閑話 阿部 信也2
前に引き続き閑話を書きます。
俺たちは順調にレベルアップをしていった。
ステータス
名前 阿部 信也
種族 人族
年齢 16
職業 指揮官
レベル 11
HB 230
MP 230
筋力 90
防御力 100
脚力 100
魔力 280
体力 110
敏捷 100
運力 120
知力 370
[スキル]
言語理解 鑑定 音声拡大 意志疎通
魔力操作Lv2 火魔法Lv2 土魔法Lv2
[専用スキル]
絶対指揮
[称号]
異世界からの召還者 正義者
指揮する者
俺のステータスはHB、MPが1レベルアップすると10上がり、魔力が15、知力が20上がる、それ以外は、5上がる。
ステータスが平均的ではないが、スキルの組み合わせ的に、知力がここまで上がってくれるのは、ありがたい。
そして今日から、俺たちは冒険者登録をする。
皆のレベルが10を越えると冒険者登録をして各自でレベルアップをする、そういうことになっている。
「よし、お金もしっかりと持った。今日の予定も決めた。行こう」
今日俺は、冒険者登録をして図書館に籠るつもりだ、いつもどうり情報収集が目的だが、城にいては、分からないこともあるはずだ、俺はそう思いながら、ギルドへ向かった。
「ギルドはこんなところだと情報を聞いていなかったら、通り過ぎていたな」
俺の聞いた情報はギルドはとても騒がしい、むさいオッサンが沢山いる、
というものだった、まさにその通りで驚いた、こういうものは、多少話を盛られていることが多いんだが・・・・・・・
俺はギルドの中に入っていく、絡まれることなく、受付口までこれた。
「新規でお願いしたい」
「分かりました、先に銀貨2枚のお支払をお願いします」
綺麗な女性が、俺に慣れた手つきで、そう答えた。
「これで」
俺は銀貨2枚を渡した。
「はい、確かに2枚、ではこちらの板に血を一滴垂らしてください、そちらで完了です。」
「分かった、図書館に行こうと思うのだが、気をつけた方が良いこととかあるか?」
「簡単な所ですと、騒がない、持ち出さない、破損させないという感じですね、詳しいことは図書館にいる方に聞いてください」
「分かった、ありがとう」
場所は他の人に聞いているのですぐに図書館へ向かう。
「ここか、随分でかいんだな」
俺が図書館を見て思ったことを口にすると、
「そらそうだろ、色々な国の歴史やら、モンスターの生体やら、おとぎ話やらまだまだあるんだから、でかくなるのは当然だぞ?」
「そうなんですか?」
急に喋りかけてきたのはおじさんだった
「所で、見ない顔だな、入るのか、入らないのか、さっさと決めてくれ、そんな場所に突っ立ってられると誰も入ってこねえ」
「あなたは一体何者なんですか?」
俺は疑問を口に出すと、
「図書館の管理人だ、入るなら図書館のこと、説明してやるぞ?」
やはり管理人か、実はこの情報も聞いていた。
管理人はおっさんで、本のことに関しちゃあこの国で右に出るものはいないとまで言われている。
「是非頼む、情報が欲しいからな」
「若いのになかなか見所あるじゃねえか、俺の名前はブークってんだ、アンちゃんは?」
「信也だ、これからもよろしく、ブークさん早速で悪いが、図書館の利用方法とか、教えてくれ、時間が惜しい」
「あいわかった、じゃあ中に入れ、色々と教えてやる」
俺は当分ここに通うつもりなので正直かなり助かる。
そう思いながら、俺はブークさんについていった。
「利用方法などは分かった、では今から本を見ることにするよ」
「分かった、分からんことでもあれば聞きにこい、暇だから」
暇なのか・・・・・・・
そう思い本を見ようと本棚に手を伸ばすと、
「た、大変だー、南の森に黒いドラゴンが出たぞぉー!」
外からそんなことが聞こえてくる、
「お前さんは行くのか?一応冒険者だよな?」
「行くわけないでしょう、命は大事だし、俺みたいな雑魚に出る幕はない、でても死ぬだけだ」
冷静に考えても、今のステータスで勝てるわけがない、出来る奴に任せればいい、俺が今すべきは情報収集のみだ。
そうして俺はまた、本を読みだし始めた。
しばらく時間がたったので、黒いドラゴンのことも気になるし帰ることにする。
「ブークさん今日はこれで帰るよ、また明日も来る」
俺がそう言うと、ブークさんは笑顔で
「そうか、じゃあまた明日、しっかりこいよ?」
そう言ってきた。
俺はドラゴンが出たという話を聞くために適当にいる冒険者達に聞くと、青年二人が、デカイ狼を倒した、そしてドラゴンはドラゴンではなくて黒龍だったらしい、さらにその黒龍は青年二人のうちの一人であったらしい。
何言ってんのか分からなくて、頭が痛くなりそうだ、多分だがクラスの誰かの専用スキルだろう、
だがそんな能力を持っている奴がいたか?
俺はそう思いながら城へと帰った。
帰ってからクラスメイトに聞いたのだが、青年二人というのは、やはりクラスメイトであり、黒龍になったのは、新堂 大地だという、そんな能力ではなかったと思うんだが・・・・・・。
もう一人の方は、如月 京介らしい。案外如月が、倒したのかもしれんな、何せクラスの中で一番ステータスが、高いからな。
そしてその二人は今王との会談をしているらしい、一体どんなことがあったのか、そして王にどんなことを聞かれたか、聞かなくてはな。
そう思っていると、王座の間の方からとんでもなく大きな音が
『ドコーン』
となった。
「な、何が起こった、クソ、ここの窓からじゃ見えない」
俺はそこから別の窓へ移動したすると、王座の間に穴が空いていて黒龍が如月京介を乗せて何処かへと飛んでいくのが見えた、
何があったのだろうか、気になったので、良く耳を凝らすと、王の声が聞こえた。
「クソっ、速く連れ戻せ、脅してでもいい、さっさと連れ帰れ、連れ帰った者には多額の褒美をやる、何をしてでも連れ帰れ!あれがあれば絶対に戦争に勝てる、これで俺の天下統一か出来る」
そう確かに言っていた、これは王がなんかやらかしたのか?てか、こんな王だったか?まあ、とにかくあの二人は逃げたのか。
俺も逃げれるようにしといた方が良さそうな気がするな。
これから一体何があるのか分からんが、面倒後とになるのは確かだと思った。
次回からはしっかり本編を書くので感想などよろしくお願いします。




