラー宰相?」


「ハッハッハ!これはこれは自己紹介がまだでしたな、私はマグラー=フロウと申します、この国では宰相を勤めております、今後ともよろしくお願いします。」


良い人そうなおじさんだな、そう思っていると、


「ウオッホン!で、モンスター襲撃はどうなったのじゃ?」


あらら、王様のこと完全に忘れてた、俺は急いでモンスター襲撃のことを説明する。


「失礼しました、実はですね・・・・・・・・・・・」








「何と!もう殲滅させてきたのか!やはり婚約させるのは間違いではなかったな!」


良かったぁー、機嫌が直ったみたいだ、


「失礼ですが本当はどのように殲滅したのか教えてもらっても?」


するとマグラー宰相が疑いの眼差しでこちらを見てきた。


「えっと、さっきも言いましたが、黒龍になって空からブレスを打ち込んだ、です」


俺が正直に答えると、青筋をビキッと出しながら


「私はそのような冗談を聞いたんじゃなく、どのような手段で倒したのかを聞いているのです、まさか殲滅したのは嘘ではないでしょうな?」


なんでこの人はこんなこといってくるんだ?


って、あぁー、この人にはまだ俺達のことを教えてなかったな、俺はそう思ったので、説明しようとすると、エルシア達が、


「旦那様をバカにして唯ですむとは思っていませんね?」


「私も見に行ったので嘘ではありませんよ?」


「つうか、そもそもなんでそんなことで嘘つかなきゃならねえんだ?」


いや、庇ってくれるのは嬉しいんだけどさここでそんなんいったら相手キレるくね?


「なら、その黒龍になってみてください、それが出来なければ出ていってください、時間の邪魔です」


この人今絶対キレてるってぇー!まあ別になんでも良いけど、俺はマスクを出して被る、黒龍の姿で宰相に


『これで満足していただけましたか?』


俺がそう言うと、宰相は、


「なあっ!?ほ、本物の黒龍だとぉ!」


『だから今からこれの事とか説明するので、聞いてください』


俺はそう言いながらマスクを脱いで召喚されたことを喋った・・・・・・・・








俺が説明し終わると宰相は落ち着きながら


「先程はすまなかった、まさか勇者殿とは思いもしなかったからな、本当に申し訳ない、先程の無礼を許していただきたい」


そうして真剣に頭を下げてきたので、


「気にしてないんで仕方がないですよ、だから頭を上げてください、説明を最初にしなかったこっちも悪いんですから」


「君は良い人だな、君にならエルシア様を任せられるよ、今後ともよろしく頼む」


やっぱりこの人の根はいい人だな


「旦那様が許すなら私も許します」


「エルシア様もすいませんでした、良き婚約者を見つけましたな、やはり人を見る目がとても優れているようですね」


そうしてこちらが丸く収まると国王が、


「大地よ、そこのご老人は一体誰なのだ?」


「私も気になっておりました、一体どなたでしょうか?」


そういえばヨル爺忘れてたな、


「おぬしらワシのことを忘れていたじゃろ、ワシはこう見えても神獣ヨルムンガンドであるぞ、今は大地の仲間じゃ、しばらくよろしく頼むわい」


ヨル爺が自己紹介をすると国王と宰相が同時にポカーンとしだした、


「あの、国王様?宰相様?こいつは神獣ヨルムンガンドで通称ヨル爺です、聞いてますか?」


俺がそう言うと国王と宰相が正気に戻り、


「これは夢ではないのだな?マグラーよ、すまんが殴ってくれないか?」


「奇遇ですね、私も殴っていただきたい」


「「フン!」」



ボコン!



うーわ、ホンマに殴った、すげえな


「・・・・・・・夢ではないの」


「・・・・・・・違うみたいですね」


「だから最初から言ってるじゃないですか、ヨル爺はどうすれば良いですか?」


「全く、神獣を仲間にするなどどうするのだ、説明を要求する」


「実はですね森のなかで・・・・・・・・・」










「なるほどのぉ、まあ良いだろ、食べ物は人間と変わらんのか?」


あっ、あっさり返してきたってことは多分慣れてきたな、


「この姿じゃと人間と同じ物でも大丈夫じゃよ」


ヨル爺便利だね!


「では、これから皆で親睦を深めるために、飯を食べないか?」


と国王が俺達に提案してきた、


「良いですね!」


「頼むよ」


「お願いします」


「旦那様と隣で食べたいです!」


「もちろんじゃな」


全員勿論オッケーだったので、


「では一時間後に呼ぶから部屋でゆっくり休んでいてくれ」


今日は本当に濃い一日だったからな、やっとゆっくり休めるのかぁ


俺はこのあとのご飯を楽しみにしながら部屋に向かった・・・・・・・・・・・・






しばらくお休みします!

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