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一話:始動

故郷を出、秘境探しの旅に出たボッサだったが、行き先のドル砂漠にて、流砂に飲み込まれてしまう。


はたして、ボッサの運命はいかに


ボッサは目覚めた。

何故だ...何故生きている?

流砂に飲み込まれ.....!!

何も...思い出せん.....


彼の意識は朦朧(もうろう)としていた。


先の尖った石が天井からぶら下がっている。


ポタ...ポタ...と鳴り響く音。


そして、何より、奥には『何か』が怪しげな赤い光を発している


____間違いない。


そう、まさしくここは青年の頃に夢見た、秘境(ひきょう)だった。


そう感じた、ボッサは辛うじて使える目で、その光の先を追った。

間違いない、本で見たことがある...あれは

「レーヴァテイン...」

ボッサは絞り出すかのように、嗄声(させい)を漏らした。



___レーヴァテイン。

それは北欧神話に登場する、幻の神具の一つで、炎の力を宿すと言われる。___



ボッサは枯れた体を起こし、ゆっくりと炎の剣に這い寄り、柄を握った。

刃渡り50cmの剣は、しっくりと馴染(なじ)むように、彼の手中に収まった。

驚くことに、老いた体に活力が(みなぎ)り、視覚が冴えた。同時に、目は燃えるように紅くなった。


「主よ...覚悟はできているな...?」


どこからともなく聞こえてくる、その幻想的な声にボッサは魅了(みりょう)された。

勿論だ。その為に旅をしていたのだから...。

彼は自答し、ゆっくりと剣を引き抜いた。



そに瞬間、先ほどボッサが流砂に飲み込まれたであろう場所に、炎の柱がたった。

その光景は、故郷、オーウェンの町を越え、遥か遠いゲベールの城の使用人の目にも(うつ)った。

周囲の大地は(とどろ)き、空は震えた。



ふいに、ボッサはかすかな炎を(くゆ)らせるレーヴァテインから手を離し、投げ捨てた。

持つ手がむず痒くなったのだ。彼自身、困惑していた。

ドル砂漠を歩いていると、ふいに流砂に飲み込まれ、偶然にも落ちた先が鍾乳洞(しょうにゅうどう)だったのだ。その上、成り行きで神具と謳われる、魔剣(まけん)レーヴァテインを手に入れるとは...

偶然が重なりすぎていると感じた。



ボッサの師匠、カミイズミは剣聖と呼ばれる称号を持つ剣豪であったのだ。カミイズミの夢は、幻の地と言われる秘境を旅することだった。彼は帰らぬ人となったが、ボッサは彼の夢を引き継ぎ、秘境を求め旅に出ようと決心したのであった。


ボッサは自信家で、オーウェンの酒場ではよく飲み仲間に聞かせたものだった。

自分は世界一のトレジャーハンターとして名を馳せ、様々な秘境を(めぐ)る旅にでるのだ、と。



それもあってか、不思議と今にボッサには、この一連の出来事が現実で起こっている出来事なのだと確信した。確証はないが。

彼は剣を拾い、布にくるめ、筒に入れた。

手にはしっくりと馴染んだ。



ただ、今のボッサには知る(よし)も無いだろう。

『カウントダウン』が始まっていることを..



___ここは、人間の住む世界と対をなす異世界___


「クックックッ...()の宿敵レーヴァテインを手に入れたものがおるとは...。

 ついに『現実世界』と、『無の空間』を行き来出来る輩が現れたということ か。」

 

みすぼらしい男の声だ。

男は鳥のような容姿をしていながらも、話すことができた。男は光を照らし、生い茂る枝々がそれを反射して幻想的な光景を映し出している。だが、その光は聖を宿すものとは言い難かった。


男はその枝の頂点に居座る監視者となり、『異世界』全体を見下ろしているのだ。


「創造主ロキよ、()の魔剣の在り処は?」


と、男が続ける。

数秒後、ロキと呼ばれた男が現れた。


「数時間前だな、みすぼらしいヒトが持って行った、勝手に!

 許さないぞ、よくも俺の剣を..!あのヒトを始末してやる...」


ロキは憤慨していた。



___この、ロキという男こそレーヴァテインを精製した本人だと言われる。___



男は言った。

「となるとシンモラとかいう、あの女はどこだ?

 レーヴァテインを守るべく、無の空間に留まったはずだ。

 これはレーヴァテインの封印が説かれたと考えるべきなのか?

 分からぬ...。あのレーヴァテインには幾つもの封印が備わっておったはず...」


それを聞き、ロキは1つの仮説を立てた。

「シンモラは裏切ったのでは?

 そなたに何らかの恨みがあって、復讐のつもりでヒトがあの剣を持つことを許したのさ。」


男は戸惑っていた。

シンモラは来たるべきラグナロクに備え、オーディンの誓いを共に受けた同志のはずだ。この(ちぎ)りはそう容易く引き裂かれるものではないと思うが...。

ひょっとすると、あの女はハナからその気ではなかったのだろうか?


男は重たい嘴を開いた。

「知るものか。だが、シンモラの謀反の有無に関わらず、あの剣は余にとって脅威となる。

 所持者を見つけ出し、早急に始末せい。」




※挨拶は省略させて頂きます。


めっちゃ勢いだけで書いてしまったので、文章、内容がぐっちゃぐちゃです笑

なにやら思わしげにカウントダウンという言葉を使ってみましたが、魔剣レーヴァテインを手にした後の話は、全く考えておらず。と言った状況です。

小説って難しいんやなぁ...という思いに浸りつつも、じわじわと次話(じわ)の構成を練っております...ってやかましいわ!


読み返してみると、展開が早すぎますね。

もっと、これがこうなってるからそれはああなる、という風にしたいのですが、思い通りにいきません。

レーヴァテインを登場さしたので、北欧神話に登場する、宇宙樹ユグドラシルに纏わる話にしよーかなとは考えていますが、神話にも諸説あるようですしどれを基準にして改変を加えればいいのか。。。


今のところファンタジー要素はほぼ無い、テンプレ展開にもたどり着いていないと思いますので、なんとかしたいですね。

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