(8月22日追記有り)『〇〇話までは面白かったけど、そこからが面白くなかったです。これ以上読まないと思います』という感想は有りなのか
なろうに小説を投稿し始めて半年に満たない新参者です。
アカウント登録して以降しばらく書くだけに専念しておりましたが。
最近は他の作者さんの作品も見たいなぁ、感想の交換をしてお互いに刺激し合いたいなぁと思い始め、新着だったりお気にユーザ様のマイリスから飛んだりして作品を読み漁っております。
その際、『これは!!』と思った作品にしばしば出会います。
フックの利いた出だし、読みやすい文体、存在感のあるキャラクター……うん、面白い! これはブックマークだ! 連載中だから区切りのいいところか最新話まで読み進めたら感想を書こう!
そう思える作品に出会うことが、しばしばあります。
しかし、残念ながら最新話まで読み切れない作品がたまにあります。その理由は色々あるのですが、多くは『水戸黄門現象※1』か『だらだら連載※2』のどちらかです。
※1:話の展開がテンプレになってしまう。主人公が絡まれる→解決する→次の地方へ行く→絡まれる→(以降無限ループ)
1つの話題を完結させたところで『で、物語的に何が進んだの?』という状態が複数回続く作品。
※2:物語的にここで終わっとけばいいのに! というところで完結を逃し、だらだらと連載を続けてしまう作品。
両方ともある程度評価されている作品に多く、作者様的に終わらせるのが惜しくて、本筋を遠くへやって無理に連載を続けてしまうのかなぁと脳裏にチラつきます。贅沢な悩みですね。
(もちろん、上記のような作品形態でも面白いものはあります! 私が言いたいのは、上記が続き過ぎて『あれ、これってこの先読まなくてもよくね?』と冷めてしまう状態になってしまうことです)
さて、そんなこんなで―――これ以上読まないにしても何十話、あるいは何百話と楽しく読ませて頂いたのだ。感想も評価もつけずに去るのは失礼かと思い、感想を書き始めた次第でございます。
要約すると次の通りです。
『〇〇話まではとても楽しめました。
ただ、それ以降の展開は蛇足に感じました。
△△話まで読みましたがこれ以上読まないと思います』
―――投稿する前に消しました。
もちろん、上記では割愛していますが私がどこを蛇足と感じたか、どうして私が〇〇話までは面白いと感じ、△△話までの展開が面白くないと思ったかの詳細を何十行にわたって書き連ね、単なる否定意見ではなく、参考になる意見となるように私なりに注意しました。
それでも消しました。
理由は、どれだけ私が言い繕おうが受け取る人によっては単なる否定意見にしか映らないと思ったからです。
私自身は、否定的な意見でも受け止められますと思っています。
たとえ、同じように『お前の作品の△△話以降はつまらん、切るわ』という感想を貰ったとしても、一時は心が抉られてしまうかもしれませんが、真摯に受け止め、それをバネにして頑張ろうと思えると思っています。
だから私が読者の立場として感想を書く時、褒めれるところは褒めちぎり、気になるところがあればきちんと指摘するというスタイルを取ってきました。
同じように、自分の言葉が作者様の励みとなり、原動力となり、導き(上から目線的な言葉で誤解覚悟のうえで使いますが)となればと思って、丁寧に感想を書こうとしてきました。
しかし、私は良くてもこの作者様はどうなのかと。
感想欄を見れば、そんな声はありません。見えてくるのは『面白いです!』という賛美の声、あるいは『ここが気になる』という最新話まで読んでの批評のみ。
私が書こうとしたような『ここの話で挫けてしまいました! ごめんなさい!』という感想は1つもなかったのです。
というか今まで見たことがなかったのです。(たまたま私が見た作品になかっただけかもしれませんが)
今この感想を送ろうとしている作者様はそのような感想を求めているのか?
否定の言葉を突きつけて、一人の作者様の精神を脅かす権利が私にはあるのか?
……悩みに悩んだ末、感想は投稿する前に消し、ブックマークを解除しました。
同じ作者として、ブックマークを解除されることは心を抉られることだとは知っていましたが、モヤモヤした気持ちのまま残せなかったのです。
―――こんなことがあったので、皆さまのお考えをお聞かせ願いたいのです。
『〇〇話までは面白かったけど、そこからが面白くなかったです。これ以上読まないと思います』という感想は有りなのでしょうか?
というか、皆さまはこんな感想を貰ったらどう思いますか?
挫けますか?
なにくそ!と跳ね返りますか?
是非、皆さまのお考えを教えて頂きたく、宜しくお願い致します。
(8月22日追記)
予想外に多くのご感想、ご意見を頂き、驚いております。
まずはお読み頂けたこと、ご意見頂けたこと、深く感謝しております。有難うございます。
そして、上記の本文を書いてより一夜明け、色々な方のご意見を聞いていくうちに、自分の胸にある1つの感情に気づくことが出来ました。
それは、私はどうやらその作者様に対して、未だ応援の気持ちを抱いていたというものです。
上記の感想も、『つまんないからもうこれ以上読みません!』という最後通告が主な意図ではなく、『〇〇話までは本当に面白かった! だから、今後の作品に期待してるね! もしくはこの後の展開で面白くなるんだったら言って欲しい! もしくは書き直すつもりがあるなら応援するから!』という非常に未練がましい感情が隠れていることに気づきました。
ですから、こんなタイトルのエッセイを上げておいて何なのですが、今後の感想は『〇〇話までは面白かった! でもそれ以降躓いております。今△△話まで読みましたけどまだ躓き続けております』的な感想にしようかなと思っております。
それでも、作者様によっては単なる悪口として受け止められるかもしれませんが―――そこは、作者様のスタンスを量りつつ、感想を送るべきかどうか悩もうと思っています。
―――と、皆様から感想を頂けて、頭の悪い私でもこんな感じの気づきを得ることが出来ました。
これが正解かどうかは分かりませんが、私なりに納得できる答えが見つけられたと思っております。
それというのも、感想を頂けた皆様のおかげでございます。
本当に、頂いた感想は全て参考になるものでした。感想を書いた方がいい、書かない方がいい、どちらが正解とは言えない。読者視点、作者視点。様々なスタンスの意見を聞くことが出来ました。
それがあったからこそ私は悩むことができ、最終的に上記のスタンスという答えを見つけることが出来たと思っております。
深く感謝しております。誠にありがとうございました!
(追記ここまででございます。もし『いやいや、その答えじゃダメだろ!』という意見がございましたら教えてください。もう一回、悩みます)
ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
感想お待ちしております。
※8月26日にこっそり追記。
多くの感想を頂き、無事に自分なりの答えを見つけることが出来ました。ありがとうございます。
そういうわけで、本件に関してのアドバイスや感想について、ひとまず受付を終了させたいと思います。
一応、システム的に『感想を受け付けない』というのもあるようですが、完全に耳を塞いでしまうみたいで嫌だったのでそれは使わないことにします。
ただ、もし万が一感想を頂けても返信しない可能性があることを、予めご容赦下さい。宜しくお願いします!