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転換!関ヶ原!  作者: 歴史転換
本編
7/29

間章 似た者夫婦


 3 武将と使者と思惑と・・・の直後。解散後の秀秋です。

 

 3.5 狂笑と冷笑



 小早川秀秋は大広間から出た時から、ある感情を表に出さぬように必死に耐えていた。その感情はグツグツっと体を滾らせている。その感情は先の軍議から誕生した。

 大広間で緊急の軍議は、先程に終決した。この軍議で李氏朝鮮の即時撤退、豊臣秀吉の死が露呈するなど、軍議は紛糾した。最後は立花宗茂の武将魂と秀秋の機転によって、即時撤退は却下された。この採決に、日ノ本から来た石田三成の使者は、説得を諦めてほうほうの体で退却した。その後は宴をする前に一時的に家臣等に一通りの決定事項を報告しに軍議は終決になったのである。

 秀秋は下座の中でも一番の下座だったので、一番に大広間から退出した。途中で控えの間で、待機してた柳生宗章と合流した。そして秀秋の現在の様子は、自分の部屋に向かって廊下を宗章と二人で歩いていた。

 

 廊下を心持ちかなのか、足取りが軽く歩いてた秀秋だったが、フッと廊下から見た庭を見て立ち止まった。

 先程の軍議に入る前は、全てが生き生きして行動していた。全てが、光の庇護を受けていた。それが今では全く違う。光は闇というものに、交換をしようと動き始めていた。夕闇が近づいている庭には、太陽の断末魔の明かりが悲しく赤く光る。暑かった陽気はもうなく、訪れる闇への誘いを惑わせる涼しさが呼んでいる。その道案内の蟲が、音を奏でながらじっとして獲物を見つめている。木や地なども闇に備えてか、じっと風に吹かれながらも寝る準備を進めている。現に、黒き目隠しの誘惑に負けつつあるからだ。

(いずれも一つのものなのに、違った二面がある。そして、その二面は永遠に切れない。二面は光あっての闇であり、闇あっての光なこともある。それは切っても切れない二面であり反射鏡。なのに反射鏡の中にあるのは一つのもの。一つものなのに、同じであり、違う。似ていて似てない。最も遠くで最も近くのもの。その輪廻からは絶対尊従で逆らうことは出来ない。一つの面が無くなれば残りも消える。そう・・・。それは同じものなのだから。)


「見方や時間でものは変わる・・・・っか。」

秀秋の呟きに、傍らにいる宗章は首を傾げた。呟きの意味が全く理解出来なかったからだ。宗章は意味を聞こうとも考えたが、結局は何も聞かなかった。秀秋の顔が穏やかでいて、哀しくもある表情なのに言えなかった。色々な感情や自然に観照してるようであったからだ。

 呟いた秀秋も高ぶった感情は今では落ち着いた。このように何ともいえない気分はそうはない。

(しかし・・・。)

クスリと心中で秀秋は笑った。その笑いと同時に、秀秋は表情を緩めると歩きを再開した。先程と違って、随分ゆっくりと落ち着いている。気分が落ち着いたのだろう。

 だが、秀秋は何故笑ったのか。それは秀秋が考えた思想が凄く青臭く、秀秋の柄ではないのにも関わらずに思考してしまった滑稽さに笑ったのだ。この笑みをした秀秋に対して、向かう筈の闇も若干畏れてが出てか、避けているので陽気があたっていた。

 その後の部屋に向かう間は二人は、特に会話をしないで歩いた。ただ、それでも何故か二人の心は和む。それが二人には分からないのだが、それでもいいと互いに思う。全てに理由を求めるのは面白くないし、その心に対しては嫌ではないからだ。

 

 部屋に戻ると秀秋の重要武将が座して待っていた。松野重元、稲葉正成、平岡頼勝、村上吉正の四人である。吉正以外の三人は、現在の小早川家を直接指揮してると言っても過言ではない重臣中の重臣である。吉正は秀秋の右筆であり、秀秋の指示を伝える役目などもしている。平服でここにいる四人は、軍議が終わるまでここでじっと帰りを待っていたのだ。

 出入り口の襖を閉めると、秀秋と宗章は座した。座を秀秋の視線で表した図はこうである。秀秋の両側に座したのは奥にいて右側に吉正、襖に近く左側に宗章が座している。その他の三人は対面する形で座している。対面している三人の位置は、中央には無論、筆頭家老の正成が座して秀秋と向き合っている。その正成を中央で座している両側に奥に通ずる右側に重元、襖に近い左側に頼勝が座している。部屋は大した広さではまく、若干の変な加齢臭が漂う部屋に男が六人が座していた。


 座して六人の体勢が整った所で、正成が緊張した面持ちで秀秋に質問した。これはいつもの小早川家の風景である。小早川家では、まずは筆頭家老の正成が秀秋に何らかのことを言う。そして、それに秀秋が答えるのが、小早川家での重要事案の時の決まり事であった。部屋に緊張感が漂う。

「殿、軍議はどうでしたか。」

「全く、ここにいる奴は暇人ばかりか。・・・まあいいか。今回の軍議では色々なことがあってな。この私でも驚愕した程だ。・・・それよりも。お前達は夕飯を食したな。」

秀秋は悪態を言いながらではあったが、真面目な顔で正成の質問に答えていた。だが、突如憮然とした顔で秀秋が話を逸らした。部屋の緊張してた涼しい空気が、夕暮れの涼しさと秀秋の不機嫌な雰囲気と合体してより涼しくなった。これに秀秋に対面してる三人は顔が引きつった。

 無論、四人共に夕飯を終えている。最近は全く出陣はなかったが、万が一の状態に備えてのことだ。秀秋は夕飯を食してないから、憮然とした顔をしたのだ。ただでさえ、昼飯を食していない。腹は減るに減っていた。腹からの苦情がないだけ奇跡だった程である。

 因みに宗章も、控えの間でかなり早い夕飯を食している。元々、剣客である宗章は体の動きを重要視しているので、あまり食す量も少ない。なので宗章の食の関心は薄い。だが、秀秋を警護するには万全にしておく必要があったので夕飯を食した。無論、秀秋はそのことを知らない。

 

 だが、何故秀秋はこの部屋に待機してた四人が、夕飯を食したのが分かったのか。それには証拠があった。秀秋は憮然としながらその証拠を提示している男に声をかけた。

「重元よ・・・。飯粒が右頬に付いてるぞ。」

そう、重元の顔に飯粒が付いていたのだ。秀秋の指摘に、サッと赤めた顔をして飯粒を取る重元だったが、その姿は滑稽である。

 だが何故、重元の右頬についた米粒を誰も指摘しなかったのか。宗章は無論だが論外である。他の三人は指摘してもいい筈である。実際、指摘する時間もあった。

「へっ・・あっ・・どうもすいませぬ。」

「殿、駄目ですよ。折角見て楽しんでたのに・・・・・。」

秀秋の憮然な態度に、重元は大きな体を縮ませて謝罪した。だが、これに吉正は、嫌なニヤニヤ笑いを口に浮かばせながら残念そうに言った。これに秀秋もフッと感じたものがあったようで、不機嫌ではなくなった。重元以外の二人の表情も、漸く余裕が戻った。

 どうやら少々暗い性格の吉正が、家老の二人を口止めさせたようである。始めは、家老の二人も注意しようとはした。だが、外交術は吉正の十八番である。忽ち二人は吉正の悪巧みに賛同してしまった。こういう少々間抜けで、嫌なことを思考するのは吉正の好きな行動である。吉正の生贄になった重元は哀れとしかいえない。

 これには重元が噛み付いた。どおっと身を乗り出して吉正を強面で睨みつける。

「おいっ。村上。それはどういう意味だ。」

「そのままですが、何か問題でも・・・。」

「大いにあるわ。」

重元は羞恥で赤くなった顔は、今では怒りで真っ赤に染まる。怒りで部屋が涼しくなったのが、丁度いい気温になった。罵声が煩いのが嫌なのだろう、重元の隣にいる正成は顔を歪めている。

 荒れた声で罵倒する重元に対して、吉正は平然と開き直る。顔もしれっとしているし、何が変なのかと逆に問いかけている。重元の口調も、吉正の発言に更に語気を強める。

「恥ずかしいだろうが。何故お前は・・・。」

「大体、松野殿が飯を早くかきこむのが宜しくないです。戦ではなく、今は一応は平常です。戦がいつ始まるか分からないからと言う理由は、通りません。もう夜中で敵の地である以上は、こちらに地の利はありません。それに、今の所は明日もない危機になっている将は、今はいませんので援軍派遣は皆無です。そしてここに夜襲があるかは今まででありましたか、いや、ありません。ここは最終防衛の城であり、もしとってもあまり意味はありません。敵もそれぐらいの智謀はありますから。それにしても、何故飯粒に気付かないのですか。かきこむのも健康に悪いのが、皮膚に伝染して感覚が鈍ってしまったのですか・・・。」

重元の語気は一瞬にして弱まり、逆に吉正の語気が強まった。

 大体、口喧嘩にはならない。今では吉正が圧倒している。もし、第三者が見たら子供を叱る母親に見える。外交官としても動いている根っからの智謀者な吉正にとって、重元程度の男を手のひらで踊らせるのは容易のことだ。こういう展開を吉正は待っていた。最近、どうも暇だったからいい暇つぶしになったようで現に、吉正は嫌な笑いをしながら生き生きした陰気を出していた。それに、これはもっと重要な役割もある。


「それぐらいにしとけ吉正。そろそろ私から報告をしたいことがあるしな。その前に頼勝、襖の前に人がいないのを確認してくれ。」

今まで傍観してた秀秋が制止させた。吉正の茶番劇には心中で少し苦笑したが、これは秀秋や他の者達の過度な緊張感を解す役割があったのは、直ぐに察知した。遊びもあるが、私用だけでこんな無駄なことはしない吉正の心遣いに秀秋は心中で感嘆した。だが、やり過ぎは禁物であることは重々承知であった秀秋は、いい頃合で制止させた。無論、これに吉正も黙って従う。

 秀秋の一言で、緩んだ緊張感が一気に高まった。部屋の空気もピーンっと張り詰めた。頼勝が少し体を立たせて襖を開けて外を確認した。確かに横を通る者はいるが、誰も止まる者はいない。確認した頼勝は襖を閉めて、改めて座すと首を縦に振った。秀秋もそれに対して頷き返した。

「皆の者、私に顔を近づけよ・・・。」

秀秋は、手で振りながら顔を近づけさすように誘う。五人が秀秋の発言後、一斉に体を近づけさせる。怪しく行灯が明かりを灯す中、五人の顔はニョキっと亀のように首を長くした。五人の沈黙が、行灯のチリチリ燃える火の音を目立たせる。

(まるで鯉の餌やりだな・・・。)

「よいか、これの発言は他言無用だ。話せば斬るのでそのつもりで聞け。」

緊張感を壊したくなかった秀秋は、家臣達の今の様子を言わなかった。言いたかったが、これからの発言が大変重いことを考えると場違いである。だからグッと我慢した。

 

 部屋の緊張感が最高潮に高まったっと悟った秀秋は、五人の顔に対して顔を近づけて円になった。そして、腹の底から低く、小さい声だが、五人には必ず耳に入るように呟いた。

「秀吉が死んだ。」

「・・・っっっっっ。」

五人は息を呑んだ。当然である。それ程重要なことだ。顔を一斉に上げた五人の顔は、どれも驚愕してきっていて、ただただ絶句した。

「くっくっくくく・・・。」

秀秋は呟いた後、まだ顔を下げて体を震えさせていた。秀秋から震えた声が出ている。第三者から見れば泣いているのではないかと思うに違いない。だが、この五人は誰もそうは思わなかった。秀吉を毛嫌いし、憎悪している秀秋が泣くわけがない。

「ぎゃっはははははははっ。ひーひーひーひゃはははは。」

案の定、秀秋は笑っていた。いや狂笑している。それこそ目から水を出す程である。それ程に秀吉の死去が嬉しくて仕方ないのだ。歓喜の感情が、秀秋の狂笑に駆り立てたのであった。

 秀秋が先程からの耐えてた感情とはこの歓喜であった。流石に、大っぴらに秀吉の死去を喜ぶのは不味い。大広間から退出してかた必死に歓喜に耐えてたのを、ここで遂に爆発させた。顔は大変笑顔であり、体を起こして太ももを両手でバシバシっと強く叩く。だが、その目は濁っていているし、雰囲気からは闇が歓迎している体制であって何処かドス黒い。現に、部屋には行灯で光の灯を発していたが、秀秋には今は躊躇しているようで、あまり灯は当たっていない。微かに灯に照らされる秀秋の姿は闇に酔っている魔物。正に秀秋からは、只ならぬ黒に染まった妖艶さが出ている。


(やはり、殿はこうではないと・・・。)

五人の内、四人は秀秋の狂笑にただ唖然としてたが、一人だけニヤリと口を歪める男がいた。吉正その人である。この秀秋の狂笑に対して、吉正も同じく小さくだが笑っている。

 秀秋は確かに明るいし温厚だ。だが、それは光であり、表の顔の話である。吉正はこの光ではなく、闇、つまり裏の顔に囚われて小早川家に仕えたのだ。光が強い秀秋は反動で闇も深い。そのどす暗さの底なしの闇に酔ってしまったのだ。

 吉正は秀秋が性格の核が、恐ろしく純粋であることと結論として出している。純粋は綺麗で清らかだが、時に汚く残酷である。その二面相の秀秋の心が、性格となっているのだと・・・。

 ただ、この闇に囚われた吉正自身も少々変わっている。だが、吉正が闇に囚われた理由なぞは言葉に出来ない。ただただそれに惚れ込んだ。この闇に対応出来ずに右筆は勤まらないし、また資格がない。どれも一応は秀秋に違いはないのだ。

 この闇に小早川家で二番目に対応出来る吉正は、笑いながらさっと口にした。

「これで、重き荷がなくなりましたな。いやいや、祝着存じ上げます。」

得たりと秀秋は、別に吉正に顔を向けるもなくニヤリと口を歪めた。その笑みに残りの四人はゾクリっと肝が冷えた。

 この四人は吉正よりも仕えた年数は長いが、今だ闇秀秋には対応が遅い。つまり慣れていないのだ。かの者達は光に囚われているからである。だが、四人とも結局は両方の二面相的な顔は認めてはいる。これは吉正も同じである。だからこそ、それを知ってても忠義を第一に奉公してるのだ。

 その後は秀秋が李氏朝鮮撤退を口にすると早々に退出した。そう、宴があるからである。その退出する姿は、まるで闇に身を捧げるようにも見えた。

 

 一方、その頃の日ノ本の大阪城、小早川家屋敷の秀秋の寝室。秀秋の光と闇を最も理解し、惚れている者は冷笑していた。闇に染まるその姿は、平服が黒色と共に妖艶さを惹き立たせる。

「そうですか。やっと、亡くなりましたか。」

そう秀秋の正室、古満である。

 十月にもなると、もう秀吉の死は隠せない状態であった。まだ噂の域ではあったが、既に確実視されている秀吉の死去の噂に、やっと古満は確信を持てた。始めはこの噂を全く信じなかった古満は、各屋敷の者達を使って、真相を入念に調べさせた。そして今夜、やっと確信したのだ。愛しい夫の秀秋を仇名す者は、誰であろうとも古満は冷酷になれる。それが古満のである。その秀吉に対して、最後に古満がくれてやるのは、今の冷笑である。

「全く、あの猿公が早く死ねば、戦があんなに惨くなかったのに。今頃は地獄に行ってるでしょう。」

古満の他に、寝室には正成の正室である福もいた。憤怒の顔をした福は、真っ赤な派手な平服と同化していて真っ赤な顔をしている。相変わらずその毒舌は絶好調だ。 

 福は一に古満、二に子供。三が夫と秀秋が同じという思想なのだ。現に子を最近産んだが、さっさと侍女に任せて、秀秋がいない間は小早川家を指示している古満を助ける為に働いている。

 因みに福は、秀秋のことを少々変わった弟感覚で認識している。現に、その毒舌を秀秋に遠慮なき吐いて、夫の正成を青ざめさせている。最も秀秋は、一切その態度を気にしないで対応しているが。

 正に福は、肝が据わってるのか変人なのかわからない女である。だからこそ、大事な古満や秀秋や小早川家を苦しめた、憎い憎い秀吉が死んで清々しているのだ。

「あれが死んだら今後は、李氏朝鮮から日ノ本軍は撤退になるでしょう。」

悪態を吐く福だったが、ちゃんと先を見据えている。それに怜悧な頭脳である古満も、福の見方に同意のようで頻りに首を頷く。

「秀秋様が帰国しても困らぬよう手を打ちましょう。・・・私達は時勢の情報を可能な限り収集し、名島城にいる杉原殿にはここ最近、秀秋様がいなかった間の政策などの報告書を書かせる。これが今の所の最優先事項で進めます。それにしても・・・。」

早く猿が逝くように祈って良かったっと呟いた古満は冷笑を深めた。

 名島城は秀秋の本拠地である。そこには居残りでいる杉原重治が主に領地をまとめていた。これは秀秋が思考した人事で、創造性と大将の器に欠けるが、実行性や周囲の調整に長ける重治を小早川家を表向きに城代にしてまとめる。しかし裏では一番信用し、器量もある古満に城代の重治に指示を出させる。これが現在の、小早川家居残り組の組織のカラクリである。

 古満の冷笑に福はハァーっとため息を吐く。そして思った。秀秋がもし、逆の立場でも同じ行動をしてただろうっと。福はこの夫婦の性格はかなり似ていると認知している。

(まあ、二人とも変わった弟と妹だけど、これが可愛いくて仕方がない。)

福はそんなことを思って、古満の顔を優しく見直した。

 この福だが、小早川家の存在価値は実は大きい。当主の秀秋は福の言い分を素直に聞くし、正室の古満は福を頼りにしていし、信頼している。そして、福の夫である正成は筆頭家老であり、恐妻家である。つまり、いいなりなのだ。

 ・・・福が小早川家の一番の権力者なのかもしれない。

無論、この次は本編です。

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