二十話 ヨル爺
遅くなり大変申し訳ないです!
大地はフェンリルの速さを活かして先制を仕掛ける
『先手は俺が貰うぜ、切り裂いてやる!』
大地はそう言いながら爪で切り裂くと、
『ぐぅっ!中々に強烈だな!だが、まだ浅い!』
(アイツ硬すぎるだろ!鱗が鎧代わりって訳か!それなら!)
俺は物理だけでなく魔法も使いヨルムンガンドにダメージを与えようとし、魔法方面で攻めようと神獣魔法を使うと
『神獣であるワシに向かって神獣魔法か?本家の力を舐めるな!!!』
ヨルムンガンドも神獣魔法を使ってき、魔法同士がぶつかり合った、最初は大地が押していたのだが、徐々に押され返してきている、
(何だこの力は!魔法ではキツいな!?)
大地は仕方なく結構な量の魔力を使うとようやく相殺できた、その時俺は悪い予感がしたのでとっさにその場から離れると、空中から光の槍が降ってきた
ズドドドドドドドド
『おいおい神獣魔法ってそんな使い方もあんのかよ!?』
俺はそんなことを言いながら、逃げ回ると、
『普通はこうやって使うんじゃ!お主が使い方を知らんだけじゃ!』
『そうなのか!?ますます仲間にしたくなってきたな!教えてもらわなきゃな!』
俺はヨルムンガンドにされたことを真似して飛ばしてみる。
『!?見ただけで真似するとか普通はできないじゃろ!』
しかたないだろ!見たら出来たんだし!
『ここからはちょっと本気を出すからな!』
俺がそう言うとヨルムンガンドが、
『ま、まだ本気じゃないのかの!?とんだバケモンじゃの!』
そう言いながら紫色の液体を口から撒き散らした、
俺はそれを見て急に背筋が急に寒くなったので、急いで避けると地面が溶けだした
『おいおい、地面溶かすとかどんな毒だよ畜生が』
大地はその毒に近づかないようにして神獣魔法を放つ、だが
『最初は驚いたが二度目は効かんぞぉ!』
そう言いながら全てを神獣魔法で相殺していった、
(それなら複合魔法にしてやれば・・・・)
大地は神獣魔法に風魔法を組み合わせて、神獣魔法で出すことの出来る光のビームを風魔法で渦のようにしヨルムンガンドに、叩きつける。
『名付けて!光の渦!』
複合魔法というのは本来とんでもなく高度な技なのだが、そのぶん威力はとてつもなく上がる、その結果がこれだ、
『な!?複合魔法じゃと!最大出力の神獣魔法じゃぁー!・・・・・・・何ぃ!?』
ヨルムンガンドの放った神獣魔法は大地の神獣魔法よりも遥かに強かったが、複合魔法には遠く及ばなかった、魔法同士がぶつかった瞬間ヨルムンガンドの神獣魔法は一瞬で消え失せた、その結果が
ドシンッ
身体中を大地の複合魔法に切り裂かれたヨルムンガンドが倒れた。
『複合魔法ってやっぱスゲー強いな、とりあえず俺の勝ちだし回復だな』
大地はヨルムンガンドを回復させると京介達が来た
「お前エグいな、まだ本気出してなかっただろ」
「先程の魔法は一体なんだったのですか!?」
「フェンリルの姿でもとんでもないですね・・・敵じゃなくてほんとに良かった」
『京介よく分かったな、そうだぜ、本気だしたら瞬殺出来たからな、エルシアの質問のさっきの魔法だけど神獣魔法と風魔法の複合魔法だよ、アリスは人をバケモンみたいに言わないでくれ、結構気にしてんだ』
『そうかぁー、本気を出せんかったのか、でもそれはそれで面白いしまた良かったら対戦してくれ、今度は味方同士だが、模擬戦なら良いじゃろ?』
そう言ってきたのは先程まで気絶していたヨルムンガンドだった、
『体の傷は治しといた、これからまた戦いたくなったらいつでも相手してやるよ、俺は新堂 大地だ、これからよろしくな、ヨル爺』
『よ、ヨル爺じゃと?何だその呼び方は?』
「それいい呼び方だな!俺は如月 京介だ!これからよろしくなヨル爺!」
「大地様の婚約者のエルシア=ガロルと申します、ご協力感謝しますヨル爺様」
「騎士団長をしています。アリス=ロングです、よろしくお願いしますヨル爺殿」
俺達の中ではヨルムンガンドはヨル爺になったのを悟ったのか諦めた表情で、
『はぁ、よろしく頼むの、大地、京介、エルシア、アリス、呼び方はもう何でも良いわ』
よし!許可されたぜ!嫌なら止めようと思ってたんだが許可されるんならヨル爺でいかせてもらおう、とりあえず俺はマスクを脱いだ、
「この姿では初対面だしもう一回自己紹介しておく、俺が新堂 大地だよろしくヨル爺」
『本当に人間じゃったのじゃな、それを取ると人間に戻るのかの?』
「ん?あぁ、そうだよこのマスクを被るとフェンリルになるし脱ぐと人間に戻る、便利なマスクだろ?」
するとヨル爺は真剣な顔をして、
『そなたのフェンリルの強さは異常であった、変身すると、あんなおかしな強さになるのかの?』
そういえばまだ称号の話をしてなかったなと思いガロル帝国に帰りながら話そうとすると、アリスから
「ちょっ!?ちょっと待ってください!ヨルムンガンド様をそのまま連れていくのは、ダメです!国民が怯えてしまいます!」
「「「『あ』」」」
そういえばそうだった、こんなでかい奴か急に来たら混乱を招くよな、
「ヨル爺どうにかならないか?」
俺はヨル爺にどうにかならないか聞いてみると、
『できるぞぉい』
簡単に答えた、
「出来るんだ、どうすんの?」
『何、大地とは違うがワシも変身出来るのじゃよ、体のデカさとかを変えることも出来るしの』
俺はヨル爺スゲェと思いながらそういえばステータス覗いてなかったと思い見てみると、
ステータス
種名 ヨルムンガンド
種族 神獣
年齢 2802
レベル 273
HB 3000
MP 2000
筋力 3000
防御力 6000
脚力 2000
魔力 3000
体力 5000
敏捷 2000
運力 3000
知力 9000
[スキル]
魔力操作Lv8 身体強化Lv6 神獣魔法Lv10
探知Lv7 聖魔法Lv6 毒魔法Lv8 縮小 変化
[称号]
神獣 ヨルムンガンドの王 賢者 神の代理人
毒魔法
MPを使い毒を作り毒を操作する。
Lvに応じて出来ることが増える。
神獣
種族が神獣の者
ヨルムンガンドの王
ヨルムンガンドの王、他のヨルムンガンドよりも強き、賢い、全てのステータスが上昇。
賢者
知力が8000を越えた者、知力が上昇する。
神の代理人
神に選ばれし者、神の指示が聞こえるようになる、聞こえた場合のステータスが大幅上昇。
・・・・・・・十分コイツもバケモンだよな。
てかヨルムンガンドの王ってヨル爺王様なのかよ!?
「ヨル爺!ヨル爺って何者なんだ?」
俺はそう聞くとヨル爺が
『かつてのヨルムンガンドのの王じゃよ、何故かは知らんが大地と京介は知ってるみたいじゃがの』
あっ!バレてるぅー
「ゴメン、スキル鑑定使って今ステータス見た」
「俺は最初に見たぜ、でも勝手に見てすまん」
京介そんなに早く見てたのかよ!
だが俺達は勝手にステータスを見たことに対して謝る。
『なるほどのぉー、鑑定は勇者しか持っていないと聞いたのじゃがそこら辺も説明してくれるのじゃな?』
「勿論、後早めに小さくなるか変化してくれ、急いで帰りたい、もう夜だし」
辺りが暗くなり始めてきたのでそう言うと、
『なら変化するかのぉー、変化を使うのも久し振りじゃわい』
スキルを使ったのかボフッとヨル爺の体から煙が出た、そして煙が消えると中に居たのは・・・・
「人間の姿になるのも久し振りじゃわい」
人間だった
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